原作はたしか大人向けのものだったなあと記憶していたのですが、これは現代の少年少女向け(これも今やかなりクラッシックな言い方ですが、、)に読みやすくしてあるという点、文庫本という手軽さが親としては気に入りました。
内容も非常に面白いものだったようで、娘は集中して一気に読んでしまいました。誰がルパンか推理しながら読み進めていったようですが、なかなか思うような展開にはならず、でもかえってそれが読み手の感心を最後まで引いたようですね。イラストも文章の雰囲気を良く伝えていると思います。
100年経っても魅力が褪せる事のない本と出会えるのは子供にとっても親にとっても嬉しいものです。ぜひご一読を!
「私にできることはなんだろう」
この巻のローラは、常に自分に問うている気がしてなりません。自分ではどうにもできない「辛さ」や「時代」と向き合うにはどうすればよいのか。「大人になるって、こういうことだよ」
100年前のローラは、逃げずに考え、現代の子供達に教えてくれます。
他の巻同様、楽しいクリスマスの風景は健在です。湯気をたてる牡蠣のスープにクラッカー。ももの缶詰、真っ赤なクランベリーソースにこんがり焼けた野鳥・・・。
辛い時代だからこそ、小さな幸せが嬉しい。そういうことなのかもしれません。
そしてこのシリーズは1冊読んだら絶対に、全部一気に読みたくなるのは必須ですので、「読みたい」と思った方は全部そろえるほうがいいですよ。「1巻だけ」は結構ですが、2巻を読もうと思ったら、迷わず残り全部まとめて入手することをオススメします。そうしないと身悶えますよ。私のようにね(笑)。 飛沫の「DIVE」アジア合同強化合宿の試合から始まるこの2巻は、知季ではなく飛沫を軸に展開していきます。
アジア合同強化合宿の試合は幕を閉じ、合宿に行った知季、飛沫、要一の中の誰か二人。眠れる獅子は化け始め、強靭な精神力を持った天才は飛びぬけた力を持つ、そんな知季と要一が頭角を表す中で、飛沫はーー?アジア合同強化合宿に選ばれたのは誰か?飛沫はどう変わっていくのか?
相変わらず、三人のこれからが気になります。 勇気をもらいました☆この本を読んで、私は、勇気がもらえた気がします。どんなことでも、一生懸命努力をしたら、いつか、努力は報われる、そんなことを、この本から学びました。まだ、この本は、3巻・4巻と続いています。登場人物のこれからの活躍と共に私も、彼らに負けずに、今しかできないことに、いろいろ、チャレンジしていきたいです!