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児童文学


風の又三郎 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
風の又三郎 (岩波少年文庫)

・宮沢 賢治
【岩波書店】
発売日: 2000-11
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
中古価格: 149円〜
風の又三郎 (岩波少年文庫)
宮沢 賢治
カスタマー平均評価:  4
とても読みやすい
 この人の作品は小学生の頃から読んでいるが、やはり読みやすいのが良い。まずこの人の作品を読めば他の著名人の偉大さがわかり他の著名人の作品も読みたくなってくる。数多くの著名人の中でも、子供には一番なじみやすいんじゃないだろうか。
 雪渡りはとても静かでカワイらしい作品だ。宮沢賢治独特の雪の表現は面白みがありわかりやすい。

 よだかの星は雪渡りとはまた違う静けさがある。悲しい作品だが最後には良かったと思える、ジーンとくる作品だ。
 いくつになっても読んでいたい作品集だと思う。

 


続・パスワードとホームズ4世―パソコン通信探偵団事件ノート〈6〉 (講談社 青い鳥文庫)

[ 単行本 ]
続・パスワードとホームズ4世―パソコン通信探偵団事件ノート〈6〉 (講談社 青い鳥文庫)

・松原 秀行 ・梶山 直美
【講談社】
発売日: 1998-08
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
中古価格: 1円〜
続・パスワードとホームズ4世―パソコン通信探偵団事件ノート〈6〉 (講談社 青い鳥文庫)
松原 秀行
梶山 直美
カスタマー平均評価:  5
|・・|
いつも楽しく読んでいます。いつも面白いクイズやびっくりするようなクイズが出てきて電子探偵団がといていきます。マコトとみずきがとてもきになります。!!!!!!!
アイザックファン♪
「パスワードとホームズ4世」に続いてまだマコト、みずき、アイザックの三角関係が続いているが、またもやびっくりな人が登場する。あのフランス人形みたいにかわいいまどかとうりふたつの子が現れたのだ!!
そして、あの世界的有名な名探偵シャーロックホームズとちなみに曾々おじいさんが宝を子孫に残していた?!

パスワードシリーズの中で最も楽しめる本だ☆


紅はこべ 痛快世界の冒険文学 (14)

[ 単行本 ]
紅はこべ 痛快世界の冒険文学 (14)

・山崎 洋子 ・B. オルツィ ・永田 千秋
【講談社】
発売日: 1998-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
中古価格: 649円〜
紅はこべ 痛快世界の冒険文学 (14)
山崎 洋子
B. オルツィ
永田 千秋
カスタマー平均評価:  5
とっても痛快!!
読み終わったあとに、ほっとしました。スリルがあって、ハラハラします。謎の紅はこべ・・・・。その意外な正体とは・・・。
わたしは、この本の女主人公の行動力にびっくりしました。
自分だったら、あんなことができるだろうかと・・。どの本もだいたいは、冒険ものというと主人公は男性ですが、この本の主人公は女性です。そこがまたいいです。

宝島 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
宝島 (岩波少年文庫)

・スティーヴンスン
【岩波書店】
発売日: 2000-10
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
中古価格: 500円〜
宝島 (岩波少年文庫)
スティーヴンスン
カスタマー平均評価:  4.5
素晴らしい翻訳
他の方も書いてらっしゃいますが、この岩波少年文庫の海保さんの翻訳が、今のところベストではないかと思います。 スティーヴンスンの文章は、滑らかで読みやすく、それでいて無駄なく美しく整っているのですが、他の出版社の文庫本などの翻訳は、どうもゴツゴツしていたり表現に洗練されたものがなかったりで、論文や評論を読んでいる「学者」さんが翻訳したなぁという感じの、納得出来ないものばかりでした。しかしこちらの商品は、挿絵も見事ですし、訳文もスティーヴンスンの原文のもつ魅力を、翻訳可能な限界近くまで引き出していると断言できる仕上がりです。 ちなみに、『宝島』という物語には、適正年齢はありません。読むことのできる全ての人へ、お勧めいたします。勇気と、冒険と、海賊が隠した財宝の眠る島が、今までも、そしてこれからも、あなたが訪れるのを時を越えて待っているのです。この物語を読み終わったとき、あなたが宝物だと感じる物は、もしかすると・・・。
名訳!!
波の向こうの宝島。 不気味な島でジムが出会う数々の駆け引きに 息つく暇もなく夢中になっちゃいます。 名訳!!さすが小説家!! 出だしの訳はイマイチですが、全体的にすごく巧いです。 なんで小さいときにこの本に出会わなかったんだろう。 もっと多感な時期に読んでいたら・・と思わされました☆
なつかしさ
片足が義足、海賊船、宝捜し・・TVゲーム等で定番になっているものの原点です。宝捜しの部分が意外と少なく、人間の描写とジム少年の冒険がメインであること、これらは小さい頃に読んだ子供向けに書かれた本と全く違う印象を受けます。
でもこの原作者が「ジーキル博士とハイド氏」と同じだとは!
悪役の魅力全開!
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さあ、冒険だ
イギリスの海辺の町で母親と2人でベンボー亭をきりもりしている少年、ジム・ホーキンスが手に入れた1枚の宝島の地図から、冒険の旅が始まった。リブシー先生たちと宝探しに航海にでた彼を待っていたのは、厳しい海の掟と、ジョン・シルバーなど陽気な海の男たち、そして裏切りだった。船員に化けて船に乗り込んでいた海賊たちとの争いの中で、様々な男たちの生きざまを、ジムは知っていく・・・。
ジム少年が子供ながらにも勇敢で、海賊たちと堂々と渡り合うところが好きです。ジムのお母さんも1人でジムを育てただけあって、何とも度胸のある女性です。古典的児童小説でありながら大人から子供まで楽しめる冒険小説でもある、ページを開いた瞬間から海原に揺れる船に乗って冒険できる贅沢な作品です。

登場人物みなが生き生きと、個性があって素敵です。悪役の海賊も魅力的に描かれていて、カッコイイです。スリルあり、アクションありの冒険小説の名作、手に汗握って読みましょう。


この楽しき日々―ローラ物語〈3〉 (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
この楽しき日々―ローラ物語〈3〉 (岩波少年文庫)

・ローラ・インガルス ワイルダー
【岩波書店】
発売日: 2000-10
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
中古価格: 169円〜
この楽しき日々―ローラ物語〈3〉 (岩波少年文庫)
ローラ・インガルス ワイルダー
カスタマー平均評価:  4.5
ローラ、少女から大人へ
ローラはかねてから希望していた教師の道へ進みます。 初めて家を離れて下宿生活です。 始めは生徒たちもいうことを聞いてくれません。おまけに 下宿先は本当に陰鬱な家でした。 そんな中で唯一の楽しみが金曜日に我が家へ帰ることでした。 金曜日にはアルマンゾが学校まで迎えに来てくれるのです。 そんな経緯があって、教師の務めが終わってもローラは アルマンゾとたびたび出かけるようになります。 教師として自分を律したり、仕事を持ち責任を負うことで ローラは大人へと成長していきます。 そしてアルマンゾとの恋。 読みどころが一杯の作品です。
ローラと一緒にどきどき
ローラと、生涯の伴侶となるアルマンゾの結婚するまでのお付き合いの話です。テレビ、電話、映画などの娯楽は当然のことながら全然ない時代、どういう風に二人はデートを重ねたのか。教師としてのローラが自分より年上の「生徒」にどういう風に教えたのか。楽しいツボが一杯です。

 ローラがイライザにやきもちを焼くところ、アルマンゾが誤解を解こうと一生懸命になるところは、時代は変わっても人の心は同じだと嬉しくなります。自分の花嫁衣裳を作るのに、その頃ようやく西部にも出回ってきたミシンを使うところなど、興味深いです。どれだけ驚きをもって受け入れられたかがうかがい知れます。

 青春ってまさにこういうことを言うんだなーと、読後にさわやかな気持ちになること請け合いです。今青春の人も、もう終わったと思っている人も、心が温かくなる一冊ですよ。
職業婦人になったローラ
 ローラの結婚までの物語です。
 教師になり子どもへの対応に苦労したり、冷えきった家族関係というものをはじめて垣間見たり、ネリーとの恋のさやあてがあったり、(私はここが面白かった)結婚するまでの間にもいろんな事がおこります。
 明るく働き者のローラの姿は楽しい読書の時間をくれます。

 大きな森の小さな家から読んでくるとより面白いですよ。
『この楽しき日々』英語版
おなじみ、ローラ・インガルス・ワイルダーのLittle House シリーズので

最もロマンティックな作品と言えるでしょうか。ローラが初めて家族から離れ、独り立ちして行く様子、教師としてのキャリアを積む意欲、大人になった、メアリーとの友情とも呼べる姉妹愛、そしてアルマンゾとの結婚へ至る恋愛の経緯などが彼女独特の鮮やかな文体で綴られていて、シリーズの続きとしてだけではなく、Little Houseシリーズをご存知のない方にも楽しめる一冊ではないでしょうか。


闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)

[ 単行本 ]
闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)

・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
【偕成社】
発売日: 2006-11
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
中古価格: 297円〜
闇の守り人 (軽装版偕成社ポッシュ)
上橋 菜穂子
二木 真希子
カスタマー平均評価:  4
さよならを言うために
バルサの過去をたどる旅路だ。故郷をたどる旅路で、バルサは過去を振り返る。 舞台は、したがって、新ヨゴ皇国から青霧山脈を越えた、北方のカンバル王国に移る。 王位継承に関わる陰謀は終わっておらず、形を変えて違う陰謀が動き続けていた。 そのあたりの人間模様、心模様も面白い。新たな事実がわかるたびに、人の心を縛っていた恨みや憎しみ、悲しみが、徐々に解きほぐれていく。 チャグムと過ごした時間が、バルサにとっても宝物のような体験になったことが、伺えるところもよい。 誰かを守り育む体験を経てこそ、バルサの、養い親ジグロへの後ろめたさや、運命や境遇への怒りが、新たな目で見直されていく。 大事な人を失った悲しみを昇華する。その過程は、別離の経験を経てきた人のほうがぐっとくるのだと思った。素晴らしい物語だった。
バルサ再生の物語
〈守り人〉シリーズの二作目にして、 最高傑作との呼び声も高い本作。 以下に三つの観点を挙げ、本作に内包する テーマを探っていきたいと思います。 ◆捏造される「正史」  前作の新ヨゴ皇国と同様、本作の舞台となる  カンバル王国でも為政者が自分達に都合の良い  歴史をつくり上げ、民衆に信じ込ませています。  どんな歴史も「物語」であることから逃れられない  以上、「正史」とは、その時々の勝者が敗者を排斥  してつくり出した一方的なものに過ぎません。  しかし、かといって「正史」のすべてが悪であったり、  無意味なものというわけではなく、国を治める上で  欠くべからざるものでもあるのです。  かくして「真実」は闇に沈み「物語」が  世を覆いますが、いつの日か「真実」が  復讐に現れる、というのも歴史の必然です。 ◆自然との交感  人は社会的な存在である以前に、自然体系に属する生命体です。  しかし、我々より、はるかに自然と密接な共生をしている  カンバル人でさえ、そうした事実を忘れ、自然への畏敬や  感謝を失っている実態が描かれます。  そんな人達が物語の終盤で体験する〈山の王〉の秘儀は、  自然との原初的な関わりのイメージが荘厳に視覚化されて  おり、生命の本質や繋がりが見事に表現されています。 ◆人間心理の陰影の深さ  バルサがジグロに抱く気持ちは単純なものではありません。  自分を救い、育ててくれたことへの感謝は当然  ありますが、同時に、自分がジグロの人生を  狂わせたという罪悪感も抜きがたく感じています。  そんなバルサが〈闇の守り人〉たるヒョウルとの対決  のなかで「死と再生」を遂げることにより、ジグロの  魂だけでなく、自分自身の心も救済しています。  
むりやりな話
正直なところ、一巻がそれなりに好調だったため、むりやり2巻を捻出した、という感じを受けました。 その場しのぎで作り上げたとしか思えない、この作品にしか出てこない言葉などが多数あるし、ラストも結局はしっくりきません。 なんせジグロは死んでいるんですし。 その後の作品がよかったので、いいのですが、これ自体はあまり読む意義を感じません。
第二話は●●探検
精霊の守り人の終わりでバルサが旅立つシーンがありますが、 話はそこから続いています。 ファンタージでお約束の「カンバル国の地図」が巻頭にある のがうれしいですね。 また、ファンタジーというと「ナルニア国物語」がありますが この巻は、ナルニア国物語でいうと「銀のいす」にあたります。 今回はカンバル国の話であると同時に「●●探検」でもあります。 ●●はネタバレになるので伏せておきます。もっとあとの巻では 「朝開き丸、東の海へ」を思わせる海洋譚もあるのでバランスの とれた舞台設定です。  話の中心はバルサの過去への清算なのですが、「短槍の活劇」 と「カンバル国」と「山の国」の二重世界がたっぷり楽しめます。 武器の扱いをきっちり書いてあるところに好感が持てます。  NHKはこの話もアニメ化してくれるのかな?液晶テレビの 苦手な暗いシーンが多いので画質チェックに使えそうです。
国の守り人
バルサが故郷へ戻り、ジグロの汚名を晴らし、闇の守り人となったジグロと彼に切られて死んだ8人をともらう物語。 『精霊の守り人』の見事な書き出しに比べこちらはジグロらしき闇の守り人とバルサの最初の出会いが疑問でした。 洞窟の奥深くにいるという闇の守り人が少女を襲い、なぜ洞窟の出入り口近くにいたのでしょう。 バルサの出迎え?なぜ少女を襲うの?松明もってないのに。 『精霊の守り人』でも感じたのですが、わけのわからない生き物を登場させなければいけないのでしょうか。 『精霊の守り人』は、水の精霊の守り人。 『闇の守り人』は、闇にいる国の守り人。なのかな。精霊のときと、の、の意味が違うの?

ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)

[ 単行本 ]
ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)

・ロイス・ローリー ・掛川 恭子 ・Lois Lowry
【講談社】
発売日: 1995-09
参考価格: 1,427 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 570円〜
ザ・ギバー―記憶を伝える者 (ユースセレクション)
ロイス・ローリー
掛川 恭子
Lois Lowry
カスタマー平均評価:  5
表紙が・・・
今は絶版なんでしょうか?もったいない。 子ども時代に読まれるべき作品だと思う。 大人になってから読んでもヒヤリとするけれど。 どうしてこんなに怖い表紙なのか疑問だったのですが、 (あとがきで説明されていますが) この画家の写真をチョイスした作者に身震いします。
こんな未来があったら? 誰が記憶を受け取るのか?
 未来…、もし、こんな社会に住むとしたら、本当に楽しい事や本当に悲しい事はいったい何なのだろう? 人を好きになったり、嫌いになったりする感情も、自分に合った仕事を選ぶことも、赤ちゃんを産むことも育てることも何の意味があるのだろう? 双子のうち、体重の少ない方は要らないなんて言われたら。お年よりは要らないなんて言われたら。何よりも、世界中に色が無かったならば…。音楽が無かったならば…。未来…、私達が受け取る未来はいったいどんなふうなのか、考えさせられる作品です。
継承するべき未来は、記憶に頼るものなのか?
 昔、これが高校生用の読書感想文の課題だった時、高校生に読ませるようじゃ遅いだろうと思った。小学生高学年から、こういう問題は知らせておくべきだろうと。「臭い物に蓋」のようなシステム社会に対する警鐘、恋愛や仕事、人生における選択の自由。色彩や音楽や感覚を刺激する物を受け止め、心を豊かにすることの意味。怪我や戦争、心身の痛みを伴うものをどう扱えばいいのか、受け止めればいいのか、どう理解すればいいのか…。自分で考える余地のない社会が、どれほど恐ろしいか、考えさせるのに高校生じゃ遅いだろうと思った。  児童文学作品は侮れない。全てを与えたい、委ねたいと願った相手に、否定される社会のシステムや記憶を作り上げている者は誰なのか? 次の世代にのみ考えさせるのではなく、当事者が考えるべき課題のはず。だから、この作品は古びることなく、今読んでも常に新しい問題をはらんでいる。
一生忘れられない衝撃
ユースセレクション、ということで小学校高学年?中学生向けの本ということになりますが、 高校三年で初めて読んだときの衝撃と言ったらありません。 小学生には奥が深すぎるのではないか、もっと年齢層を上げても良いのではないか と思うほどの、描写と構成と主題の素晴らしさ。 最後には涙がこぼれましたが、同時に「目から鱗」がボロボロです。 これまでにそれほど多くの本を読んできたとは言えませんが、 この本の衝撃が群を抜いていることは確かです。 ネタバレだけは避けたいので、是非みなさん自身にこれを味わって欲しいと思います。
ロイス・ローリーという作家をご存知ですか?
日本での知名度はいまいちですが、ニューベリー・アワードを二度受賞したアメリカの女流児童作家ロイス・ローリー。 彼女の作品には、やや社会から疎外された存在の少年少女たちが、内面的に成長していく様を描いたものが多いようです。そして人類が平和を勝ち取るためには、もっともっとお互いが隣人に対して優しくならなければならない、という真摯なメッセージを込めた作品を書き続けています。

中でもこの作品は、そういったメッセージがSFという形を借りて最も象徴的に現れた代表作と言っていいと思います。近未来を舞台に、人類の不幸な歴史をただ一人記憶することを宿命付けられた少年が、その記憶と共に、コミュニティからの脱走をはかります。最後に彼が到達した地点は一体なんだったのかー。このラストシーン、作者が少女時代日本に滞在していたことと別に関係はないんでしょうが、なぜか東洋的な雰囲気が漂います。

彼女の作品では、こまごまとした情景描写よりもストーリーの展開に重きがなされていて、原文もシンプルの極みで非常に読みやすいものが多く、簡単なペーパーバックを読んでみたいという方に是非お勧めです。この作品は少し長くてキツいなーという方には、やはりニューベリー・アワード受賞の、“ふたりの星”がまずお勧めです。


影との戦い―ゲド戦記 1

[ 単行本 ]
影との戦い―ゲド戦記 1

・アーシュラ・K. ル・グウィン ・清水 真砂子 ・Ursula K. Le Guin
【岩波書店】
発売日: 2000
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 121円〜
影との戦い―ゲド戦記 1
アーシュラ・K. ル・グウィン
清水 真砂子
Ursula K. Le Guin
カスタマー平均評価:  5
深くて暗いファンタジー。
魔法使いとして才能を開花させた青年ゲドは、自分の能力を誇るあまり高慢になり、修行中に「影」を呼び出してしまう。何とか一命は取り留めたものの、以来「影」に執拗に追われるゲドは、逆に自分から「影」を追いかけて戦うことを決意するが…。 アースシーという空想の世界を舞台に、青年の心の成長を描く傑作ファンタジー。細部まで精巧に描きこまれ、文章を読みながら目の前にその世界が広がっていくようだ。 テーマが「影」との戦いというだけあって、戦記といってもゲドの個人的な戦いという意味合いが強い。全体的にわくわくするような冒険というより、陰鬱な色合いを感じたが、それも子供から大人へ変わりゆく思春期に特有の心理を反映しているのだろうか。「影」とは結局何だったのか…そこには筆者の深い洞察がありそうだ。
魅力的な Ursula K Le Guin の世界
ゲド戦記の映画が公開されてから、この本を手に取りました。作者の Ursula K Le Guin は1929年生まれなので、もう77歳近くになっています。彼女はSF界で最高の栄誉となるヒューゴー賞を5回、ネビュラ賞を4回受賞しています。これはSF界ではすばらしい業績です。しかし、このゲド戦記の原作本は、ファンタジー小説です。SFとの共通点は仮想世界をリアルに描くという事かな、と思います。SFでは何の制限もなく自由な世界を作り出せますが、ファンタジーの世界にはある一定のルールがあり、どのファンタジー小説もその範囲内で記述しているように思えます。たまに「ハウルの動く城」のように、現代世界との接点があり、魔法を使うハウルがゲーム機でゲームする甥達に会いに行くシーンもあるような小説もあります。しかし、このゲド戦記は純粋なファンタジー小説で、しかも魔法を扱っています。魔法を扱うファンタジー小説のベストセラーはたくさんありますが、Magic のとらえ方が小説ごとに異なる点がこれらの本のベストセラーたるゆえんなんでしょう。例えば、Terry Goodkind は、additive magic、subtractive magic という世界を作り、ハリーポッターは、魔法学校で魔法を学ぶ世界を作っています。Ursula Le Guin の世界では、「もの」に付属する true name が分かりさえすれば、魔法でその「もの」をコントロールできるという概念が特徴的です。豪華な料理などを魔法で目の前に展開できますが、すべて虚構の世界の産物であり、食べる事ができませんし、豪華なドレスも目の錯覚といった感じです。しかし、動物などに変身はできるようであり、この点は T.H.White の"The Once and Future King"に出てくる偉大な魔法使いのマーリンの技と同じです。ゲド戦記の魔法使いゲドは、魔法の杖を象徴として用い、船を操る風を制御し、いろんなものにspellをかける小技も駆使します。大技、小技を使い分け、Dragonと戦う強さで読者を魅せながら、自分の影(shadow)との戦いに力を消耗する弱さも併せ持っている、実に人間的なキャラクターになっています。この原作を読んでゲドの人間性を理解して映画を見れば、更に映画は楽しいものとなるでしょう。どちらが先でも構わないという人もいますが、私は原作を先に読む事をお勧めします。
星∞
「あなたが今まで読んだ本の中で、もっともお薦めできる本は?」 と問われたら、間違いなく候補に入る一冊です。 初めに読んだのは小学校6年生のときでしたが、 それ以降何10回と読み返しています。 読むたびに違うことが見える。 「ゲド戦記」シリーズ全て読んでいますが、 個人的にはこの一巻が一番好きです。 内容は「魔法使いの冒険とその成長」 といったところですが、そこから語られることは無限です。 このファンタジー、「娯楽」として読んでも100点ですが、 同時に「ファンタジーでしか描けないこと」が ギッシリと詰まっていることにも気づかされます。 清水真砂子さんの美しい翻訳も最高。 原著と読み比べても「さすが!」の一言です。 奥深い世界観を、非常に質の良い日本語で描き切っています。 色々と難しい理屈を持ち出して解釈するより、 まずはこの圧倒的な世界に触れてみることをお薦めします。 文字通り「本物」のファンタジー。 とくとご堪能ください!
「今の自分」に迷った時に読みたくなる本。
この本を「所詮ファンタジー」と侮ってはいけない。 全世代必読の1冊だと思う。 描かれているのは魔法使いが普通に居る「ファンタジー」な世界だが、人間の内面性を非常に深く描き込んでいる作品で、大人が読んでも十分楽しめる、かなり手ごたえのある内容になっている。 「ゲド戦記ー影との戦い」は、主人公ゲドの幼年期から青年期までを描いた話であるが、 彼は類まれな魔法使いの資質と思春期特有の(!?)過ぎた虚栄心から、大いなる災いである「影」を招いてしまう。 正体の知れない「影」と戦い、敗れ、逃げ、恐れ、大いに迷い苦しむのだが、そうした紆余曲折を経るうちに次第に「影」と「自分」について、この関係の本質が「何」なのかを深く考えるようになる。 平たく言えば己の葛藤、様々な人間関係などを通じて、自身も成長するといった内容だが、読まれた方は誰しもゲドの心情、行動に共感を持つと思う。 地位、名誉、金、何でもいいが、ある種の「力」を手にした時、高慢になりがちなのは、主人公ゲドに限ったことではないと思う。 力ある、と思うからこそ陥りがちな驕慢、妬み、自尊、または虚飾に踊らされる自分、そういった日常をご体験の方も多いのではないだろうか。 そして苦い失敗。 心のバランスとは難しい。この本を読む度に、主人公ゲドと共に自身も深く内省する部分がある。 中学の時に初めて読んで以降、私も何度と無く読み返した。 今の自分を振り返ってみても、この本の影響は大きかったと思う。 大人になってからも楽しめるが、大人になる前の「中高生」には特に、是非、一度目を通しておいて欲しいと思う1冊だ。
是非息子に読ませたい!
以前新聞の読書欄で高い評価を受けいていたので読んでみました。力が如何に高慢な人間をたやすく作ってしまうか、またそのことに気づくのに如何に高い代償を払わなければならないか。更には、そこから立ち直るのには深い絆と信頼に基づく友や恩師が必要かを、テンポの良い語りと、絶妙な描写で、飽きさせず一気に読み進ませてくれました。小学校高学年以上の年齢であれば、きっと何かを感じてくれるはず。むしろ、大人向けのファンタジーかもしれません。指輪物語、ナルニア国物語と子供向け?ファンタジーを読み進んで来ましたが、一人の人間の内面とその成長を描いた作品としては、ベスト1でしょう。是非続編も読んでみたいと思います。

床下の小人たち (岩波少年文庫)

[ 単行本(ソフトカバー) ]
床下の小人たち (岩波少年文庫)

・メアリー ノートン
【岩波書店】
発売日: 2000-09
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
中古価格: 136円〜
床下の小人たち (岩波少年文庫)
メアリー ノートン
カスタマー平均評価:  5
チャーミングな物語
日本では「床下の小人たち」として訳されているこの本。生活必需品をなんでも床上の人間から借りてきてしまうからこのタイトルがついています。人間にみられないように物を借りてくる生活というのはさぞかしスリリングでしょう。Borrowersのために人間がいるのよ!という彼らの考え方も面白い。daだから、生活は借り暮らしで、盗んではいないと。もしそうなら、なぜ見られてはいけないのかな??子供の頃に読んだこのシリーズ、続きも読んでみたいですね。
ちいさなファンタジー
この本は、ファンタジーに分類してもよいと思いますが、魔法が出てきたり
壮大な話だったりするわけでもありません。
床下なんかに、とっても小さな人たちが住んでいて、人間の持ちもの 安全ピンなどを「借りて」暮らしている、という物語です。
小人達は、人間に「見られる」ことを最大の恐怖として生きているので、その

生き様はなかなかスリリング。本当に、家にいるような、そんな身近な感覚
をおこさせてくれる本です。
「(床下の)小人がいないなら、なぜ工場は安全ピンを作り続けるのか」
というのはある意味名言ですね。
無くしたものは、借りられたもの
かりぐらしとは、人間の持ち物を借りて(持っていって)暮らしている小人たちのことです。この本は、かりぐらしたちのお話の最初の本。私は、これを読んで以来、何かを無くしたときは、小人たちが借りていったのかもしれないと思うようになりました。自分の家の床下に、こんなに楽しい小人たちが居たら、とても素敵なことだと思います。大人も、子供も、かりぐらしと友達になりたいはず。シリーズで数冊ありますが、この本が一番、かりぐらしたちの楽しい生活を間近で見ているような気分になります。ほんとに、おすすめ。


ドコカの国にようこそ! (fukkan.com)

[ 単行本 ]
ドコカの国にようこそ! (fukkan.com)

・大海 赫
【ブッキング】
発売日: 2004-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
中古価格: 1,450円〜
ドコカの国にようこそ! (fukkan.com)
大海 赫
カスタマー平均評価:  5
まるで毒薬のようなインパクト
童話という存在の常識的な枠組みを破壊する迷作。 長らく絶版、リクエストにより再販されたという事実よりも そもそも当初、出版出来たことにすら驚異を感じる。 作中の「ドコカの国」の解釈は色々出来るだろうが パラレルワールドがこれほどまでにグロテスクなのには そしてラスト、張られた伏線があのような貌で昇華されるのには どういう意思があるのか計り知れない。 ともかくも通俗的なストーリーと世界観を打ち破る作品で その謎の疾走/失踪感とともに、小学生が手に取った時の まるで毒薬のようなインパクトは大きいだろう。
トリップしちゃいます。
 この本に出会ったのは小学生の頃かな。怖い絵柄・・触ると自分も「ドコカの国」へ行って しまいそうで。しかしなんども(絵に触らぬように)借りて読み続けた本です。  今再び購入しようとしていますが、・・・20年以上過ぎた今、自分は何を感じるのか、 それもちょっと怖いのです。まあ、絵には触れるはずですけどね(笑)。
最も印象に残った1冊♪
小学生の頃、ストーブの音が心地よい真冬、木造で床がギシギシ鳴る取り壊し直前の図書館の隅で何気なく手に取った一冊の本がこれ 怪しげなイラスト、強烈な色使い…何だかそれだけで踏み入れては行けない世界を感じました 恐る恐るページをめくると、あまりに衝撃的でスリル満点のストーリーが… もう抜け出せない世界、一度立ち入ったら帰れない世界。ひとりで読むのが怖いくらい本気でワクワクできた、幸せな時間をくれた本です☆
私も
20年以上前でしょうか・・・小学校の図書館で何気なく手に取った本、それが「ドコカの国へようこそ」でした。 表紙の絵も色も何か暗く怖い印象で、その場で何ページか読み恐ろしくなって戻し、 でも気になり何故だか他の友達に見つからないように、こそこそ図書館へ読みに行く。ということを何度か繰り返していた記憶があります。 この本の事を思い出し探した時には絶版で諦めていたので、再版されていることを知った時は本当に嬉しかった。 改めてこの本を読むと・・・やっぱり怖い。でも解る。なにか解るから余計に怖い。あの頃の私もそんな気持ちだったのでしょうか。
また出会えたよ☆
ドコカの国にようこそ!との出会いは、小学校の図書館でした。もう20年近く前になります。
私にとっては一番の忘れられない本でした。題名と言い、癖のある絵、ドコカの国へ行くための数々の難題と先の読めないストーリー。
ドキドキと言うか、少し怖いような何ともいえない不思議な感じ。
不思議で少しの毒がある、でも暖かさもあるそんな本です☆

また出会えた事に感謝です!


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 更新日 2008年10月11日   ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク