よだかの星は雪渡りとはまた違う静けさがある。悲しい作品だが最後には良かったと思える、ジーンとくる作品だ。 いくつになっても読んでいたい作品集だと思う。
パスワードシリーズの中で最も楽しめる本だ☆
登場人物みなが生き生きと、個性があって素敵です。悪役の海賊も魅力的に描かれていて、カッコイイです。スリルあり、アクションありの冒険小説の名作、手に汗握って読みましょう。
ローラがイライザにやきもちを焼くところ、アルマンゾが誤解を解こうと一生懸命になるところは、時代は変わっても人の心は同じだと嬉しくなります。自分の花嫁衣裳を作るのに、その頃ようやく西部にも出回ってきたミシンを使うところなど、興味深いです。どれだけ驚きをもって受け入れられたかがうかがい知れます。
青春ってまさにこういうことを言うんだなーと、読後にさわやかな気持ちになること請け合いです。今青春の人も、もう終わったと思っている人も、心が温かくなる一冊ですよ。 職業婦人になったローラ ローラの結婚までの物語です。 教師になり子どもへの対応に苦労したり、冷えきった家族関係というものをはじめて垣間見たり、ネリーとの恋のさやあてがあったり、(私はここが面白かった)結婚するまでの間にもいろんな事がおこります。 明るく働き者のローラの姿は楽しい読書の時間をくれます。
大きな森の小さな家から読んでくるとより面白いですよ。 『この楽しき日々』英語版おなじみ、ローラ・インガルス・ワイルダーのLittle House シリーズので
最もロマンティックな作品と言えるでしょうか。ローラが初めて家族から離れ、独り立ちして行く様子、教師としてのキャリアを積む意欲、大人になった、メアリーとの友情とも呼べる姉妹愛、そしてアルマンゾとの結婚へ至る恋愛の経緯などが彼女独特の鮮やかな文体で綴られていて、シリーズの続きとしてだけではなく、Little Houseシリーズをご存知のない方にも楽しめる一冊ではないでしょうか。
中でもこの作品は、そういったメッセージがSFという形を借りて最も象徴的に現れた代表作と言っていいと思います。近未来を舞台に、人類の不幸な歴史をただ一人記憶することを宿命付けられた少年が、その記憶と共に、コミュニティからの脱走をはかります。最後に彼が到達した地点は一体なんだったのかー。このラストシーン、作者が少女時代日本に滞在していたことと別に関係はないんでしょうが、なぜか東洋的な雰囲気が漂います。
彼女の作品では、こまごまとした情景描写よりもストーリーの展開に重きがなされていて、原文もシンプルの極みで非常に読みやすいものが多く、簡単なペーパーバックを読んでみたいという方に是非お勧めです。この作品は少し長くてキツいなーという方には、やはりニューベリー・アワード受賞の、“ふたりの星”がまずお勧めです。
生き様はなかなかスリリング。本当に、家にいるような、そんな身近な感覚をおこさせてくれる本です。「(床下の)小人がいないなら、なぜ工場は安全ピンを作り続けるのか」というのはある意味名言ですね。 無くしたものは、借りられたものかりぐらしとは、人間の持ち物を借りて(持っていって)暮らしている小人たちのことです。この本は、かりぐらしたちのお話の最初の本。私は、これを読んで以来、何かを無くしたときは、小人たちが借りていったのかもしれないと思うようになりました。自分の家の床下に、こんなに楽しい小人たちが居たら、とても素敵なことだと思います。大人も、子供も、かりぐらしと友達になりたいはず。シリーズで数冊ありますが、この本が一番、かりぐらしたちの楽しい生活を間近で見ているような気分になります。ほんとに、おすすめ。
また出会えた事に感謝です!