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[ 単行本 ]
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トレモスのパン屋 (くもんのおもしろ文学クラブ)
・小倉 明 ・石倉 欣二
【くもん出版】
発売日: 1993-03
参考価格: 948 円(税込)
販売価格: 948 円(税込)
中古価格: 525円〜
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・小倉 明 ・石倉 欣二
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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ふしぎな木の実の料理法―こそあどの森の物語 (こそあどの森の物語)
・岡田 淳
【理論社】
発売日: 1994-12
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
中古価格: 64円〜
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・岡田 淳
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カスタマー平均評価: 5
ほっこりできる一冊 こそあどの森シリーズ第一巻。
人と関わるのが苦手なスキッパーの元に、旅をしているバーバさんから手紙と荷物が届く。
それは「ポアポア」とよばれる木の実と、その木の実の料理法だった・・・のだが。
肝心の料理法が、運んでる途中雪で濡れた為にほとんど読めなくなっている。所々読み取れる部分から推測すると、どうやらこそあどの森の住人の誰かが料理法を知っているらしく、教えてもらうようにとのこと。だけどスキッパーは誰かに会うのがとても苦手。どうするのスキッパー?
魅力的なキャラクター、こだわりのある住人達の家、色彩風味豊かな描写。読みながら季節を感じ、食欲をそそられ、スキッパーと共に一喜一憂できる素敵な作品。小学校低学年向けの簡単な作品なので、まだ読んでいない方はぜひ気軽に手にとってみてほしい。
心の名作 私がこの本と出会ったのは小学3年生のとき。
学校がお勧めの本として紹介していたので購入しました。
登場人物も皆個性豊かで1人1人が大好きになります。
読み終わったあとのあの温かい気持ちは中学3年生になった今でも忘れていません。
そのころから本を読むことに関心が高まり、今では本の無い生活なんて考えられません。
この本に出会えて本当に良かったです。
ニヤニヤ、ダハハ、そして、ほっこり こそあどのもりは不思議なところ。静かで、独特の時間の流れにのったところ。一風変わった住人たちが、これまた変わった家に住んでいるところ。そのこそあどの森の一番新しい住人のスキッパーに、旅に出ているバーバさんから木の実が届きます。「○○にきけばお料理の仕方がわかります」という手紙とともに。一人が好きで、話をするのが苦手なスキッパーくんには、大事件。だって読めなくなった手紙の文字を探し当て、この木の実の料理法をカイメイしないといけないんですもの。
わがムスコいたるところでニヤニヤ、ダハハ、と照れ笑い。思い当たることがいっぱいあったのでしょう。耳のそばでわーわ話しかけられ、耳が痛くなったり、知らない人に何か説明するために、こっそり話し方の練習をするとか。予想外の質問にあって面食らい、冷や汗がでるとか、ね。話(学校の授業で発言することも含めて)をすることが苦手な子供にありそうな場面が続々と展開するんですから。
いろいろあるけど、用意された結末は、なかなかすてきです。作者の深慮遠謀に感心します。木の実=種だったのかぁ、と感動します。この種から何が芽生えるか、楽しみに読んでください。ほんわり、ほっこり、いい気分になれること請け合い。
ポアポアの味 スキッパーは南の島で研究中のバーバさんより不思議な木の実と
その料理法の手紙をもらいます。
ところが配達途中に濡れた手紙はインクがにじんでいて読めません。
仕方なくスキッパーは、無口にもかかわらずその手紙の解読のため、
森の住人を訪ねることになりますが・・・。
以前ブックトークで紹介されていたのですが、
なるほど、面白い展開です。
スキッパーが訪ねる家も魅力的です。
最後に料理法が解明するのですが、とてもおいしそうですよ。
心が温まる スキッパーに徐々に訪れる変化の上手さ そしてラストページは優しさで涙が溢れます。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピーター・パン (岩波少年文庫)
・J.M. バリ ・J.M. Barrie ・厨川 圭子 ・James Matthew Barrie
【岩波書店】
発売日: 2000-11
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
中古価格: 250円〜
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・J.M. バリ ・J.M. Barrie ・厨川 圭子 ・James Matthew Barrie
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カスタマー平均評価: 5
ディズニー版「ピーター・パン」に毒されている方には是非! この作品はJ.M.バリーの原作を忠実に訳したものらしく、少し残酷な部分も描かれています。ディズニーの「ピーター・パン」しか知らない人には少し衝撃的かもしれません。子供は無邪気でかわいらしい天使である一方、残酷でもあります。 しかし、ディズニーの無菌状態の「ピーター・パン」よりもわくわくします。さらに、悪役は悪役でしかないディズニー版に比べ、それぞれのキャラクターが悪と善の両面を持っているため、どのキャラクターも愛せます。嫌いだったフックのことも好きになってしまいました。私はこの本を読んでピーターやフックの出生の秘密を知ることができ、とても嬉しく思いました。 そして物語の最後は涙なしでは読めません。大人になった時に無くした何かを見つけたような気がします。
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[ 単行本 ]
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闇の守り人 (偕成社ワンダーランド)
・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
【偕成社】
発売日: 1999-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
中古価格: 719円〜
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・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
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カスタマー平均評価: 5
バルサ再生の物語 〈守り人〉シリーズの二作目にして、
最高傑作との呼び声も高い本作。
以下に三つの観点を挙げ、本作に内包する
テーマを探っていきたいと思います。
◆捏造される「正史」
前作の新ヨゴ皇国と同様、本作の舞台となる
カンバル王国でも為政者が自分達に都合の良い
歴史をつくり上げ、民衆に信じ込ませています。
どんな歴史も「物語」であることから逃れられない
以上、「正史」とは、その時々の勝者が敗者を排斥
してつくり出した一方的なものに過ぎません。
しかし、かといって「正史」のすべてが悪であったり、
無意味なものというわけではなく、国を治める上で
欠くべからざるものでもあるのです。
かくして「真実」は闇に沈み「物語」が
世を覆いますが、いつの日か「真実」が
復讐に現れる、というのも歴史の必然です。
◆自然との交感
人は社会的な存在である以前に、自然体系に属する生命体です。
しかし、我々より、はるかに自然と密接な共生をしている
カンバル人でさえ、そうした事実を忘れ、自然への畏敬や
感謝を失っている実態が描かれます。
そんな人達が物語の終盤で体験する〈山の王〉の秘儀は、
自然との原初的な関わりのイメージが荘厳に視覚化されて
おり、生命の本質や繋がりが見事に表現されています。
◆人間心理の陰影の深さ
バルサがジグロに抱く気持ちは単純なものではありません。
自分を救い、育ててくれたことへの感謝は当然
ありますが、同時に、自分がジグロの人生を
狂わせたという罪悪感も抜きがたく感じています。
そんなバルサが〈闇の守り人〉たるヒョウルとの対決
のなかで「死と再生」を遂げることにより、ジグロの
魂だけでなく、自分自身の心も救済しています。
秀逸 精霊の守り人がとても良かったので、この本に手を伸ばした。
読み始めると、すぐに話にのめり込み一気に読み終えてしまった。
読み終わった後 気持ちがワクワクしていて中々眠りにつけなかった。
ん?。こんなファンタジーを原文で読める私は日本人で良かったなぁと思ってしまった。
それくらい凄い。
前作以上におもしろい! 「守り人シリーズ」第2弾です。 シリーズ中でもかなり気に入ってる巻です。 前作でも登場した女用心棒バルサが故郷カンバルに戻り、無実の罪で非国民に仕立て上げられていた亡き養父ジグロの名誉を回復すべく活躍し、カンバル国の秘密も明かされるストーリーです。 女用心棒バルサと育ての親ジグロの、壮絶なまでの人生と親子関係がじっくり書かれています。 特にジグロのバルサに対する愛情と捨てきれない憎しみ、そしてそれに気づいていたバルサの気持ちがとても切なかったです。
人の心に広がる〈闇〉を 「守り人」シリーズ第二弾。前作「精霊の守り人」で少しだけ語られた「バルサの生い立ち」についてのお話です。
バルサは自分の故郷である「カンバル国」に、心の底についた傷を癒すために旅立ちます。
ルイシャ〈青光石〉とは一体何なのか?〈山の王〉の正体とは?
出来れば前作「精霊の守り人」を読んでから、手にしたほうがいいと思います。
一応前作を読んでいなくとも、何とか理解できるストーリーに仕上がっていますが、面白みが半減してしまいます。
先に「精霊の〜」を読んでから! 主人公バルサの幼少時代がこの本で明かされます。この本を読むなら、絶対に「精霊の守り人」を読んでから!! じゃないと意味もわからないし、おもしろさも半減してしまいます。 前作ではメインで登場していたチャグムが、この物語のなかには登場しません。チャグムファンには少し寂しいかもしれませんが、内容はとてもおもしろいです。 この物語には、専門用語が出てきますが、単語の意味もちゃんと載っているので大丈夫です!
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[ 単行本 ]
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エルマーのぼうけん 3冊セット
・ルース・スタイルス・ガネット ・ルース・クリスマン・ガネット
【福音館書店】
発売日: 1993-12
参考価格: 3,465 円(税込)
販売価格: 3,465 円(税込)
中古価格: 2,400円〜
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・ルース・スタイルス・ガネット ・ルース・クリスマン・ガネット
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カスタマー平均評価: 5
何と1963年に初版発行です。 厚い表紙の裏側-----にみかん島とどうぶつ島の地図がのっています。島の中の細々とした箇所も丁寧に書かれています。その地図にエルマーの行動がいくつか書かれていて、驚きました。話、面白かったです。エルマーの持って行った小道具がうまい具合に活用され、関心させられました。
私は、英語が全く駄目ですが、児童書なので、理解出来る方には、英語版を読むことも、お薦め致します。
私のは、1994年に印刷の古い本です。娘用に購入したものです。この本もうじき捨てます。本を捨てないと片付かないからです。
ゾロリっ子の息子も夢中。 小学校に通い始めた長男は図書の時間と言えば怪傑ゾロリシリーズばかりをむさぼり読んでいるようで、一緒に図書館に行ってもゾロリゾロリとうるさい状態だったのですが、ゾロリっ子にはおすすめと聞いてこの本を図書館で借りてきました。
私は読んだことがなかったので、正直表紙の絵や中の挿絵をパラっと見てみても本当にそんなにおもしろいのかな?というのが第一印象でした。
息子も同様の感想を持ったようで自分で読もうとはしなかったので、寝る前の読み聞かせで毎日ちょっとずつ読もうか、と提案してもイマイチ乗り気ではなかったのですが、まぁ試しに聞いてみて!と最初の2話を読んで「続きはまた明日ね」と本を閉じてみたところ、「ええええーーーー!」と大ブーイング!なんとその場で続きを読み始めたじゃありませんか!
結局最後まで自分で読んでしまい、「ああおもしろかったー!」と表紙をめくったところにある地図までもじっくり眺めていました。
そしてその少し後に学校の図書の時間に先生が続編の『エルマーとりゅう』を少し読み聞かせてくださったみたいで、またまたその続きを自分で読んだようでした。
『エルマーと16ぴきのりゅう』も一緒に読みましたが、シリーズの中でもこの『エルマーのぼうけん』が群を抜いて面白いですね。
ゾロリっ子には是非!おススメです。
冒険好きな子供 冒険が好きな子供には、とてもすてきな世界を提供します。
りゅうという見たこともない動物を助ける。
聞いただけで、きっとワクワクすることでしょう。
子供の素直な気持ちや、なにげない行動が丁寧に描写されています。
感銘を受けた本 幼稚園の頃からあります。良い本です。
僕は長い間、今までで感動した本はときかれたらBEST1にエルマーのぼうけんをあげてきました。高校時代に作ったプロフィールにもそう書きました。
僕の人生に影響を与えた本だと思います。
8歳の息子が夢中に 私も子供の頃読んだことがあるのですが、なにせ大昔のことで詳細をわすれてしまっています。
面白くて何回も読んだことは憶えていて、8歳になる息子に買ってあげました。
まんが(ワンピース)ばっかり読んでないで読書してほしかったのです、父として。
ドラクエもポケモンも毎日かかさずやってます。
しかし、静かに寝転がってるなとおもったら、エルマーを夢中になってよんでました。
お風呂をはさんで夕方から寝るまででいっき読みしてました。
(そんなにおもしろかったっけ?)息子にたずねると「めっちゃおもろい」
とのこと。明日、学校にもっていって発表するねん、といってました。
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[ 単行本 ]
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種をまく人
・ポール・フライシュマン ・片岡 しのぶ ・Paul Fleischman
【あすなろ書房】
発売日: 1998-07
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 1円〜
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・ポール・フライシュマン ・片岡 しのぶ ・Paul Fleischman
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カスタマー平均評価: 5
13人のモノローグで綴る物語 さまざまな背景を持つ人々が寄り集まる都会。
貧民街の一角にあるゴミ溜めと化していた空き地が
人種や年齢が異なる住民の手によって少しずつ
オアシスに変わっていった。
野菜や花々を栽培することで住民同士の交流が生まれ
知らないもの同士が繋がってコミュニティが構築された。
こんなエピソードが実際にあったらいいな、と
思わせる心温まる物語だ。
空き地がパラダイスに 誰も見向きもしなかったゴミ捨て場と化していた空き地に、ベトナム人の少女が自分だけの理由でライマメを蒔いた。そのことがこのおはなしの始まりで、窓から少女の行為を見た白人のおばあさん、そのおばあさんに頼まれて少女のライマメに水をやる町の学校の用務員さん、その用務員さんが空き地に畑を作っているのを見て自分も畑を作ったグアテマラからの移住民、畑を作っている人々を見てゴミ捨て場になっている空き地をきれいにしようと役所に働きかける女性、などなど、次から次へと見捨てられていた空き地に人々が係わっていき、人の繋がりが出来て行くのです。いろんな年代や人種の13人のそれぞれのお話によって、ゴミ捨て場だった空き地が、みんなの憩いの場所になっていく様子が描かれています。
空き地が畑になっただけなのに、荒野に町が出来たような感じを与えてくれました。
ほのぼのと心の温まるお話です。
ちいさなことから始まる世界 ミレーの「種をまく人」が好きで、同じタイトルだったので読んだ。 ジーンときた。 人に薦めまくり、人から人へ渡り歩いている。 現在、本の居場所は不明になってしまった。 それぐらい。誰の心にも種をまく一冊。
小さなことから始まるんだなぁ 始まりは小さな女の子の小さな行動でした。それが人々に少しずつ広がって行って、たくさんの人が喜びや連帯感を感じられるようになって行って・・・。 作品の中のちょっとした言葉にはっとさせられました。「人生には、変えられないものが山ほどある」けれど、何かを変えて行く力を人は持っているんだなぁって思いました。
じわっと心にしみてくる話 登場人物が一人称で語る形で物語は進んでいきます。 初めはベトナム人の少女。硬い土をスプーンで掘り起こして豆を埋めます。それを見ていた婦人があやしく思い、掘り返します…。 土で物を育てるという共通した行為が思いを一つにし、親近感や連帯感が生まれてくるところに静かな感動を覚えました。 私も何か育ててみようかな、という気持ちになりました。
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[ 単行本 ]
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夢の守り人 (偕成社ワンダーランド)
・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
【偕成社】
発売日: 2000-05
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
中古価格: 663円〜
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・上橋 菜穂子 ・二木 真希子
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カスタマー平均評価: 4
歌手は年をとらない?! 中世の吟遊詩人を思わせるユグノが「52歳なのに20代の若者に見える」という表現にぐっと引き込まれました。「千の風になって」や奄美出身の中(あたり)さんの「花」という歌のヒットを思い出しました。8年も前に物語が執筆されていたことを思うと、上原先生の感性が時代を先取りしていることにも驚きました。
歌、しかも肉声の魅力(魔力)については私も音楽療法講座で解説するだけじゃなく「守人シリーズのユグノを知っていますよね」と多くの人と共通理解できればステキだなあと感じました。
音楽好きの読者はぜひ一読ください。
シリーズ中、一息つける巻 「夢」と「花」がテーマで、前ニ作に比べると、ちょっと一息つける巻です。 無敵の女用心棒バルサのアキレス腱である、幼馴染のタンダが人鬼に化す、というファンのツボを刺激するあらすじではありますが、かと言ってふたりの関係がすごく進展するわけでもないです。 でもそこがバルサとタンダらしいという感じですが。
花番・花守り 『精霊の守り人』 チャグム
『闇の守り人』 ジグロ
『夢の守り人』 ?と思っていたら最後になんとトロガイ師だそうです。
守り人シリーズで無理やり感が。
トロガイ師、タンダなどの生い立ちが少し興味を引きますが、魂のみとなったタンダが自分の体に戻れないといいながら簡単に鳥の姿になって戻るとは・・・
お話自体の面白みも精霊に比べて大分劣る作品でした。
深い・・・ 今回も深い。
「精霊の守り人」「闇の守り人」に続くシリーズ三冊目です。
前作を知っていた方が、より深いです。
花は、望む夢を見せてくれるのだとか。
私も花の夢に捕われてみたい…
トロガイの「泣くために泣くな」ってのが、ぐっときました。
死者を悼むのではなく、愛しい命を亡くした自分を哀れむ涙もそうですね。
子供でなくとも、大切であればあるほど、なぜ自分が笑って生きているのか、罪悪感に捕われたり。
逆の立場なら、残った人には幸せでいてほしいのに。
★四つでも良かったんですが、命がけでタンダを殺さずに止めてくれたジンの容態が書いてないのでw
『「おれにはね、人がみんな、
<好きな自分>の姿を心に大事にもっているような気がする。
なかなかそのとおりにはなれないし、他人にはてれくさくていえないような姿だけどね。
すくなくとも、おれはその姿をもって生きてきた。
そして、どうしたらいいかわからないわかれ道にやってきたら、どっちに歩んでいくほうが<好きな自分>かを考えるんだ。」』byタンダ
一気読みに値する本その3 人の夢を糧にして、命をつなぐ「花」。夢を見ながら、死に向かってゆく、「花」にとらわれた人々。女用心棒、バルサの3つ目の物語です。
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[ 単行本 ]
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クィディッチ今昔―ホグワーツ校指定教科書〈2〉 (ホグワーツ校指定教科書 (2))
・J.K. ローリング
【静山社】
発売日: 2001-09
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
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・J.K. ローリング
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カスタマー平均評価: 4.5
クィディッチの歴史 サッカー、ハンドボール、水球に似た球技だが、
放棄にのっているところは、一線を画している。
ハリーポッタの背景情報として、1024倍楽しめる。
良く思いつきますねえ! ほんとに本当のことかと思ってしまう クィディッチなんてどこから考えついたのかと思ったけれど、全部ストーリーとして作り出したんですねえ。すごい頭をしています。 ほうきにしても、最初からお決まりアイテムかと思っていたら違うんですね。
ファンなら ”この本は、魔法世界で一番人気のスポーツ、 Quidditchの歴史を説明する本です。”こう書くとかたい本のように思えてしまうかもしれませんが、 これもJ.K.Rowlingさんが書いた本 かたいわけがありません。 彼女独特のユーモアセンスでこの本も書き上げられています。 ましてやもう 「この本は冗談で出来ている」 といってもいいでしょう。 僕なんかこの本を読んでるときは、 ニヤニヤしっぱなしでした。 安いし、面白いし、この本を買わない理由はどこにもありません。
サッカーファンにも堪らない一冊! ハリポタファンは勿論、児童文学愛好者の他、サッカーファンにも読み応えのある一冊になってます。 小説や映画を観ていて「もっとルールや細かい部分が知りたい!」方や、「これってプロリーグとかも有るわけ?」などクィディッチに興味や疑問を持っていた方には会心の一冊です。 J.K.ローリング自身が、イギリスのどこかのチームのファン(ド忘れしました。アーセナルじゃない事だけは確か)という事で、かなり凝った内容ですがすらすら読めます。キャラクターやセリフがいちいち面白いので誰でも楽しく読める正に「秀作」。 サッカーファンに堪らないのが第7章「イギリスとアイルランドのクィディッチ・チーム」。チームの名前の由来やカラー、選手のキャラといい、作者の「サッカー(Football)好き」加減が良く分かります。 売上げの全てを寄付するという趣旨で限定発売でしたが、個人的にはこれを読んで益々、是非「ハリポタ外伝:The Qidditch」が登場する事を期待してます!
サッカーファンにもたまらない一冊! ハリポタファンは勿論、児童文学愛好家、そしてサッカーファン(特にイングランド系好き)にはたまらない一冊。 小説を読んでいて「もっと詳しくクィディッチのルールとかチームが知りたい!」とか、「リーグとかある訳?プロとか。」と、思っていた人には会心の一冊。 J.K.ローリング自身がイギリスのチームのファン(すみません、どこだかド忘れしましたがアーセナルじゃない事だけは確か。)という事で、成り立ちやルールなどが非常に詳しく書かれており、その上読み物としてもかなりの凝り様なのですが、すらすら読めます。キャラからセリフからいちいち面白くて、かなりお得度高いです。 サッカー好きに堪らないのが第7章「イギリスとアイルランドのクィディッチ・チーム」。チームのカラー、歴史、選手のキャラといい、余りに面白くて買ったその日に3回続けて読んでしまいました。 売上げの全てを寄付に、という趣旨で限定発売でしたが、映画ともども 「ハリポタ外伝:The Quidditch」を猛烈に期待したくなる本です!
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[ 単行本 ]
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火をふく魔物―妖界ナビ・ルナ〈4〉 (フォア文庫)
・池田 美代子 ・琴月 綾
【岩崎書店】
発売日: 2005-03
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
中古価格: 1円〜
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・池田 美代子 ・琴月 綾
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カスタマー平均評価: 5
面白い このシリーズ、とっても面白い。
大人も楽しめます。
元は読書をしない娘のために強制的に購入したものでしたが…読み進むうちに競い合うように親子で読みました。
主人公ルナの仲間を大切にする気持ちと、諦めない強さは、今の私たちには必要な要素じゃないでしょうか?
娘も一気に読んでいました。
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[ 単行本 ]
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妖怪アパートの幽雅な日常〈3〉 (YA! ENTERTAINMENT)
・香月 日輪
【講談社】
発売日: 2004-10
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
中古価格: 240円〜
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・香月 日輪
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カスタマー平均評価: 3
期待はずれ はっきり言って期待はずれでした。 1巻は思わず漏れる笑い声や胸にぐっとくるところがあり大満足でした。 2巻も1巻と比べるとやや落ちるものの新展開で面白かった。 3巻は山も谷も無い感じです。 小丘程度のクライマックスと言うところでしょうか? 一度も笑い声が漏れることもありませんでした。 期待が大きかっただけに少々残念です。
やっと出ましたネ。 第二弾での予告どおり届いたシリーズの第三弾です。 「妖怪アパート」こと寿荘の面々を中心としたお話はこれまで通りですが前作で主人公の夕士君が手に入れた魔道書「プチヒエロザイコン」との関わりが予想通り大きくなって来ました。 それとこのシリーズのトーンもはっきりしてきたように感じました。 妖怪アパートというある種の桃源郷に暮らす高校生である主人公がその外の世界で直面する現実世界の問題とどう折合いをつけて行くのか。 1作目でも幼児虐待の悲惨な物語が盛込まれていましたが今回は挫折した人の心に忍び込むどす暗い「魔」との対決が描かれています。 前2作ほどのカタルシスは得られないかも知れませんがシリーズとしては及第。 寿荘の個性的な面々は相変わらずだし手首だけの幽霊「るりるりさん」のつくる料理の数々はいつもながら読んでてよだれが出てきそうです。 さて第四弾は来春刊行の予定。期待しながら待ちたいと思います。
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