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童話


モモ (岩波少年文庫(127))

[ 文庫 ]
モモ (岩波少年文庫(127))

・ミヒャエル・エンデ
【岩波書店】
発売日: 2005-06-16
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
中古価格: 400円〜
モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ
カスタマー平均評価:  5
幼稚園生のころに読んで人生を考え始めた本
 有限の時間を生きる我々にとって生きるとは? そんなことを本気で考えさせてくれる本、、、 子供向けではあるが本当は大人になる為の必読書である。 この本を読んで成長した子供は幸せです。私も、また幸せな人間です。 あなたの子供にも一度読んであげてください。
現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品だった。特にニノが経営するファーストフードの誰もがイライラして忙しく、椅子に座ってゆっくり食事する余裕もない様子は現代社会の象徴だと思う。時間を短縮し効率を追求することばかり考えていると、子供が自由に遊ぶことや人の話をゆっくり聞くこと、人のことを考えることといった本当に大事なものを見失ってしまうかもしれない。
大人も子供も
 児童文学なのでとても読みやすい。読みやすいけれど平易ではありません。モモと友だちとのゆかいな会話、時間を奪うときの灰色の男たちの手練手管や不気味な笑い、生まれては朽ちていく時間の花。これら一つ一つを丁寧に想像しながら、ゆっくりと読んでいくことができました。  一読して、最近流行のスローライフやスローフードを思い浮かべて、説教臭いなーと思われる方もいるかもしれませんが、物語としての骨子もしっかりしています。モモの友だちを騙して強制的に働かせ、時間を奪い続ける灰色の男たちから、時間を取り戻すべくモモとカメのカシオペイアは行動を起します。なのに主人公のモモができるとことといったら相手の話を聴くだけ、直接協力ができる仲間はカメのカシオペイアだけ、魔法もなし。さてモモはどうやって友だちを助けだすのでしょうか。ぜひ、いろんな人に読んで欲しい名作です。
絶対に今の若者が読むべき本
この本を子供の頃に読みました。あの頃は普通の冒険本だと思いましたが改めて読んでみるとある種の預言書のように思えます。灰色の男たちの思想はまさに世を動かしている権力者達、モモの友達のジジはまるで現代に生きる芸能人のように見えます。ベッポは今現在の労働者、モモの友達は学歴社会に生きる今の子供たちの行く末のように思えます。この本を読み自分の進むべき道を見つけてはいかがでしょうか。
育児で時間のないママのためにも、お勧め!
育児疲れで、心身消耗しているときに久々に読んだ本。連日、忙しい、忙しいを連発し、幼い息子に対して、余裕をもって接することができず、荒んでいた私の心を豊かにしてくれた本です。息子と一緒の時間を過ごしているとき、”あ?、今、唯一無比の美しい花が咲いているぅ?”と感じることで、その限られた時間を貴重なものとして実感できるようになりました。過去、大切な自分の花を無為に枯らしてしまったことは多々ありましたが、家族と幸せな時間を過ごしているとき、”忙しい””急ぐこと”この二つの弊害を改めて見なおしました。得ることより、貴重なものを失ってしまうということも・・・・・・。

らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!? (こどもおはなしランド)

[ 単行本 ]
らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!? (こどもおはなしランド)

・尼子 騒兵衛
【ポプラ社】
発売日: 2004-02
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 980円〜
らくだいにんじゃらんたろう にんタマ三人ぐみのこれぞにんじゃの大運動会だ!? (こどもおはなしランド)
尼子 騒兵衛
カスタマー平均評価:  5
たくさんのキャラが登場。
落第忍者乱太郎の絵本。 絵本といっても原作者尼子騒兵衛氏による書き下ろしの話なので、本編のノリの良さは変わりません。 話の内容は学園町の思いつきで学年対抗の運動会をする話。 上級生がたくさん出てきます。 原作コミックで言っていた豆腐小僧由来の絵本です。
楽しい1冊でした。
競技内容が笑えたり、上級生ももりだくさんで楽しい一冊でした。大満足です!
とにかく面白いです。
とにかく上級生がたくさん出ています。運動会の競技も、ユニークで面白いものばかり。読めば大爆笑間違いないと思います。
とにかくスゴイ!!
いつもの学園長の思いつき、けれど今回は一味違います。なにせ全学年対抗の大運動会なのですから。は組の運命はいかに・・・?   でもコミックを見ている人にはわかってしまうかも???

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

[ 単行本 ]
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)

・ミヒャエル・エンデ ・Michael Ende ・大島 かおり
【岩波書店】
発売日: 1976-09
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
中古価格: 482円〜
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
ミヒャエル・エンデ
Michael Ende
大島 かおり
カスタマー平均評価:  5
ネバーエンディングストーリーよりもお勧め
ネバーエンディングストーリーを読んで、同じ著者のこの本を読んでみた。 実際に、こちらの方が、現代の人たちには共感できるないようだと思う。 日本語訳の部分で、ちょっと「あれ」と思うところがあったが、ほとんど気にならない。 それよりも、内容に感銘した。 時間を大事にする意味、大事にするがゆえに追いかけられている現代人は必読だろう。
豊かな生き方とは
 本書は、人びとから「人間らしい時間」を盗んでいく時間どろぼうから時間を取り返してくれた女の子、「モモ」の話である。対象年齢は小学5, 6年以上。児童書ではあるが、大人が読んでも読み応えがある。いや、むしろ大人こそが読むべきかもしれない。私は10数年ぶりに本書を読み直したが、今読んでも考えさせられる内容だった。  モモは現在でいうところの「浮浪児」。なぜ、時間どろぼうはモモから時間を盗むことができなかったのか、また、なぜモモは時間どろぼうから人びとの時間を取り返すことができたのか。「浮浪児」であるからこそ、モモは、豊かな人間らしい時間を持っていたからではないだろうか。自分の心の豊かさを犠牲にしてまで、時間に追われるような日々を送る人びとは少なくない。もちろん、これは私たち自身の生き方についてもいえる。しかし、果たしてこのような生き方は本当に豊かな生き方なのだろうか。  本当の豊かな生き方とは、一見ムダに見えるような、効率性を度外視した人間らしい時間をいかに持つことができるかにかかっている――このことを「忙しい」私たちに改めて気づかせてくれる、そんな名作である。
壮大なスケール
始まりから一気に惹き付けられます。 子供向きに分かり易く書かれてある文章ですが、とっても魅力的です。 哲学的で難しくなってしまいそうなテーマを 物語としてファンタジーに織り交ぜ最後まで飽きさせることがありません。 内容は非常に奥深く、子供が読んで意味を理解するのは難しいのではないかと感じました。 大切にずっと側に置いておきたい本になることは間違いないと思います。
昔はよく夢をみていました。
大人になって、仕事を始めて、結婚をして、また働き始めて 最近買う本はといえば、株で1億円とかFXで稼ぐなどの類の本です。 そんな時、本の整理をしていたら 昔買った児童文学が出てきました。 大好きな本で何度も何度も読んだ本です。 文字もそんなに大きくなく、かなりのページ数ですが あっという間に読みきっていたものです。 何か読みたい、久しぶりにそんな気持ちになって 検索していたところ「モモ」を見つけました。 時間泥棒という言葉がとても気になりました。 現代社会にそのままあてはまるような 日曜日だというのに仕事をしている そんな忙しいビジネスマンも、この本を読む余裕があればね でもそれはとても無駄な時間なんでしょうか? 愛蔵版にしたのは、内容は同じなんだから文庫本でいいんじゃない という意見が多い中、無駄な豪華製本のものにしてみました。 昔はよく夢を見ていました。 それは決してお金持ちになりたいとかではなかったです。
のんびりする時間も大切
効率主義で、無駄な時間をもったいないと思いがちな現代人。 のんびりしてると罪悪感すら抱いてしまう。 でものんびりして他愛もない時間が大事。 そういうことを言いたかったんじゃないかと思う。 時間泥棒に時間を盗まれているわけでもないのに、忙しい、時間がない、と嘆いている現代人。 これは子供だけじゃなく大人も読んだらいいと思う。 児童書にしておくのはもったいない。 昔、映画化されたのを見てあらすじは知ってたけど、本も面白かった。

星の王子さま―オリジナル版

[ 単行本 ]
星の王子さま―オリジナル版

・サン=テグジュペリ
【岩波書店】
発売日: 2000-03
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 189円〜
星の王子さま―オリジナル版
サン=テグジュペリ
カスタマー平均評価:  5
いつか読めるときが来る・・・大人じゃないとわからない。
私はこの本をたぶん学生の頃(中学生か高校生のとき)に買ったんだと思います。先日実家に帰省したときにすることもなく暇で、実家の本棚に置きっぱなしになっていたこの本を「確かつまんなくって・・最後までよんでいなかったな・・」と手にとって時間つぶしに三十を超えた年齢で読みました。10代の感覚ではきっとわけがわからないと思います。大人になってやっと、この感じを理解することができました。こんな話だったんだ・・・とずっと放置していた本を10年以上の歳月を経て、読むことになろうとは不思議な気持ちで一杯でした。言いたいことはなんとなくわかる・・程度の理解です。でも、ピンクかブルーの淡い色のインクの染みのように私の心にじんわりと広がり残っています。当時は全然気がつきませんでしたが、対象は「小学六年生・中学生以上」とされています。でも、これは思うに本当に、年をとった大人じゃないと理解できないんじゃないんでしょうか・・・。王子さまという子供を受け止められないんじゃないんでしょうか・・。そして二十代より三十路超えした大人こそ、よんで「ふう?ん」と思える作品だと思います。名作!とは思いません。でも、真髄はスピリチュアルで、「言いたいことは伝わった」と作者にあの世であったら私は答えると思います。訳者あとがきも重要で、それをよんでなお、作者の意図・思いを汲み取ることができました。 「言いたいことは伝わった」これが私の感想です。いや・・レビューなんだけど、いっつも感想文になってしまっています。
世界中の人に愛されている物語
星の王子さまを読むなら、作者自身が描いて目を通した本来の挿し絵と一緒にお話を読める、このオリジナル版をお薦めします。子供だったころの自分にこの本を送ってみてはいかがでしょうか?
『星の王子さま』、あるいは世界一の絵本
「ヒツジの絵を描いて」  そんな王子様のリクエストにあなたならどう応えるだろう。  動物園や図鑑から抜き取ったヒツジの似姿なんてあまりに退屈。  ついに彼を満足させたのは一枚の箱の絵。  見える? 見えない?  それがいい。  小説家でありながらにして同時にパイロット、空に消えたサン=テグジュペリの、あまりに はかないこのことば。  "C'est le temps que tu as perdu pour ta rose qui fait ta rose si importante."  "Je suis responsable de ma rose."  著作権の失効に伴って、ここ数年、書店をめぐれば、百花繚乱の『星の王子さま』。翻訳を 読み比べてみるのも面白かろう。しかし、王子の孤独を表現するに、このフランス人の淡く はかない肉声に勝るものはない。  大人になると見えなくなってしまうもの、大人になってはじめて見えてくるもの。  分量で言えば薄くそして手軽、ただし、その中身たるや、あまりに重い。
大人でいることが嫌になった時に
そんな時に、よく効く物語です。 目に見えない、大切なもの それは 何か他の言葉で置き換えるべきものではありません。 そうしてしまうと意味を失ってしまう様な気がします。 それは 子供なら誰もがもっているもので 大人になるとほとんどの人が忘れてしまうものです。 道ばたの石ころや 海辺でみつけた貝がらすらも宝物になった 小さい頃を思い出します。 読み終えて 心がちょっとだけ豊かになりました。
何度も読み返したくなる本
何度この本を読んだでしょうか。 でも読む度に、心に響いてくることが違ってきます。 こどもの頃は、象を食べたうわばみを見てみたい、砂漠の星を見たいと 想像力をとてもかきたてられました。 そして、大人になった今は、人が大切にしなくてはならない心の深いところを 伝えてくれるとっても深い本になりました。 最近、人に失望し、自分がいる意味はなんだろうって思うことがあり、 そんな心が少し淋しい中、またこの本を読み返しました。 自分の星を飛び出した星の王子さまと同じ気持ちでしょうか? そして、一緒に旅をしてまた大切なことを思い出しました。 「たいせつなことはね、目には見えないんだよ……」 目の前の事象に目を向けるのではなく、 自分の心の深いところにもう一度目を向けてみようって、 そうすると、本当に大切なこと、ものが何かが必ず見えてくるって。 また原点に戻ることができました。 きっとこれからも、落ち込んだ時、人生に迷った時、そしてすごく嬉しいことがあった時にも この本を何度も読み返すと思います。 本当に素敵な本、大好きです。

赤い蝋燭と人魚

[ 単行本 ]
赤い蝋燭と人魚

・酒井 駒子 ・小川 未明
【偕成社】
発売日: 2002-01
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
赤い蝋燭と人魚
酒井 駒子
小川 未明
カスタマー平均評価:  5
駒子さんしかいない
ずっと心に残っていた物語です。多分、一番はじめはNHKで見た映像なんだと思います。暗い影絵のような映像で、幼稚園の頃に見た話なのにいつまでもその物語は頭に残っていました。そして偶然、酒井駒子さんのこの絵本を知って……衝撃でした。もうこの物語には、酒井駒子さんの絵以外にないだろうと感じました。黒地を塗ってから描かれる駒子さんの絵はこの物語になんと相応しいことでしょう。テレビではカットされていたのか、記憶にない最後の一行を読んだ時、鳥肌が立ちました。
美しく悲しい物語
小川未明さんの物語全体が、非常に美しい、また人間の業のようなものを鮮やかに書き出していますが、それに酒井駒子さんの絵が非常によくあっていると思います。だんだんとお金に目がくらんでいく育ての親に、この人魚は一人じっと耐えるわけですが、それでも恩返しをしようと必死になる姿には感動を覚えます。酒井駒子さんの絵も、非常に美しく、また悲しさも伴っています。大人の方にぜひおススメしたい一冊です。
人として失ってはならぬものとは
このお話を酒井駒子さんの素晴らしい挿絵と共に読むと、妙に良寛さんを思い出す。子供好きだった良寛さんは村の子供達を集めてよく一緒に遊んだが、昨日までいた女の子が一人また一人と消えていった。貧しさからやむなく親が娘を身売りさせたのだが、そんな時、良寛さんは己の無力さを嘆いたものらしい。
この人魚の娘も売られていくのだが、このお話の中には自分の無力を嘆く者は誰もいない。いるとすれば、作者の小川未明と読者だ。だが、このお話はそれだけでは終わらない。
人魚の母親、育ての親、周りの大人たちを読者は醒めた目で見るに違いない。そして、人として失ってはならないものを失った時にどんな世界が待っているのか?苦難の人生を送らざるをえない中でも前向きに生きた小川未明の恐るべき人間への洞察が込められた名作である。
心に残る本
とても、悲しい本であり、人の心理をよく、ついてある、奥深い本だと思います。私が、初めて、小川未明の本とであったのは、20年位前の学校の教科書でした。大人になった今でも、沢山読んできた本のなかから、この赤い蝋燭と人魚だけはずっと忘れられず、今回購入しました。
 私の、バイブルです。寂しいときにふと、読むと、共感できます。
密やかな愉悦。
酒井駒子さんというひとの抗し難い魅力を語るのに、現在のところ、この本ほど相応しいものはないと思います。 この人魚に出会ったときには、ふるえてしまいました。 こんなに恥じらっていながら匂い立つような色香を放つ姿に、何度見ても身体の芯が疼くのを感じます。 どんな子どもたちを描いていても、そこにエロティシズムを感じずにはいられなかったので、 この絵本の登場にはため息さえ漏れました。 子どもの頃、わたしはこういう雰囲気の絵が苦手でした。 とても好きで、いつまでも眺めていたいのに、ひと前では直視してはいけないような気がして・・・。 今は大人になって、誰彼かまわず、人目を憚らずに(この)絵本の色情を愉しむ悦びに浸っています。 このひとの絵を見て、誰かの肌が恋しくなったとしても、許します。 あなたのその感覚は、すこぶる正しいと思います。 そして、かつてのわたしと同じように感じている子どもたちに教えてあげたい。 あなたの感受性は、すばらしいと。

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)

・J.R.R. トールキン
【岩波書店】
発売日: 2000-08
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
中古価格: 1円〜
ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
J.R.R. トールキン
カスタマー平均評価:  4.5
ロード・オブ・ザ・リングでトールキンにハマッたひとにオススメ
指輪物語のように壮大なスケールではないが、その分暗さがないというか明るくて楽しいという感じ。 指輪物語や映画ではビルボはすでに年老いていて指輪に蝕まれた姿からマイナスイメージを抱くかもしれないが、本書では彼はまだ青年(?)で、純真で間抜けなホビットである。 また、指輪物語のギムリの先祖のドワーフたちが登場するなど、指輪物語へのつながりも深いのでお勧めする。
トールキンの熟成
 「指輪物語」の前作という位置づけだろうが 読んでみると ある意味では全く違う作品であることに驚く。  「ホビットの冒険」は子供向けに書かれた素晴らしいファンタジーであることは論を待たない。実際 ホビット達が冒険を続け、ドワーフと共に龍を倒すという話は読んでいて心が躍る。自分の子供にも是非読ませたい作品だ。  一方 この話を発展して出来上がった「指輪物語」は 素晴らしいファンタジーだが 完全に大人向けである。例えば ガンダルフを比べても分かる。「ホビットの冒険」ではただの(と言ったら失礼だが)魔法使いである。しかし 「指輪物語」では 根源の悪と戦う「戦士」と言って良い。  この作風の違いの理由を考えると これはもう 原作者トールキンの「熟成」としか言えないと思う。彼も「指輪物語」を書き出した段階では 子供向けファンタジーのつもりだったのかもしれない。実際 トムボンバディルが出てくる辺りまでは 「ホビットの冒険」に雰囲気が似ている。しかし その後 フロドが負傷した辺りから がらりと雰囲気がシリアスになっていく。トールキンが書いているうちに ペンが勝手に新しい作品を書き始めた感すらある。  「ホビットの冒険」は素敵な話だ。リラックスして読める。その後のビルボを知っている僕らにしても。
ホビットの冒険→指輪物語
指輪物語を読むための参考書のような本。
少年向けに書かれているためか、指輪物語では省略ぎみの各種族の特徴や中つ国のことがとても丁寧に書いてあります。
すばらしい翻訳で読みやすく、親子で楽しめる本だと思います。
「ロード・オブ・ザ・リング」「指輪物語」をさらに楽しむための予備知識
映画「ロード・オブ・ザ・リング」を楽しまれた方は、この本を読むことを強くお奨めします。「ホビットの冒険」の予備知識があった方が、映画(または書籍「指輪物語」も同様)をさらに楽しめます。
映画を見ていて「これって何のことをいっているのだろう???」と思うことがしばしばありませんでしたか?(たとえばフロドがスティングをゴラムに突き立てて「これはスティングだ!以前見ただろうっ!」と怒鳴る場面) その??は「ホビットの冒険」の中の話かもしれません。
おとぎ話 in 指輪物語の世界
指輪物語のプレストーリーがおとぎ話として楽しく描かれています。指輪物語より先に読んでも、後から読んでも、どちらでも良いですね。
普通に楽しめるだけでなく、ドワーフが白雪姫の小人と同じ種族である等、ちょっとしたムダ知識が豊富に詰まっています。下巻とともにおすすめです。

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)

・J.R.R. トールキン
【岩波書店】
発売日: 2000-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
中古価格: 1円〜
ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)
J.R.R. トールキン
カスタマー平均評価:  5
下巻のおもしろさ
旅の目的はスマウグから宝を奪い返すことですが、実はそのスマウグが死んでからの話の展開こそがおもしろかったのです。宝をめぐっていがみ合う人々、それをビルボ・バギンズがどのように感じ、そしてどのような行動に出るのか。ファンタジー世界の中に隠されたリアルな人間観をお楽しみください。
ビルボの情けが世界を救う!
主人公ビルボの勇気と情けに感動しました。「指輪物語」にもつながる大きな主題のひとつを感じた気がしました。登場人物も一人一人個性的で、悩んだり、怒ったりする様子がとても身近に感じられました。
冒険物語をお好きな方にはぜひお勧めです。
ここで自信をつけて指輪物語を読もう!
さあ、「ホビットの冒険 上 」を読破したらそこそこの自信がついたでしょう。ここまできてようやくトールキンファミリーの一員です(笑)
下についてはビルボの変貌振りに驚きます。
おっとりホビットから勇ましいホビット戦士になってしまいますからね!
ドラゴンとの会話は見物!「ビルボって策士〜!」

後半に差し掛かると戦争になるのですがビルボの活躍は徐々に薄れます。
ドワーフ軍、エルフ軍と人間軍、そしてゴブリンと狼の連合軍の戦い。
ビルボは気を失ってしまうのでこの戦争はあまりこと細かく書かれていませんでした。それが残念だったかな・・・?
で、こちら「ホビットの冒険 下 」を見事読破したならば続いて「指輪物語」を手に取りましょう。

「ホビットの冒険」を読むか読まないかで随分印象が変わりますからね!
面白いですよ〜♪
上巻を読んだ人なら・・・
きっと上巻後半のビルボの活躍に胸を躍らせていることではないかと思います。そのまま読んじゃって下さいな。ビルボは後半でも活躍します。お腹減ったー!お腹減ったー!は相変わらず連発しますが、ちゃんと正しい道を歩んでくれます。


ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

・アーシュラ・K. ル・グウィン ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2006-04-07
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 89円〜
ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)
アーシュラ・K. ル・グウィン
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  4.5
自分の人生にひきつけて
本書を読むことで得られるのは,ファンタジーを楽しむ,というのではなく,自分自身を振り返る,という少々苦い体験ではあるまいか.とくに「影との戦い」は,この点,多くの人の共感を得そうである.「少々苦い体験」であっても,不快なものではない.全巻の通読がかなわないとしたら,私はこの「影との戦い」の読了を迷わず薦める. 惜しむらくは,訳文にリズム感の欠けるところであろうか.ただ,これには感じ方に個人差があるかもしれない.
ゲドの誕生
ゲド戦記五部作の第一作です 大賢人ゲドのこどものころが書かれています 大賢人もこどものころは自尊心が強い普通の人間であったことがわかります 書きすぎない やたらと説明しない グインの筆の力に脱帽です
名前の重さ
指輪、ナルニアを経て、やっとゲドにたどり着いた。日本ではすべて原題とは別の名前をつけられた物語たちだ。「指輪の王」「ナルニア年代記」「アースシー」と名付けられるよりも、取っつき安かったと実感している。 すべてのものに名前があり、名前のもつ重さがまざまざと描かれる世界だ。ファンタジーが世界を動かせる力を持つ。こんな世界観が素晴らしいと思う。すべてがこれから始まるのだ。
ゲドの少年時代
山の山羊飼いの少年、ゲドが魔法使いに見出されて、 魔法の訓練のため、魔法学園に行く。 と、ここまではハリーポッターに真似をされているため新鮮味はない。 ハリーポッターの文脈でいえば、ゲド少年の魔法学園の成績はハーマイオニーで、 その性格はマルフォイである。 ところで、学校成績の良い者が若いうちに陥りやすい過ちは傲慢になることだ。 ゲド少年も傲慢になり、ついには封印されし魔法を用いて、魔界から恐ろしい影を呼び出してしまう。 その影のために魔法学園の長老が一人亡くなる程、影は手強い存在だ。 影から逃げまどうゲドとゲドを追いかける影の存在。 両者の決着がどんなかたちで付くかが本書の読みどころである。
映画よりはいいです
小説はゲドの子供時代から始まり、 魔法などを学ぶところから描き始めます。 ファンタジーとしてはすばらしい小説です。 是非読んでみることをおすすめします。

時の旅人 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
時の旅人 (岩波少年文庫)

・アリソン アトリー
【岩波書店】
発売日: 2000-11
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 882 円(税込)
中古価格: 493円〜
時の旅人 (岩波少年文庫)
アリソン アトリー
カスタマー平均評価:  5
素晴らしい!の一言です。
娘の為に選んだ本だったのですが・・・ 母親の私のほうが、夢中になりました。  余韻が、残り・・味わい深い本でした。
すばらしい
久しぶりによい本です。 とても楽しく、気持ちよく読めます。 子供の世界を優しい大人が、上手に文章にしたそういう本です。
日本人なのに。
美しく、心に清流を流し込んでくれる素晴らしい本です。昨今はやりの戦闘モノファンタジーに疲れた方はぜひ読んでいただきたい。歴史を受け入れるということは、運命を受け入れるということは、ただ黙って静かに生き抜くことだと教えてくれます。日本人なのに、英国の空気にすんなり溶け込み、気がついたらペネロピーと同化している自分に驚きます。
美しく、切ないお話でした
時の旅人というタイトルから想像していたのは、自由に時を旅して過去を変えていく… そんなお話でした。 でも、それは全く違っていて主人公には過去を変えることはできません。 時には、どちらのお話なのかと思うほど、過去と現在の境はあいまいで、時には混ざり合っています。 女王メアリーの歴史に詳しければもっと深く読むこともできるのでしょうが、 知らなくても、十分楽しめました。 この歴史の結末を知っている主人公の期待と絶望感が、文章から湧き上がってきていて、 読んでいる自分にもうつってしまうように思います。 とても美しい風景が語られているからこそ余計に、読後は切ない気持ちに包まれました。 何度も何度も読み返したい…でも、今はまだ、切なくて開けない…そんな気持ちになったお話です。
これまでの人生で出会った最高の本のひとつ!
ページをめくるのがもどかしく、それでいて一頁一頁を大切に読みたくなる美しい物語です。
イギリスの、その土地や歴史に根ざしたファンタジーが大好きですが、中でもこの物語は宝石のような煌きをはなちます。
ふとしたことから始まる魔法で過去へ現在へと旅することになる主人公、イギリスの田舎の生活のしっとりとした美しさ、ページから匂いたつようなハーブの香り、結ばれることのない初恋の物語・・・
私はハリーポッターの第一巻がベストセラーだった頃、ほとんど同時期に本書と両方を読みましたが、ハリポタはおかげですっかりかすんでしまいました。

ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)

・アーシュラ・K. ル・グウィン ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2006-04-07
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
中古価格: 300円〜
ゲド戦記 2 こわれた腕環 (ソフトカバー版)
アーシュラ・K. ル・グウィン
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  5
名人の手による哲学ファンタジー
 まず、この作品世界を創造したル・グウィンの想像力に驚かされます。子ども向けファンタジーの枠を軽々と越えた、哲学小説といってもいいでしょう。随所にすごく含蓄のある言葉があり、心に残ります。主人公のはずのゲドが、後半になってやっと登場という構成もクールでいいですね。まさに名人の手による名人芸。参りました。
最も美しい作品
ゲド戦記五部作のなかで最も美しい作品です ゲドはアチュアンの墓で美少女テナーと会います テナーの心は激しく揺れます アチュアンにとどまるかゲドとともに外にでるか この作品は外伝的な要素が強い それでいて珠玉の宝石のような輝きを放っています
アチュアンの墓
原題の通りの物語だ。地下迷路の中にいるアルハと外からの使者・ハイタカの交流を描いている。閉ざされた世界と開かれた世界との交流が世界を広げる出発点になる。真の名前は、心の交流から生まれてくるモノだろう。成長する魔法使いと周りの世界。アースシーは旅の中で世界を広げていくモノなのだろう。
自由とは何かを問いかける作品
 アニメにも登場していたテナーを軸にしたお話です。アニメでも、ほんの少しだけ触れられていたのですが、 アチュアンの墓所を舞台に、若き日のテナーとゲドの出会いが描かれています。  アニメを見て、ゲド戦記の原作に興味を持たれた方はもちろん、逆にアニメの出来に不満で、興味が薄れた 方にも是非お薦めしたい一冊です。(ちなみに、アニメは原作を踏まえているものの、内容的にはかなりギャッ プがあります)  巫女アルハとして、外の世界のことは何も知らずに生きてきたテナーの心の動きが、とても丁寧に描かれてい ます。自由とは何かを問いかける、素晴らしい作品です。  戦記といっても戦闘はありません。RPGのような内容でもありません(念のためですが、恋愛ものでもありま せん)。静かですが、心に残る物語です。
囚われから解放へ
これは一人の人間の囚われの状態から自由へといたる解放の物語である。また、自由の重さ・喜びを語った話である。  一段と成長したゲドもまた味わい深い。

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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク