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児童文学


きみを守るためにぼくは夢をみる

[ 単行本 ]
きみを守るためにぼくは夢をみる

・白倉 由美
【講談社】
発売日: 2003-05-28
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
中古価格: 33円〜
きみを守るためにぼくは夢をみる
白倉 由美
新海 誠
カスタマー平均評価:  4
高評価があるのが謎
読み始めて5分で、買ったことを後悔した。 中学生が英文を和訳したようなセリフの数々・・・ 「いや、まだわからない。諦めちゃダメだ!」 自分に言い聞かせながら読み終わった。 全く「生きて」いない登場人物たち。 読者に文字でみせる(みてもらう)という意思が感じられない文章。 表面をなでていくだけのストーリー展開。 児童文学というジャンルは、奥が深すぎて自分に理解できないだけなのかも・・・ 1300円募金すれば、何人の飢えてる子供が助かるんだろうか・・・ と、ある意味考えさせられる作品でした。
映像化希望
児童書とは思えない内容に驚きましたがじっくりと読めました、つらく切ないのですがラストで主人公朔が「大人」になる約束で救われました。近いうち映像化するんでしょうかねー?
精神年齢の高いこども
全体的に好きな作品です。 作品の中に瑞々しさ、初々しさが感じられます。 読まないとわかりにくいかも知れませんが、 7年間の時をタイムスリップによって超えた事にから起こる、 家族との存在しながらにして感じる隔絶や孤独の描写は良い仕上がりだと思います。 初恋の人との再会、再びはじまる初恋、 その初恋の人を巡って、今では自分の年上となった弟との、 サッカーのPK戦を通じての決闘は、心の琴線に触れてよかったです。 気になったのは、語り手でもある、幼いままでいる主人公の心理描写。 疑問符を付けずにはいられないほど、精神年齢の高さを感じてしまいます。 総じて子供じみたところが薄い、達観した語り口がそうですし、 特に初恋の人に関する描写はハッキリ言って“オヤジくさい“感じがしました。 児童文学と言うけど、この辺何とかなればな、と思いました。 それでも、細やかに切なさと希望があふれてくる作品ではあると思いました。
小学生が・・・
「小学四年生がこんな精神分析するのか!?」と・・・。 少女マンガチックなところが多かったかな・・・。 あくまで私の意見ですが・・・。
優しいラブストーリー
十歳の朔と砂緒(スナオ)の会話が、どう考えても十歳の会話じゃないし、カフカの『変身』のように理不尽で不条理だし、謎は謎のままなんですが、読後感は悪くない。 ごまかし方がうまいのかしら(笑)? 後書を読むまで児童文学だという事に全く気付きませんでした。 やけに平仮名が多いなぁとは思いましたけど、『守り人シリーズ』といい、児童文学って案外難しい題材を扱うのね。 対象年齢高学年以上かな。 大人が読んでも楽しめる、素敵な本です。

ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの

[ 単行本 ]
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの

・ロバート・アトキンソン ウェストール
【岩波書店】
発売日: 2006-10
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 870円〜
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの
ロバート・アトキンソン ウェストール
カスタマー平均評価:  4.5
英国の児童文学
何年も前に初めて「ブラッカムの爆撃機」を図書館の児童文学のコーナーで見つけたときはてっきり職員がおき間違えたのではと思ったほどその完成度の高さに驚愕した。どこかのパブでの問わず語りではじまる冒頭からぐいぐい物語りに引き込まれてしまう。本当はエンジン音で声さえ聞き取れないほどであろうに静寂感さえただよう機内、夜間戦闘機と死闘、夜間爆撃の濃密な描写などを通じて読者はいつしか物語の世界へ導かれ主人公と同化していく。これはもう上質な大人のミステリーである。 本書は宮崎駿氏の尽力による単なる復刻にとどまらず氏の書き下ろしや作画、ウエストールの生涯の解説などを加えたスペシャル版となっている(中でも氏の作画によるC号機の図解は必見)。私はつくづくこのようなすばらしい作品を読める英国の子供たちがうらやましいと思う。
戦争のリアルな空気感を伝える、異色の児童文学。
 『ブラッカムの爆撃機』は、驚いたことに児童文学である。ドイツ本土を空爆する任務を帯びた、主人公(航空無線士のゲアリー)たち英国空軍の爆撃機の機長と搭乗員が遭遇する不思議な事件を中心に、彼ら若き兵士達の日常を生々しく描いている。従軍経験を元にした戦記や小説はたくさんあるが、「兵士達の戦場体験」というテーマを青少年を対象として書かれた作品が存在したとは夢にも思わなかった。しかも、爆撃機内の描写はさりげないが、非常に精密である。作者が自らの体験を書いているのかと思えるくらい、リアルである。児童文学ながら、戦争の悲惨さをことさら声高に訴えないところも良い。過酷な爆撃任務の中でもジョークを忘れない兵士達の、精神の微妙な起伏を描き切ることで、彼らが直面し、避けることのできない「死が日常的な存在である」戦争の空気を見事に伝えている。  緊張感あふれる文体、青少年対象としながら(実際、文章は平易である!)、現実から目をそむけないウェストール氏の姿勢には心底、感嘆させられた。こんな児童文学が誕生する英国が相手では、ドイツが戦争に勝てなかったのも当然だと思う。  意外な展開と感動的なクライマックスに、不覚にも落涙してしまった。文句なしに、傑作である。
最初と最後の宮崎駿マンガの危うさ。
宮崎駿がウェストールに傾倒しているのはよく分かる。 しかし、マンガの中でウェストールに言わせている 「少年の忠誠心を否定してはいけません」 という台詞は、どこから持ってきたものなのだろうか。 小説を読めば分かるように、ウェストールは、 あくまで複眼的な視点を常に保っているはずである。 彼の小説を、単なる戦争オタク的なものに摩り替えてはいけない。 宮崎駿のマンガを読むことで、一種のフィルターを通した 「ブラッカム・・・」を読むことになるのだとしたら、 これは大変不幸なことである。 ちなみに、ウェストールのこの作品自体は 大変印象深い、よく出来たものであることを、付け加えておきたい。
ぐんぐん高まっていくスリリングな恐さ。大当たり!の表題作でした
 第二次世界大戦を舞台にした短篇が二本と、自伝エッセイ風の掌篇が一本、その前後に宮崎駿の漫画「ウェストール幻想 タインマスへの旅」を収めた一冊。  表題作「ブラッカムの爆撃機」が、とびっきり面白い作品でしたね。1943年のイギリス対ドイツの空中戦。イギリスのウェリントン爆撃機、通称ウィンピーをめぐる怪談話。まず、見開き二頁にわたって描かれた宮崎駿さんの「主人公ゲアリーの乗る(ウィンピー)C号機」の構造図が有難く、話を読んでいく時にとても参考になりました。そして、ウェストールの小説の何て面白かったこと! C号機クルーたちの連帯感が生き生きと描かれていたところ、よかったなあ。話の途中から、大空の恐怖みたいな話が展開していって、そのテンションがちっとも落ちないどころか、終盤に向けてぐんぐん上昇していくスリリングな感じ。これ、すっげえ面白ぇえええ!と、ゼッキョーしながら(心の中でね、もちろん)読んでいきましたよ。爆撃機ものの中・短篇では、フォーサイスの「シェパード」、稲見一良の「麦畑のミッション」とともに、大好きな作品になりました。  次の「チャス・マッギルの幽霊」は、戦争がはじまった1939年にエルムズ屋敷に移り住んだ少年チャスが、その大きな家で幽霊と出くわす話です。ピアスの『トムは真夜中の庭で』とか、アトリーの『時の旅人』みたいな雰囲気が好ましいファンタジーでしたね。物語がくるりと回転してフェイド・アウトしていくラストに、格別、妙味を感じました。
この世界の原点
「敵」という言葉があります。 本書を読んで、果たして本当に「敵」が存在するのか、と考えてしまいました。 「敵」にも両親、兄弟姉妹、思いを寄せる人などがおり、人間的営みをしております。 実際のところ、「敵」とは権力者側が作り出したイメージ・幻想に過ぎない、と思いました。 この権力者は実体のないに「敵」に向かって、「我々=味方」の若人たちを投入します。 そして「味方」と「敵」の若人たちはただ純粋に名誉ある行動をしていると信じ、 戦場で散っていきます。 「味方」も「敵」も同じ人間である、 というこの世界の原点にやっと到達できた感じがしました。

ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)

・アーシュラ・K. ル・グウィン ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2006-04-07
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 500円〜
ゲド戦記 3 さいはての島へ (ソフトカバー版)
アーシュラ・K. ル・グウィン
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  4.5
最高傑作
ゲド戦記五作の中で最高の出来です グインは感情を抑えて淡淡と話を展開します 最後にクモと戦って魔力を失います ラストがすばらしい 余韻に満ちています 書きすぎず  それでいて書き足らないことも無い グインの最高傑作と思います
力の使い方
力を使い果たしたハイタカの姿が描かれる、一応の完結本。作者の中では、ここまでで力の使い方については完結していたのだ。次の構想までに長い期間を要したのは、作者の考えを変えるべきモノが見つからなかったからだと思う。 超えてはならない壁を越え、再び此岸に戻ってきたのだ。そういう意味からすると、「王の帰還」という題名が似合う気もするけれども、トルーキンが既に用いていた。 力を捨てる勇気は、本当に強い決断を求められるのだと思う。
成長物語
これは一人の王子の成長物語である。そして、自分自身であること、光と闇の相克、生と死、永遠の命とは何かを描写した物語である。人生における示唆に富んだことが書かれている。
ゲド戦記の中でも物語性に特に富む巻。
 第1巻の「影との戦い」では若者だった主人公・ゲドも本書では大賢人となって壮年を迎えています。そのゲドが魔法の力が弱まってきていることを知らせに来た王子アレン(本名はレバンネン)と共に原因を探る旅に出るというのが本書のあらすじです。レバンネンはアースシーを統べる未来の王であり、第3巻では主人公はレバンネンではないかと思いたくなるほどです。この第3巻は、ファンタジーとしての物語性や醍醐味に特に富んでいて、大いに楽しめます。  本書ではゲドとレバンネンは非常に大きな問題に立ち向かうために旅に出るですが、旅に出ることを決意する際の言葉が心に残りました。少々、長いですが、全文を引用します。  「自分の血筋になんの誇りも感じないというのかな?」  「いえ、それは感じています。血筋のゆえに、今、王子としてあるのですから。わたくしには血筋に恥じない行動をとる責任があります。」  大賢人は大きくうなずいた。  「それだよ、わしの言いたかったことは。過去を否定することは、未来も否定することだ。人は自分で自分の運命を決める訳にはいかない。受け入れるか、拒否するかのどちらかだ。ナナカマドは根のはり方が浅いと、実を結ばないものさ。」(P.52-53)  身分の高い人がその身分に応じて大きな責任を果たす精神はノーブレス・オブリージュと呼ばれますが、上記のやり取りを通じて、その美しさ・気高さを垣間見た思いがします。『ナルニア国物語』で描かれる創造主による救いとも、『指輪物語』のフロドが見せた実直さと強い意志とも違う、人間の美しさを描いたファンタジーが『ゲド戦記』ではないでしょうか。
アレンの成長物語
 1巻、2巻にも言えることですが、「戦記」といっても戦争ものではありません。また、RPGのような内容でもありません。  大賢人ゲドと若き王子アレンが世界の均衡を崩す原因を探す旅に出る、その旅を通じてのアレンの成長物語だと思っています。悟りを開いたかのようなゲドに対し、アレンは未熟で何も分からない若者です。ゲドの深みある言葉を最初は理解できません。そのアレンの人間的に成長していく姿がとても印象的です。ゲドの言葉も深く考えさせられるものがありますね。  スタジオジブリのアニメ化も楽しみです。

マジック・ツリーハウス〈9〉タイタニック号の悲劇 (マジック・ツリーハウス (9))

[ 単行本 ]
マジック・ツリーハウス〈9〉タイタニック号の悲劇 (マジック・ツリーハウス (9))

・メアリー・ポープ オズボーン
【メディアファクトリー】
発売日: 2003-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
中古価格: 306円〜
マジック・ツリーハウス〈9〉タイタニック号の悲劇 (マジック・ツリーハウス (9))
メアリー・ポープ オズボーン
カスタマー平均評価:  4.5
おもしろい
いろいろな過去の事実を2人の兄妹が時間移動して探検してくるという内容です。とても面白く小1の息子が楽しんでで読みました。シリーズがいろいろあるので、「他のも読みたい!」と言っています。
トリビア知識も楽しめる
こどもも、母も楽しんで読んでいます。
先日放送されたトリビアの泉に出てきた古代オリンピックの様子なども
まさに登場人物と一緒に旅してみてきたことなので
あ、これマジックツリーハウスでもう知ってるよねと
うれしそうでした。
楽しみながらいろんな時代や場所、各国の文化をしることができる
なかなか、どうしてクールな本です。
待ちに待った9巻
今度はタイタニック号の時代へスリップ!うちの子供は今までで一番面白かったと言っていました。冬休みの読書感想文候補第一位です。9巻から読んでも楽しめます。小学校2年生以上ならOKです。

ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)

・ダレン・シャン
【小学館】
発売日: 2006-07-15
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
中古価格: 1円〜
ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)
ダレン・シャン
田口 智子
カスタマー平均評価:  4
読みやすい!
ハリポタも終わる…、そんな寂しさからあたらしい物語を選んだんですが、おもしろい!です!!なんといってもタイトルのとおり読みやすい!次の章が早いので次の章まで次の章までと読み進め結果1日で読破してしまいました!おすすめです、最後に私はオタクでノーカプ好きですが、腐女子の人は萌るものがあるかも?
世界最高!
ここまで面白いシリーズは世界のどこをいつ探してもどこにもない!!!と評価してもいいと思うほどすごいファンタジー冒険シリーズ。私に進められてダレンシャンを読んだ友達(妹を含めて)みんなに好評です。星5個じゃなくて100個にしたいくらいのストーリー!ぜひ全巻&外伝読んでみてください!
児童向けだからって、侮るなかれ!
試しに1・2巻を購入。 職場で2巻を読み終え、閉店間際の紀伊国屋で3・4・5巻を購入。 容赦の無い伏線に、ドキドキ・ハラハラさせられっぱなし。 当方、32の独身♂でゴンス。
児童向けファンタジーです
ハリー・ポッターシリーズのように、大人の読書にも耐えるものかと思いきや、明確に児童向けのファンタジーでした。対象は、小学校高学年から中学生迄というところでしょう。 読者の年齢層さえ間違わなければ、面白い本だと思います。
どこの書店にも置いてある訳
前々から気になっていたので、ソフトカバー版が出たので早速購入してみました。 想像以上に物凄いです。面白い!仕事をしている時も、続きが気になって気になって・・・。登場人物も、みんな個性的で、それぞれの人物の境遇もさりげなく書かれているので、すごく感情移入してしまい、ストーリーにのめり込んでしまいます。あらゆる伏線が張り巡らされているので、なかなか複雑なのですが、物語の軸はしっかりしているので、かなりの長編でも、途中で訳が解らなくなることもありません。大人にも是非読んで欲しい作品ですね。

精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

[ 単行本 ]
精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)

・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
【偕成社】
発売日: 1996-07
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
中古価格: 580円〜
精霊の守り人 (偕成社ワンダーランド)
上橋 菜穂子
二木 真希子
カスタマー平均評価:  4.5
とても上質の物語です
面白い本であれば何でも読んでいる50男ですが、今年までこの本を知らずにいました。文庫本化されたので、たまたま読んでみたのですが、はまってしまい、シリーズで文庫本になっていないものまで図書館で探して読んでしまいました。 月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)も面白かったですが、人とのかかわり、文化がより緻密に構成されていて、より重層的に感じました。私は完全に感情移入して読むクチなので、細かな設定がより書き込んである方が、物語に没頭できるので、このシリーズの方が好きです。私の中ではゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)(アニメではない)やオオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇)シリーズのあたりの上位に位置付けられ、子供にも強く薦めたいと思うシリーズです。
お仕事や生活に疲れた時に楽しく現実逃避するのにおすすめです
大変楽しく読めました。 これはどうみても大人の女性向けの上質な娯楽小説ですね。 女用心棒で痛快なほど強くって しかも「おばさん」!(30歳でおばさんにしないでくれ) 大人の女性が自己投影して楽しむのが一番自然でしょう。
日本を題材にしたファンタジー???
ファンの方には申し訳ないですが、正直な感想を書かせていただきます。 なんというか、 日本ぽい(決して日本ではないと思うが・・)名詞・小道具を使って チャンバラアクションみたいな作品を作ってみました、みたいな作品ですね。 最近のハリウッド映画みたいというか。よくも悪くも軽い。 まあ、娯楽として楽しめばいいじゃん、というのならオーケーなんでしょうけども。 私としては、日本が題材ならもっと憂いのある、薫り高い作品を期待しちゃうので、 ちょっとがっかりなのです。こういうお話なら、日本である必要がないと思いませんか? 地名とか、名前とかを全部西洋風に変えたら、指輪物語等のコピーに見えて来そうです。 付け加えると、世界観に土着的なリアリティが足りないと思うんですよ。 私はすごい田舎に住んでいますが、そういう人間が読むと、この作品の世界は「都会の人が 想像した自然」だと感じるんです。うまく説明できないですけども。 たとえば、「蟲師」に見られるような地に足ついた自然が描かれていない気がします。 とってつけたような世界だと思うのです。 ・・と書いていて思ったのですが、 これは、「女性向けヒーローもの作品」みたいな感じですよね。活躍する女主人公に自分を 投影して楽しむという。 そういう意味では女性向けの作品なんでしょう。娯楽として楽しむにはいいのでしょう。 でも、もっと面白い作品は沢山あると思いますけども? 私は、少々過大評価されすぎだと思うのです。
日本の女流作家の本格ファンタジー!
日本人の女流作家が書いたファンタジー! 作品のファンタジーとしてのレベルの高さに、驚きました。世界観がしっかりしていて、個性あふれるキラクターたちが生き生きと動いていて、とてもよかったです。 こんな素晴らしい作品があったのに、日本のファンタジーを見て見ぬふりをしてきてしまいました。(すごくもったいないことをしていました) 女主人公バルサ(用心棒)と、命を狙われている新ヨゴ国第二皇子チャグムとの人間としての向きあい方が、面白かったです。 今後のバルサの活躍に期待したいです。
大人が読んでも楽しめます。
孤児だった女用心棒バルサは30歳の女主人公。 新ヨゴ皇国の第二王子チャグムの母親に頼まれ、チャグムと2人でと逃げることになる。 人の世界サグと精霊の世界ナユグの間を行き来するチャグムを持てあますこともある。 呪術師トロガイと幼馴染みのタンダの協力でなんとか切り抜けていく。 ps. 第二回本屋のオヤジのおせっかい、中学生はこれを読め!対象作品。 魔女の宅急便とともに、現代の日本のファンタジーの代表作。

宮沢賢治童話大全 (スーパー文庫)

[ 単行本 ]
宮沢賢治童話大全 (スーパー文庫)

・宮沢 賢治
【講談社】
発売日: 1988-09
参考価格: 2,835 円(税込)
販売価格: 2,835 円(税込)
中古価格: 1,933円〜
宮沢賢治童話大全 (スーパー文庫)
宮沢 賢治
カスタマー平均評価:  4.5
ちょっと目的とは……
内容はすごくいい。 だけど、かなりデカい。面積は教科書以上、高さはドラクエ系の攻略本ほど分厚い。425ページとあるが、実際は440ページほどあるのではないか。  学校や職場に持っていって、息抜きに、とはやりにくいもの。 もうちょっと面積を小さくして、2巻ほどに分けていたら、☆5つあげれた。  それほどショックをうけた。
宮沢賢治童話大全
宮沢賢治の世界がまとめて楽しめます。また言葉の説明もありわかりやすい本だと思います。しかし小さい子供さんでは多少飽きてしまう感じがします。賢治ワールドを満喫したい方向けかな。
宮沢賢治を読むならコレ!!お得感いっぱいな一冊です。
宮沢賢治を読むなら、私はこの本をお薦めします。子供から大人まで存分に楽しめること間違いなしです。名作からあまり知られていないような小品まで64編と内容もとても充実している上、今の時代にはあまり馴染みのない言葉や方言など、説明を要する語句や事項には解説や注記が添えられています。また物語に出てくる植物や動物、昔の道具、楽器、星座などは解説に加えイラストも描かれていて、どういうものかを具体的に知ることができるのです。これは一種の事典のような感覚でも読むことができるように思います。そのイラストやお話の内容に合わせた挿絵のイラストが、またとても雰囲気があって素敵です。まさに宮沢賢治の世界にぴったり!!なのです。小さなお子様には一話ずつ読み聞かせを、物語を自分で読むことに自信がついたお子様には是非じっくり味わって欲しいと思います。(難しい漢字にはルビがついています。)そして、大人の方も。。読むと心が洗われるような気持ちになります♪
《同シリーズの新美南吉童話大全もお薦めです。》

風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)

・P.L. トラヴァース
【岩波書店】
発売日: 2000-07
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
中古価格: 143円〜
風にのってきたメアリー・ポピンズ (岩波少年文庫)
P.L. トラヴァース
カスタマー平均評価:  5
映画を先に見ました。
映画を先に見ました。 とても素敵なお話だったので、ぜひ、本でも読みたいと思いました。 わくわく、どきどきする感じが、映像を見た後だと、本を読んでいても、思いうかぶことができます。 読むかどうか迷ったら、ぜひ一度、映画をごらんください。DVDで検索すると出てきます。
魔法ではない不思議さ
 風にのって現れたメアリー・ポピンズは魔法はいっさい使いません。ただ不思議なことをするだけです。そこにこの物語が子どもを捕らえて放さないおもしろみがあるのだと思います。物語に登場するマイケルとジェインもきつい言い方をしたり、厳しくしてもメアリー・ポピンズから離れようとはせず、むしろどんどん近づいてゆきます。  私は動物園の場面が特に好きです。動物たちが歩き回り、言葉を使い、そして檻の中に入っているのは、人間の子ども心を忘れてしまった大人でした。なんとも風刺的な場面です。  物語を通じて魔法ではない不思議さが随所に見られます。それをメアリー・ポピンズの「魔法」として片付けてしまえば、あるいはファンタジーというカテゴリーの中で一定の地位を確立できたかもしれませんが、それでは本書のおもしろみが失せてしまうのではないでしょうか。  あえて魔法とはせず、「現実の不思議さ」を描くことによってメアリー・ポピンズは本の世界の中で活き活きしてくるのではないでしょうか。  メアリー・ポピンズは風であり、時間であり、大人でも子どもでもある。彼女は作中でこう述べます。「だれだって、じぶんだけのおとぎの国がある」きっと、彼女は子どもたちがそれぞれ持っているおとぎの国の住人なのではないでしょうか。大人になると子どもの時に聞こえた木や風、動物の声は聞こえなくなる・・・なんだか宮崎駿監督の『となりのトトロ』みたいに思えました。
風にのってきたメアリー・ポピンズ
子どもの頃から何度も何度も読んだ大好きな本です。メアリーポピンズが、一番最初に子ども達にあうシーンで、鞄の中から次々といろいろなものを出すところが、大好きで何回読んでも飽きません。不思議な不思議な彼女は、いったい何者なんだろう、と未だに答えがでていません。子ども達を甘やかすわけでもないのに、どんどんすかれてく彼女は理想の先生かもしれません。
不思議なことと美味しいことが山盛り
 メアリー・ポピンズはいつでも自分の服装を気にしていて、ツンとした人です。でも、子供達は大好き。彼女の周りでは、不思議なことと美味しいことが山盛りです。自分の大好きな味がする咳止めドロップ、舗道の上に描かれた絵の中でいただく木苺ジャムのケーキ、アルバートおじさまと楽しむ空中お茶会、コリーおばさんの店で買うジンジャーパンやムギあめなどなど。  挿し絵のメアリー・シェパードさんのお父さんは「クマのプーさん」の挿し絵をかいたA・H・シェパードさんだそうです。

マジック・ツリーハウス〈5〉SOS!海底探険 (マジック・ツリーハウス (5))

[ 単行本 ]
マジック・ツリーハウス〈5〉SOS!海底探険 (マジック・ツリーハウス (5))

・メアリー・ポープ オズボーン
【メディアファクトリー】
発売日: 2002-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
中古価格: 78円〜
マジック・ツリーハウス〈5〉SOS!海底探険 (マジック・ツリーハウス (5))
メアリー・ポープ オズボーン
カスタマー平均評価:  5
海へ大冒険!
今回からはなぞなぞが登場します。なぞなぞのヒントを得る為に本の世界へ旅する二人を待ち受けるのは珊瑚礁が広がる海!そこで潜水艦を乗り回して大冒険です。どれを読んでもハラハラドキドキしますが今回は今まで以上にハラハラしました。

銀河鉄道の夜 (角川文庫)

[ 文庫 ]
銀河鉄道の夜 (角川文庫)

・宮沢 賢治
【角川書店】
発売日: 1996-05
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
中古価格: 1円〜
銀河鉄道の夜 (角川文庫)
宮沢 賢治
カスタマー平均評価:  4.5
仏教的思想
 「銀河鉄道の夜」は、短編小説を得意とする宮沢賢治による最大長編小説であるが、残念ながら未完の大作と言われており、実際に本書でも「この間原稿五枚分なし」などの記述があることからもその未完成ぶりがうかがえる。  とはいうものの、この長編には著者の思想が大いに反映されている。宮沢賢治の作品を通じて言えることだと思うが、他では聞いたことがないような「独特な比喩表現」と「生と死」を扱うテーマが印象的。さらにその作品群に込められた哲学は非常に深遠で、人間中心ではなく、世界を「相対化」して眺めようとする姿勢からは、仏教と相通ずる思想がひしひしと伝わってくる。  小学校の教科書にも多数使われているようだが、子供のみならず大人が読んでも読みごたえのある内容に仕上がっている。
世界屈指の名作
心暖まる作品がたくさん収録されております。 人生に影響を与えてくれる作品ばかりです。 宮沢賢治は大人になってから読むものですね。
小中学生に読んで欲しい本
自分が銀河鉄道の夜を読んだのはつい最近ですが、この本自体は小6の時に姉に誕生日プレゼントとして貰ったものでした。 マンガしか読まなかった自分はずっと机の奥にしまいこんでいたまま忘れて、読むことはなかったのですが、年末の大掃除の時に見つけて何気なく読んでみました。 宮沢賢治なんて、国語の教科書で見た名前くらいにしか覚えてない人物で、文章の言い回しも古臭くて最初は抵抗がありました。 読み終わった時に思ったのは「こんな作品が書けるから名前が残るんだな」ということ 小学生・中学生くらいの、つまり最近の子供という風にカテゴライズされる人たちに読んで欲しいのは、下手な漫画なんかよりずっと面白いということ。活字離れしていようとも、きっとこの本ならのめりこめるはずです。 ちなみに僕はこの本に一緒に載っている「ひかりの裸足」も好きです
子どもの頃には見えなかった発見がある。
 賢治の優しさ溢れる童話です。  主人公ジョパンニは病弱な母親のため学校に通いながら仕事をする。日々の疲れで親友カムパネリアとの会話も少なくなってくる。そんなある日、カムパネリアと壮大な銀河を列車で旅をする夢を見る。 その夢は、ジョパンニの心の迷いを旅するかのような物語となっている。カムパネリアともっと昔のように会話をしたいと思ったり、前向きに生きようと思ったりする。  大人になり子どもの頃は見えなかった発見があった小説でした。親子で一緒に読むとまた楽しめるのではないでしょうか。
現実と幻想、無垢な魂、どこにもない世界へ
今からずっと昔の夜。町外れの丘を登ると暗闇の中に街の灯がちかちかと瞬く。その光景がいつの間にか幻想へ変わっていく。「銀河鉄道の夜」はそういう童話だと思いました。 ジョヴァンニとカンパネルラはなぜ銀河鉄道で旅するのかを考えると、切なくなります。それはきっと宮沢賢治(ジョヴァンニ)が見ていた世界の反映だし、彼の抱えていた孤独、無垢な精神、理想への憧れだと思います。 ジョヴァンの家の食卓には、牛乳と角砂糖とトマト、それにパンが並んでいるのが、忘れられません。日本なのに日本でない、ここに童話としての卓越があると思います。 夜の牧場の場面と印刷所の場面も大好きです。

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