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児童文学


時の旅人 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
時の旅人 (岩波少年文庫)

・アリソン アトリー
【岩波書店】
発売日: 2000-11
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 882 円(税込)
中古価格: 493円〜
時の旅人 (岩波少年文庫)
アリソン アトリー
カスタマー平均評価:  5
素晴らしい!の一言です。
娘の為に選んだ本だったのですが・・・ 母親の私のほうが、夢中になりました。  余韻が、残り・・味わい深い本でした。
すばらしい
久しぶりによい本です。 とても楽しく、気持ちよく読めます。 子供の世界を優しい大人が、上手に文章にしたそういう本です。
日本人なのに。
美しく、心に清流を流し込んでくれる素晴らしい本です。昨今はやりの戦闘モノファンタジーに疲れた方はぜひ読んでいただきたい。歴史を受け入れるということは、運命を受け入れるということは、ただ黙って静かに生き抜くことだと教えてくれます。日本人なのに、英国の空気にすんなり溶け込み、気がついたらペネロピーと同化している自分に驚きます。
美しく、切ないお話でした
時の旅人というタイトルから想像していたのは、自由に時を旅して過去を変えていく… そんなお話でした。 でも、それは全く違っていて主人公には過去を変えることはできません。 時には、どちらのお話なのかと思うほど、過去と現在の境はあいまいで、時には混ざり合っています。 女王メアリーの歴史に詳しければもっと深く読むこともできるのでしょうが、 知らなくても、十分楽しめました。 この歴史の結末を知っている主人公の期待と絶望感が、文章から湧き上がってきていて、 読んでいる自分にもうつってしまうように思います。 とても美しい風景が語られているからこそ余計に、読後は切ない気持ちに包まれました。 何度も何度も読み返したい…でも、今はまだ、切なくて開けない…そんな気持ちになったお話です。
これまでの人生で出会った最高の本のひとつ!
ページをめくるのがもどかしく、それでいて一頁一頁を大切に読みたくなる美しい物語です。
イギリスの、その土地や歴史に根ざしたファンタジーが大好きですが、中でもこの物語は宝石のような煌きをはなちます。
ふとしたことから始まる魔法で過去へ現在へと旅することになる主人公、イギリスの田舎の生活のしっとりとした美しさ、ページから匂いたつようなハーブの香り、結ばれることのない初恋の物語・・・
私はハリーポッターの第一巻がベストセラーだった頃、ほとんど同時期に本書と両方を読みましたが、ハリポタはおかげですっかりかすんでしまいました。

怪人二十面相 (少年探偵)

[ 文庫 ]
怪人二十面相 (少年探偵)

・江戸川 乱歩
【ポプラ社】
発売日: 2005-02
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
中古価格: 90円〜
怪人二十面相 (少年探偵)
江戸川 乱歩
カスタマー平均評価:  5
どきどきはらはらエンターテイメント
推理の妙を効かせるお話かな・・・?と思いきや、そうでもありません。むずかしい理屈は抜きにして、とにかく何度も、「あっ!?」と驚くどんでんがえしが起こります。捕まえた、と思いきや捕まえておらず、ピンチかな、と思いきや今度は優勢に立っていたり・・・とにかく展開がめまぐるしく、また動きがたくさんあるけっこうアクション系のお話かな、と思います。頭脳をはたらかせる推理部分も、舌を巻くようなすばらしい出来ですが、そこだけをくどくどと説明することなく、簡潔にとてもわかりやすく書いているので、子どもにも理解しやすく、親しみやすい作品となっています。 何より、この作品に登場する明智小五郎探偵は今、とっても人気のコナンの漫画で親しまれているし、明智探偵の手下であり、主役的存在の勇敢な小林少年が小学生ということもあって、子どもには魅力的な要素がたくさんつまっているのです。犯罪が起こるからといって、この巻には残虐なシーンや殺人などは起こりませんし。 字は多めですが、注の付け方もわかりやすく、無理なく難しめのことばに慣れるための教材としてもいいかもしれません。楽しみながら読めますので。 と、子供向けにどうかという視点で考えてみましたが(作者は子供向けに書いた)、おとなが読んでももちろんはまります。先が読めそうで、読めない展開を、ぜひ楽しんでみてください。
大人から子供まで楽しめる本です。
この作品は昔に読んだことがある方も多いと思います。怪人二十面相と明智探偵との対決が、数多く広げられるシリーズの第一作目です。 かなり昔の作品ですが、今の子供たちでも大人でも楽しめる内容でした。  読み始めると時間も忘れて一気に読み終えてしまいました。
すごい!!!
二十面相はすごいとおもった!!!ぜひ読んでほしい物語です!

マジック・ツリーハウス〈6〉サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6))

[ 単行本 ]
マジック・ツリーハウス〈6〉サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6))

・メアリー・ポープ オズボーン
【メディアファクトリー】
発売日: 2003-02
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
中古価格: 93円〜
マジック・ツリーハウス〈6〉サバンナ決死の横断 (マジック・ツリーハウス (6))
メアリー・ポープ オズボーン
カスタマー平均評価:  5
定番の本です
アメリカで一番たくさん買ってきたシリーズの本です.現地の小学校では必ず読んでいました.下はキンダークラスから,上は5年生のクラスにも置いてありました.私はまだ読んでなかったのでボチボチ読んでます.英語自体はそれほど難しくなく,良識派のお兄ちゃんと,アニマル派の妹のテンポのいい会話が面白く,繰り返しのフレーズもあるので,音読にもいいなーとたまに誰も居ない時大きい声で読んでます. 今回はサバンナに行くことになっています.4巻ずつ大きくテーマがあり,色々な歴史の知識や動物の生態などが描かれているので,サイエンスや社会の勉強用としても認められているようでした.
簡単だけど・・・
3つめの謎解きはアフリカのサバンナへ行きます。謎自体は簡単なんだけど、それとこの物語がどう繋がるか最初全く検討つかなかったです。ある生き物の行動が全てのカギです。今回は動物が主な登場人物?なのでほとんど辞書を引かずに読めました!RLも少し低いです。是非中学生にチャレンジしてもらいたいです!!
老いも若きも
小学二年生の娘の為に買ったのに私や四年生の息子までもが
はまって次の巻が発売されるのを首を長くして待っています。
今回も発売日の朝に早速代表で本屋さんへ。
全てにふりがながついているので充分小さな子供でも楽しく
読む事ができます。結局最後には「よかった,よかった」と
同じパターンで終るのですが「ワクワク・ドキドキ」があり
飽きずに一気に読み終える事の出来るシリーズです。
アフリカの動物がいっぱい
   ジャックとアニーがマスターライブラリアンになるための、3つめのなぞなぞ
I'm the color of gold
and as sweet as can be.
But beware of the danger
that's all around me. What am I?

は、少しやさしくな〜い?でも今回の冒険はアフリカ。ライオン・キリンやシマウマが楽しませてくれます。そして怖いのは動物だけではありません。ジャックとアニーが出会う地上で最も怖い生き物とは??


やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))

[ 文庫 ]
やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))

・アストリッド・リンドグレーン
【岩波書店】
発売日: 2005-06-16
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 672 円(税込)
中古価格: 442円〜
やかまし村の子どもたち (岩波少年文庫(128))
アストリッド・リンドグレーン
カスタマー平均評価:  5
しあわせのおすそわけ
大自然の中でのびのびと遊ぶ!遊ぶ!遊ぶ! 事件も無く淡々とつづられていく話ですが、 読了して幸せな気持ちになりました。 子供ってこうあるべきですよね! ちょっと昔の北欧の田舎の暮らしぶりというのも 珍しく興味深く読めました。 拾ってきた動物を飼う話や、いたずらの話など、 「私もした-い」と言われそうで、幼稚園の娘に 読み聞かせるのを躊躇してしまいます…。
世界で一番好きな本
ひたすら楽しくて幸せな本。 しかしどこまでもリアルなそれなのです。 初めて読んでから今日まで十余年。 どんな時でも愛しいふるさととして輝き続け、その美しさを以て希望を与えてくれている、大切な作品です。 環境に恵まれない子どもにこそ読んで欲しい。 読むだけで幸福な思い出をリーサたちと共有できます。 本当におすすめ。
幼児体験
 小生が本好きになった初めのきっかけが本書であった。小学1年の頃に おばさんが読んでくれたのが本書である。小学一年生に 北欧の自然を想像することは難しかったはずだが どうしたことが すっかりはまってしまった。字が読めるようになってからは何度も繰り返し読んだことを今でも憶えている。  あれから30年以上が経った。目が悪くなったのは 読書のせいだが そろそろ年のせいでもある頃だ。それでも やかまし村は 小生のどこかに今でも残っている。そんな気持ちが不思議だが 幼児体験というものの一種かもしれない。勿論 幸せな幼児体験である。
気になることが一つ
 気になることが一つ。
 36ページで、子どもたちは懐中電灯を点滅させて合図を送ります。
 どこかで読んだことがあると思い考えてみますと、ありました。
 そう『赤毛のアン』でアンとダイアナはロウソクの火(あるいはランプ)を
 板紙で点滅させてサインを送りました。
 はたしてリンドグレーン女史は『赤毛のアン』からヒントを得たのでしょうか?
 比較文学の観点から考えますと気になります。
最高にしあわせな子供時代
 並んで建った3軒の家。子供は男の子3人、女の子3人だけ。そんな小さな村がやかまし村。映画にもなったので知ってる方多いかも。お子様が身近にいる方は大至急読ませてあげて!この作者ほど子供の気持ちがわかる人はいません。「なんでこの人は大人なのに子供の事がわかるんだろう?」と子供の頃びっくりしましたっけ。そう、子供の頃の事なんて忘れてしまいがち。読み返す度に以前は面白かった所が、ピンと来なくなるのです…。
 でも、大人になってから読むと、子供の頃には気がつかなかった部分に目が行きます。そう、お父さん、お母さん達。忙しく農場で働きながらも子供達をちゃんとみてます。さりげなく面倒みたり、ほったらかしにしたり、そのへんが実に適切。親が子供達に深い愛情を持ってる様子が伝わってきます。子供も大人もみな等しくリアルで個性的。両方の世界をきちんと書ける人。それがリンドグレーンさん。「やかまし村の春夏秋冬」「やかまし村はいつもにぎやか」と、三部作になっているほか、幼年向けのお話の本もでてます。ご一緒にどうぞ。

新版 宿題ひきうけ株式会社 (新・名作の愛蔵版)

[ 単行本 ]
新版 宿題ひきうけ株式会社 (新・名作の愛蔵版)

・古田 足日 ・長野 ヒデ子
【理論社】
発売日: 2001-12
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 900円〜
新版 宿題ひきうけ株式会社 (新・名作の愛蔵版)
古田 足日
長野 ヒデ子
カスタマー平均評価:  5
本当に子どもたちは変わったのだろうか
教育現場にいる者です。 宿題はおろか、授業中でも問題を解こうともしない無気力な子たちとの戦いに疲れています。 「最近の子は・・・」という諦めの空気と蓄積された疲労漂う職員室にも疲れています。 しかしこの本では、学びに対して意欲的だったかのように語られる「昔」(手元にある古い版だと1979年)でも、「なぜ勉強しないといけないのか?」「なぜ学ぶのか?」という問いを子どもたちが持っていたということに何らかの希望とヒントを見出せる気がしました。 「本当に子どもは学ぶ意欲を失ったのか?」という自戒と希望をもらいました。 それが長い年月を経ても、新版になってまでこの本が求められている理由なのかもしれません。 とはいえ、現実は・・・
子どもの食い付き度大!
題からして子どもの食い付きが非常に良いですね。内容も中学年には難しいかなと思いきや、一日で読み終えた子もいました。長く残していきたい作品です。
衝撃を受けた一冊
私が10歳の時、小学校の図書館で読んだ時は衝撃的だった。いや、未だに衝撃的である。ただ単に、小学生が集まって宿題を請け負う会社を作る話ではない。我々は理不尽な人間社会のなかで生活している。理不尽ではあるが、逃れることは出来ない。『ごんぎつね』や『泣いた赤鬼』などを読んでいた小学生の私にとって、この本は現実の社会に眼を向けさせるものだった。

不幸な子供

[ 単行本 ]
不幸な子供

・エドワード ゴーリー
【河出書房新社】
発売日: 2001-09
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 699円〜
不幸な子供
エドワード ゴーリー
カスタマー平均評価:  4.5
見事に裏切られました。
 ほんとに救いようが無いです。幸せなのはほんの序盤のみあと はシャーロットの周りに起こるのはすべて不幸、最期までひたす ら不幸、幸せな伏線を引いといてやっぱり不幸…これが現実とい わんばかりに夢もへったくれもありません。    あまりにも私の想像したエンディング とは違った悲惨な物語の終結に、      ………爆笑してしまいました。  私も作者ゴーリーと同じような人間なのかもしれません…
何でだろう?何度も読み返してしまう・・・。
何度も読み返してしまう不思議(不気味)な絵本。絵も一色なんですが、絵の中にいるトカゲか分からないけど、不気味な生き物が気になって仕方がない。 本当に不幸でかわいそうな子供なんだけど、読み返すにつれ最後は助かっているのでは?と良い風に捕らえてしまう勝手な私です。
ゴーリー色
絵の背景は他の作品に比べても、ひたすら黒いです。対して主人公は他のゴーリー作品の子供に比べて何処となく、白く可愛く描かれています。不幸になるにつれ主人公は薄汚く(黒く)なっていきます。絵自体はいつも通りの素敵な絵です。また、違うレビューでも書きましたが、この日本語版ゴーリー作品シリーズは大抵見開き左に英語、右に日本語で書かれていて親切です。 最後に、私がこの本を読んだ感想としては、  「          あ。」 が適切です。いつもより解釈し得る幅が狭い(ナンセンスさとシュールさが減った様な)気はしますが、淡々とした不幸という、ゴーリーの特色が良く出ている作品だと思います。
酷を知るために。
「おぞましい二人」などと同じく 線の細かい挿絵と簡潔な文章は変わらないスタイル。 だけど、この本に出てくる主人公の女の子は、悪い子でも精神異常者でもない。 裕福な女の子が、次々と悲惨な目に遭って行く。 挿絵の顔は、楳図かずおのマンガのよう。 どのページの絵にも、トカゲのような魔物が描かれている―探したらあった。 なんの目的があって、こういう絵本を描くんだろう。 「わぁこわい」ってビックリするため? そんな薄っぺらいものじゃない気がするんだけど…。
なんだこれという気持ちが大事
これは、不幸な子を描いた、不幸なお話絵本です。 例えば、主人公の女の子が地下に監禁されてしまう部分。 もちろん監禁中の一切の描写はされていませんが、何となく行間(ページ間?)の状況を予測してしまう怖さがあります。 この子は、ページとページの間にも、我々の知らない不幸を体験しているのではないか?という怖さです。 そうして我々の想像の中で無限大に肥大する彼女の不幸は、圧倒的に不幸な結末によって、淡々と、話は結実を見ます。 我々は彼女の不幸を、悲しめばいいのでしょうか?笑えばいいのでしょうか? そんな不思議な絵本。

みぃつけた

[ 単行本 ]
みぃつけた

・畠中 恵
【新潮社】
発売日: 2006-11-29
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
中古価格: 360円〜
みぃつけた
畠中 恵
柴田 ゆう
カスタマー平均評価:  4.5
親子で楽しめる絵本
畠中さん原作の子供用の絵本です。 怪(あやけし)の中の鳴家(やなり)と病弱な子供(一太郎)との出会いを描いています。 やや、大人向けの絵本的な感じですが、親子で楽しめるのではないでしょうか? ちなみに、怪(あやけし)といっても水木しげるさんのゲゲゲ...のような怪しいものではなく、かわいらしいものですので、ご安心を...
大人向けの「しゃばけ絵本」
挿絵がとてもかわいらしい。 「おまけのこ」と一緒に拝見して、すっかり「鳴家」が愛しくなってしまったですね。 小学校中学年くらいから、大人と一緒に読める本ですね。 大人の「しゃばけファン」へプレゼントという感じでーす。
是非子供向けの絵本に!
「しゃばけ」が面白かったので、「シリーズを読破しよう!」と思っていたところ、ちょうどこの本を見つけ、子供にも読んで聞かせようかな、と思って購入しましたが、難解な言葉があり、もう少し、子供向けにやさしい文章で書き下ろしてもらえたら最高だな、と思いました。作者のイマジネーションもさることながら、絵がとても愛らしくて微笑ましいです。
良いですねぇ
物語は切なくて優しくて。 一太郎もさることながら、 鳴家のかわいいことかわいいこと!! そして、このお話は柴田さんの絵じゃなければ 成り立たないと思います。 優しくて、柔らかくて、大好きです。 ラスト、鳴家と一緒に寝ている絵がかわいらしい。 小さい子供には読みにくい字が多々ありますが、 私が子供なら絵を見るだけで楽しめると思います。 小学校くらいになればだんだんと読めるようになるでしょうし。 大人が買ってもぜったい損はしないはずです。 心がほっこりしますよ。
児童書?
幼い頃の若だんなと鳴家(やなり)たちの出会いをつづった、「しゃばけ」シリーズファンのための大人向け絵本!といったところでしょうか。イラストの柴田ゆうさんのファンの人で、「しゃばけ」シリーズファンの人ならよいかもしれませんが、これをこの値段で買うのはちょっと勇気がいります。私は、楽しく読ませていただきましたが、蔵書にして何度も読みたいとか、子供と読みたい、とはあんまり思わない。子供向けにするには、出てくる感じが難しすぎるし、言葉も難しい。「咳」、「隙間」、「綺麗」などなど。読めるけど、書けない字が結構出てきて、子供にはちょっと...。普通に、外伝として、短編の中に組み込まれていたほうがよかったです。

魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン

[ 大型本 ]
魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン

・マルカム バード
【金の星社】
発売日: 1992-08
参考価格: 2,373 円(税込)
販売価格: 2,373 円(税込)
中古価格: 1,565円〜
魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン
マルカム バード
カスタマー平均評価:  4.5
楽しくて、優しい魔女
魔女の暮らしぶりが、絵本タッチで描かれています。 外国の絵本!って感じの絵が楽しいです♪ 恐ろしい名前のレシピが載っていますが、実はなんてことない馴染みの料理だったり。 星座占いは、冗談ヌキで当たってました。 おまじないと言い伝えがとても懐かしかった。 小さい頃から、魔女になりたかった私は、よくおまじないをしたものです。 そして今、魔女になろうとこの本を手に取りました。 この絵本の魔女は、怖いおばあさんですが、現代の魔女になりたいと思います☆
おもしろくて使える!
 魔女のお菓子レシピ。ハエの死骸の代わりにレーズンとアーモンドスライス、ほこりの代わりにおろししょうが…。‘代用品’で普通の人間にもおいしい素敵なお菓子が出来上がります。クッキーにパイ、ゼリーとムース…。作りたくてわくわくしてきます。  ハロウィンの飾り付けの方法もわかりやすくてかわいいし、見て楽しむ+作って楽しむことができます。  ぼろくて汚くて気持ち悪い魔女の世界が、かわいく見えてくる不思議な本です!
魔女になりたい人へ
子供の頃の宝物の本でした。 魔女占いや、魔女の家の断片図、魔女のレシピなどなど 魔女に関することがこれでもかと載っています。 サイズや表紙の色、古びたような施しが、いかにも魔女の図鑑といった感じでわくわくさせてくれます。 魔女になりたいと思っている人に向けた本です。 絵が細かく、眺めていても飽きないのがよかったと思います。
大人になっても楽しい本。
子供の頃に手にして以来、大切にしている本の1つ。 少し怖い魔女たち(本当はお茶目?)が 魔女になるための手引きをしてくれます。 ちょっと変わった魔女料理のレシピがあったり、 自慢の庭を見せてくれたり…。 とても楽しい本です。
純な子供のハートをゲット!
うちの子が姉からプレゼントにもらった本です。 子供はその日からこの本を片時も離さずトイレにも 持って行って夢中で読んでました。 この本には夢があり、私も楽しく読ませてもらいました。

ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

・アーシュラ・K. ル・グウィン ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2006-04-07
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 300円〜
ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)
アーシュラ・K. ル・グウィン
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  5
名人の手による哲学ファンタジー
 まず、この作品世界を創造したル・グウィンの想像力に驚かされます。子ども向けファンタジーの枠を軽々と越えた、哲学小説といってもいいでしょう。随所にすごく含蓄のある言葉があり、心に残ります。主人公のはずのゲドが、後半になってやっと登場という構成もクールでいいですね。まさに名人の手による名人芸。参りました。
最も美しい作品
ゲド戦記五部作のなかで最も美しい作品です ゲドはアチュアンの墓で美少女テナーと会います テナーの心は激しく揺れます アチュアンにとどまるかゲドとともに外にでるか この作品は外伝的な要素が強い それでいて珠玉の宝石のような輝きを放っています
アチュアンの墓
原題の通りの物語だ。地下迷路の中にいるアルハと外からの使者・ハイタカの交流を描いている。閉ざされた世界と開かれた世界との交流が世界を広げる出発点になる。真の名前は、心の交流から生まれてくるモノだろう。成長する魔法使いと周りの世界。アースシーは旅の中で世界を広げていくモノなのだろう。
自由とは何かを問いかける作品
 アニメにも登場していたテナーを軸にしたお話です。アニメでも、ほんの少しだけ触れられていたのですが、 アチュアンの墓所を舞台に、若き日のテナーとゲドの出会いが描かれています。  アニメを見て、ゲド戦記の原作に興味を持たれた方はもちろん、逆にアニメの出来に不満で、興味が薄れた 方にも是非お薦めしたい一冊です。(ちなみに、アニメは原作を踏まえているものの、内容的にはかなりギャッ プがあります)  巫女アルハとして、外の世界のことは何も知らずに生きてきたテナーの心の動きが、とても丁寧に描かれてい ます。自由とは何かを問いかける、素晴らしい作品です。  戦記といっても戦闘はありません。RPGのような内容でもありません(念のためですが、恋愛ものでもありま せん)。静かですが、心に残る物語です。
囚われから解放へ
これは一人の人間の囚われの状態から自由へといたる解放の物語である。また、自由の重さ・喜びを語った話である。  一段と成長したゲドもまた味わい深い。

ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)

・アーシュラ・K. ル=グウィン ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2006-05-11
参考価格: 7,350 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 6,300円〜
ゲド戦記 全6冊セット (ソフトカバー版)
アーシュラ・K. ル=グウィン
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  4.5
本当の「小説」
近年映像化されたものの、なかなか評判の芳しくなかった作品の原作です。それもそのはず、このお話は他の多くの「物語」とは違って、紛れもない「小説」なのです。因みに僕の定義では、「小説」とは言葉、即ち人間の新たな可能性に対する挑戦の記録ってところでしょうか。だから本当の「小説」は決して他の媒体では置換され得ないし、その逆も然りです。ル=グウィン氏の言葉に対する情熱と、ストーリーテラーとしての抜群の才能が出合ってできた、まさに奇跡的な「小説」、それがゲド戦記です。
リアルな心理描写を通じた「生き方」の指針としても位置づけられる
ファンタジーとして間違いなく最高峰の作品であるが、我々が日々いかにして「良い生き方」をしていくかに関しても、示唆に富む記述が無数にある。 例えば、怒りや虚栄心など、心に絶えず沸き起こるコントロールしにくい感情とどのようにつきあっていくか、といった誰もが直面する課題を、登場人物のリアルな心理描写を通じて示している。
内容は★5つ。
しかし、如何せん、「ゲド戦記」はないだろう! と、腹が立つほど遺憾に思います。 「ゲド」中心の物語群ではないし、ましてや 「戦記」ではない。 シリーズ名を、今からでも遅くない、 原書通りの「アースシー」に変えることを強く望みます。 読者が、「ゲド戦記」というシリーズタイトルにより 「ゲド」の「戦記」であると思い込んで読み進み、 失望感や焦りを感じることがあるとすれば、 これは重大な訳者(及び編集者)の過ちです。
訳文が日本語日本語していて、すばらしい
原作の緻密な文体を精確に翻訳しよう、手垢のついた表現にならないようにしようとして翻訳された日本語は、新鮮な詩歌の文体になっています。”日本語日本語してる”というのが読んだときの最初の感想でした。佐藤春夫の「田園の憂鬱」のあの特異な文体が思い出されました。清水眞砂子さんの訳文はすばらしい。日本語のお宝です。原作者は、SF作家、ファンタジー作家として著名ですが、奇をてらったり読者を喜ばせようという気があまりないらしく、じっくり、深みのある作品を書くのが特徴のようです。ファンタジーではあるがまぎれもない”文学”なのです。このためでしょうか、米国でも「ゲド戦記」はけっこう品切れのまま放っておかれ入手できないことがあるようです。ティーンエイジから大人の読み物(女子は早熟なので小学高学年でも可)だと思いますが、わが娘に読んでもらいたい作品です。
第4巻「帰還」の衝撃
「指輪物語」、「ナルニア物語」と並ぶ三大ファンタジーのひとつとして有名ですが、最近アニメで映画化されたことにより初めて知った方も多いのではないかと思います。(私はアニメは未見ですが、映画化されたのは原作のほんの一部で、改変されてほとんど別の作品になっているようです。)原作は全6巻、アースシーという架空の多島海の世界を舞台に、一人の魔法使いの少年時代から晩年までを壮大なスケールで描いた物語です。魔法使いやファンタジーというと、それだけで敬遠する人もいるかもしれません。実際、私が初めて1?3巻を20年以上も前に読んだときは、ただ魔法使いのおもしろい冒険物語というくらいの認識で、(すでに大学生だったので)もっと子供の頃に読んでいればよかったと思ったものでした。そしてその時点では、全3巻で物語は完結していた(はずだった)のですが、何と第3巻から18年後に、著者は第4巻「帰還」を書いたのです。これを読んだときの衝撃は忘れられません。ああ、第1巻から第3巻まではこれが書かれるためにあったのだと思いました。本の箱には小学6年、中学以上とありますが、「帰還」は内容が深すぎて、この年代ではとうてい読みこなせないと思います。たぶん彼らに感想を聞いたら「何だこれ、何で○○は何もしないの、、、つまらない」で終わりでしょう。今になって読み返すと、実は1?3巻も深い読み方ができたのだとわかります。1?3巻のテーマを一言でいうと、「自己」「外界」「生と死」、第4巻のテーマは一言でいえそうにありません。ただ「帰還」を読むにあたっての注意として、衝撃といってもいわゆるミステリーのどんでんがえしなどとは対極にあるので、1?3巻の延長で読んでいくと、期待を裏切られることになります。(でも本当はそれこそが衝撃なのですが。)また、仮に1?3巻を読まずにいきなり「帰還」から読んだとすると、先の子供と同様の感想しか持てないのではないかと思います。必ず1?3巻を先に読んでからにしてください。全6巻の残り2冊は締めの第5巻と外伝という構成になっていて、「帰還」のあとは外伝から先に読んだ方がいいかもしれません。このシリーズは読む人によってそれぞれ好きな巻が異なるようで、そこがまたすばらしいと思います。私は実は第1巻が好きなのですが、このシリーズ全体を決定的に深くしたのはやはり、好き嫌いを超えたところの、第4巻「帰還」における物語の大転換に尽きるでしょう。

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