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[ 大型本 ]
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アンジュール―ある犬の物語
・ガブリエル バンサン
【ブックローン出版】
発売日: 1986-05
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
中古価格: 730円〜
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・ガブリエル バンサン
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カスタマー平均評価: 5
大人のための絵本 白黒の絵だけなのに、
胸がしめつけられそうなほど悲しくて、切ない。
言葉がないからこそ、余計に胸に響くものがあります。
最後のページで気持ちが救われました。
大人のための絵本、です。
文章がない 無駄な文章がなく、絵のみ。
それが、創造を書き立てられ、逆に面白かった。
こんな本ははじめて。
絵もデッサンのような感じで、素晴らしいと思う。
涙が止めどなく溢れる 読後も涙が止めどもなく溢れ出す自分がいました。この絵本は文字が一切ありません。なのに“言葉”や捨てられてしまった犬の“想い”が痛い程に心に響くのです。野道を疾走する車の窓から投げ捨てられた犬。その犬はそれでも車を求め走り続ける。時には諦め、様々な場所を佇む犬。忠誠なるその姿が…主人を追い求める姿が忘れられません。言葉はなくともその姿や表情が著者の繊細なるデッサンから驚く程リアリティにありのまま伝わってくるのです。この現状は外国だけでなく現在の日本の姿をも物語っています。発行されて何十年経った今も変わらない現実。むしろ酷くなるばかりのような気がします。何て切ないのだろうか、やるせないのだろうか…。もっと多くの人にこの絵本を読んで頂きたいです。現実から目をそらさないで。もう一度、この本を読んで考えて欲しいと切実に願います。
画による小説 表現力あふれる圧倒的な画力で、文字を一つも持たない短編小説が描かれる。
この作品に出会えたことに、本当に感謝しています。
大切な人にプレゼントして、この作品を感じ取ってもらいたい、
「ステキな本」、そう言われたい。
いつまでも胸に残ります 寂しそうな少年とすてられた犬。
これから互いに寄り添って生きるのでしょうが、身体半分が省略された少年のデッサンは、「幾ら寄り添っても寂しさは100%埋めあうことはできない」
と言っているように感じます。
「めでたしめでたし」で済まない様な奥深さを感じ、何度も読み返してしまいます。
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[ 単行本 ]
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カーズ完全ガイドブック
【フレーベル館】
発売日: 2006-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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カスタマー平均評価: 5
マニアへの道? 3歳半の息子から毎日読んでくれとせがまれる。この絵本の知識を、カーズの映画を見ながら得意そうに披露してくれる。
これを見ると原画?がものすごく美しいことが分かる。絵本というレベルで語るわけにはいかないほどの手間と費用がかかっていると思う。
例えば、眼を見ると、それぞれ瞳の色が違い、虹彩も書き込まれている。
構成であるが、基本的にはキャラクター(マックィーン、キング、チック・ヒックス、サリー、ドック・ハドソン、メーター、シェリフ、レッド、リジー、フィルモア、ラモーン、フロー、ベッシーとか)の説明が丁寧にされる。
小話がいっぱい入っていて、ラジエーター・スプリングスを作ったのは誰か(ちなみにスタンリー)とかもこれを見ればわかる。
大満足! カーズの絵本は何冊か買ったけれど、この本には車のデータが詳しくいっぱい載っていて、子供は大満足!まだ字は読めないけれど、毎日飽きずに見ています。
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[ 単行本 ]
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幸せの絵本
・金柿秀幸
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2004-09-30
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 527円〜
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・金柿秀幸
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カスタマー平均評価: 5
すばらしい絵本が沢山!プレゼントにも。 最近インターネットが普及していろいろな情報は手に入りますが、どれも情報はばらばら。。。でも!この本は100冊分の絵本の情報が1冊の本にまとまって見る事が出来るので、とっても嬉しいです。1冊の本で見れるのは本のいいところですね。
きっと次に読みたい1冊も見つかるはずです。
我が家でも、早速『幸せの絵本』に載っていた本を見ました。
ご近所にお子様が産まれた方や、絵本何を読んだらいいかしら?という方へのプレゼントにもいいかな?と思います。
形式ばっていない絵本ガイドです。 絵本ガイドって、その絵本のどこがすばらしいかとか、評価とか書いてあるものなんだけれど、この『幸せの絵本』は、そういう絵本の評価っていう形じゃなくて、読者の生の声から成り立っている本です。
この本の中に紹介されている絵本は、その絵本を通じて、どんな幸せな時間を過ごすことができるのかが主眼になっています。それが、ほかの絵本ガイドブックとちょっと違っていて新鮮です。読んでいると、それぞれの人の、いろんな育児日記を読んでいるような感じで、そうなんだぁ、そんな本なんだぁ、って、紹介されている本に愛着がわいてくるような絵本ガイドです。
新旧の名作絵本を一挙掲載★ 最近の絵本から、子供の時に読んだ絵本もいっぱい載っていました。 はらぺこあおむしとか、100万回生きたねことか、子供の頃好きだった本の紹介を見て、そういえばよく読んだなぁなんて、思いつつ内容を忘れているのでまた読みたくなったり、見てて楽しいです。 知らない絵本も、絵や、感想文を読んで、これから読みたい絵本がたくさん出来ました。 作者の説明もあるから、あ、これスイミー描いた人じゃんとか、興味が広がっていきます。フルカラーで表紙と、中の見開きが載っていて、あらすじ、作家、挿絵の紹介、読んだ人の感想など、1作品に2ページを使って紹介されています。 何より、表紙だけではなく中身が見れるというところが重要! 絵本選びの参考に。ぜひぜひお勧めです☆2も出てます。
絵本を選ぶのは、幸せな時間が欲しいから 絵本に対する視点がいいのです。 絵本を通じて親子の幸せの時間が欲しい、そのコンセプトに共感します。 この本では、絵本を通して得られた幸せの時間が満載です。 絵本を見開きフルカラーで紹介する贅沢さに、 2004年おすすめサイトNo.1に輝いた人気サイト「絵本ナビ」の 1万人を超えるメンバーの投稿からのセレクト出版。 絵本を手に取る方のニーズにピッタリです。 さあ、子ども時代は多くの珠玉の絵本に出会うには短いですよ。 どうぞ親子共に幸せな絵本との出会いがありますように!
これから絵本を知るのにぴったりのガイド本! 読み聞かせをしたり、絵本の紹介記事など細々書いているので絵本の紹介本は沢山読んできましたが、この本は絵本を選ぶ目、紹介する視点などがとっても柔らかくてこれから絵本を知りたいお母さんたちにお勧めの本だと思います。 定番ともいえる絵本が沢山紹介されていますが、絵本ナビという絵本サイトのメンバー(ママたち)の投稿が生かされているので、学者とか教職者の意見じゃなくて生の声が聞けるのもいいと思います。子どもがかわれば、我が子によみきかせた場合とはまた違った反応があるのもおもしろいです。 先日の皇太子様のお誕生日会見で朗読されたドロシー・ロー・ホルト(ノルト?)の詩も冒頭のまえがきで紹介されています。実は『スウェーデンの中学教科書』ではなくて、こちらの本を皇太子様は読んだのではないかと密かに思っています。
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[ 大型本 ]
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パンダコパンダ (徳間アニメ絵本)
・宮崎 駿 ・高畑 勲
【徳間書店】
発売日: 1997-05
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
中古価格: 1,180円〜
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・宮崎 駿 ・高畑 勲
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カスタマー平均評価: 5
夢と笑いがある・・・。 パパンダのおっとりしている性格と、頼れるパワーにビックリ。
パンちゃんの無邪気な表情やポーズに思わず笑いが。
ミミコのちょっとオマセな言葉遣いや逆立ちが凄く可愛い。
ほのぼのとした昔の古きよきアニメだと思います。
そのよさをしっかり本で再現できていて、うちの子供たちも大喜び。
特に、最後のページに歌詞が記載してあるテーマソングを歌ってやると、子供たちが一緒に小躍りし始めます!パンちゃんみたいに・・・。
パンちゃんが超かわいい! 2才の息子はこのビデオが大好きで、自分がパンちゃんにでもなったかのようにハマっています。 あまりのハマリぶりでビデオばかり見せては・・と思い、本を購入しました。 心も体も大きなパパンダと、ぬいぐるみのようにコロッとしてかわいいパンちゃんと、 しっかり者のミミちゃんの明るく楽しい日常が描かれていて、 時にはハラハラしたり悲しい事もあるけれど、家族の愛情が全てをハッピーにしてくれる心温まるストーリーです。 トラちゃんが登場する「雨ふりサーカス」も入って、もちろん最後のページにはあの楽しく軽快なテーマ曲の歌詞も書かれていますよ! 読み聞かせの最後には「おかあちゃん歌って〜」とせがまれ、2・3回は歌わされます。
トトロが好きなお子さんに 我が家の息子(4歳)はトトロが大好きなのですが、パンダコパンダもこの絵本で読んで、大好きになりました。かわいいキャラクターとお話は、トトロと同じように子どもの心をつかんでしまうようです。我が家では「パンダコパンダごっこ」がマイブームです。
癒されちゃうかも 短編映画として上映されたのが30年ぐらい前の作品だけに物語の背景がみょ〜に懐かしい。すごくのんびりマイペースだけど、いざという時強くて頼りがいのあるパパンダ。甘えん坊でとっても可愛いコパンダのパンちゃん。そして何といっても底抜けにピュアで優しいミミ子がとてもいい!読むとホッとしちゃう作品です。
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[ 大型本 ]
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きょうの おべんとう なんだろな (幼児絵本シリーズ)
・岸田 衿子 ・山脇 百合子
【福音館書店】
発売日: 1994-03
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
中古価格: 347円〜
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・岸田 衿子 ・山脇 百合子
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カスタマー平均評価: 5
すてきなおべんとう こどもにとって、おべんとうってやっぱり特別なものなんでしょうね。
うちの娘は最後のページを見て、どれがだれのおべんとうか、あてっこするのが大好きです。
あと、すみっこのちっちゃい虫もお気に入りのよう。
こんなかわいいバスケットや布にくるまれたおべんとう、私も食べてみたい!
お友達とみんなでお外で食べるおべんとうはおいしいんだよ、っていうことを
この絵本を開くと、私も娘も思い出します。
みんなおべんとうが大好き! 子供って(大人も?)みんなお弁当が大好きですよね!外で食べる楽しさ、ふたを開ける瞬間のワクワク、大好きなお友達と食べる嬉しい気持ち…!そんなお弁当の楽しさがいっぱい詰まった絵本です。登場する動物やそのお弁当の中身がとても個性的に工夫されていてとにかくかわいいの一言です!
おべんとうがたのしみになる 子どもにとってお弁当には様々な思いがあるようです。楽しみがたくさん詰まったお話です。 登場する動物とその動物の大好きな物が自然にわかるようになりました。 何回も読むのですがそのたびに違う発見があるようで楽しみ方が広がりました。
一体誰が作ったお弁当? 続編の「どこでおひるねしようかな」を先に買って、その後にこの本を見つけました。どちらも擬音が楽しくて子供に読みながら、実は自分も楽しい気持ちになります。小さな虫もお弁当を持ってページにちょこんと登場していたり、細かいところにも発見があって楽しめます。お腹が一杯になったら次は「おひるね・・」にも挑戦して!
三歳の子が何度も読んでほしがりました 色とりどりの袋や風呂敷でつつまれたおべんとう。 大事そうに抱える動物たち。開いた時の喜びの表情。 三歳の子供は「おべんとうたべたいなー」と言って、 何度も読んでもらいたがります。 大人だって食べたいよ、こんなおべんとう。 絵のことばかり書いてしまいましたが、 ぎりぎりにまで削られた文章も、大切にして読みたい本です。
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[ 単行本 ]
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がたごとがたごと (絵本・こどものひろば)
・内田 麟太郎 ・西村 繁男
【童心社】
発売日: 1999-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
中古価格: 803円〜
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・内田 麟太郎 ・西村 繁男
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カスタマー平均評価: 5
意外な展開にびっくり! 表紙を見た時は、電車好きな子向けの王道ほのぼの絵本かと思いましたが・・・
ページが進むにつれて"・・・むむ、これは!?"と驚かされます。
何とも不思議な独特の絵と世界。
ちょっと不気味で子どもにはこわいかな?と思うページもありましたが、
息子は目を輝かせて大喜びでした!
この本にしかない独特の雰囲気があり、一度読んだらきっと忘れない面白い絵本。
大人もとても楽しめますよ!
がたごとがたごとと進むにつれて興奮してくる一冊です。 ある駅での風景、いろんな人が乗車している。
電車は出発し、がたごとがたごといろんな景色の中を
進んでいく。がたごとがたごとどんどん進む。
次はどんな場面かなと大人の自分もわくわくしながら
ページをめくると、「あれれ!」と驚く展開に。
そしてまたページをめくると何もなかったように
ある駅での風景、いろんな人が乗車している。
また繰返しわくわくどきどき、つぎは!つぎは!
ページをめくる楽しみがこれほどつまった絵本には
今まで出会ったことがありませんでした。
小さい頃は見ているだけで楽しいし、少し大きくなると
また別の楽しみ方も出来て一冊で何度でも楽しい絵本です。
大人も結構楽しめるよー! 乗る前と降りた時に乗客が変身する不思議な電車。「おきゃくがおりまーす。 ぞろぞろぞろ」で2才の息子は毎度ニッコリと「あれ?!?あれれれれ?」とあいの手を入れてくれます。
大人でもジックリ見比べてついつい違いを探してしまう乗客ひとりひとりの変化。小さな息子にはそこまでわからないけれど、子供なりに「しゃぼんだまフーしてるぅ」とか「ヨーヨーだ!」と、自分のお気に入りおもちゃを発見!降りるページで「ここにもしゃぼんだましてる子がいるよー。探してみて」とヒントをあげたら駅に到着ごとに「あれれ?」と言うようになりました。
買った時はオバケが出てくるトコが恐いかな?と思いましたが、なんとなく愛嬌のある表情のオバケは意外にもお気に入りに。。。ベロベロ?と言いながら舌だして見てる息子の姿が笑えます。一番好きなページかも?!独特な雰囲気の絵と楽しいしかけは大人にとっても魅力的です。このでんしゃに自分が乗ったら一体どんな姿で降りるのかな?想像力が広がります。
子供にはもったいない この絵本、表紙だけ見ると、ただの子供向けの電車の絵本かと思いますが、実は大人向けだと思います。最初は50〜60年代頃の駅に電車が停まっています。田舎を通り、山を抜け、駅に着くと乗客が皆動物に変身しています。その次は、トンネルを抜け、血の川をまたぐ鉄橋を渡り、黄泉の国を通り抜け、到着駅で降りる乗客は皆、妖怪に変身しているのです。電車が空を飛んだり、海の中を泳いだりする絵本は他にもありますが、この本は何が凄いかというと、どの人物が何に変身したかがよく見ると分かるようになっているところ。細部まで見出すと飽きないです。さらに電車は時代をさかのぼり、安藤広重の風景画のような世界(絵の完成度はほど遠いのですが)を通り抜け、果ては竜宮城まで、と、何とも不思議で奇怪な絵本です。文章は「おきゃくがのります」「ぞろぞろ ぞろぞろ」「がたごと がたごと」「おきゃくがおります」「ぞろぞろ ぞろぞろ」それだけです。だからと言って、幼児に与えるだけでは、とてももったいない本です。子供よりも、私が気に入っています。
電車好きにはたまらない! 電車好きの息子の一番好きな絵本です。 『がたごとがたごと』や『ぞろぞろぞろぞろ』など繰り返しの簡単な文なので分かりやすいし、絵も独創的でとっても魅力的な絵本だと思います。 大人の私でも引き込まれてしまう世界があります。
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[ 大型本 ]
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ぼく、だんごむし (かがくのとも傑作集)
・得田 之久 ・たかはし きよし
【福音館書店】
発売日: 2005-04
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
中古価格: 651円〜
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・得田 之久 ・たかはし きよし
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カスタマー平均評価: 5
だんごむしが好きになる。 「だんごむしってそんな虫だったの?」と大人も感動できる本。
(むしろ大人の方が感動する)
イラストが気持ち悪くないので、だんごむしが苦手なママも大丈夫だ。
しかし、最後のほうで「だんごむしを飼ってみないかい?」と
魅力的な誘いがあるので、虫嫌いの方はうまいことページを読み飛ばすか、
別の台詞に置き換えた方がいいかもしれない。
だんごむしに興味がある子どもがいるなら持っておきたい。
身近な存在 誰でも一度は触れてみたことのある身近な虫ですが、
その生態を知る人はほとんどいないでしょう。
内容は「だんごむし」を擬人化して、
その生態を面白く、わかりやすく紹介しています。
読んであげるうちに、「へー、そうなんだ」と興味深く、
親子で引き込まれる部分もありました。
その後、「だんごむし」を見つけたり、話題に出たりすると、
「だんごむしはね、かにのなかまなんだよ」などと、
こどもが得意げに「だんごむし」について話します。
絵本を通して、いろんな事に興味をもち、
楽しみながら知識が広がることは大変良い事だと思います。
身近な虫 最初、本屋さんで「よんで?」と持ってこられたとき、
虫嫌いな私は「うっ!!」となりました・・・が・・
本当にわかりやすく書かれており、すごく身近な虫なんだけど
全然知らなかったこととかたくさんありました。
そして絵本に引き込まれている自分がいました。
ウチの娘は唯一触れるのはこの「だんごむし」です。
お勧めの絵本です。
寝る前の一冊にとても心地いい 得田さんという、虫が本当に好きな方が書いたお話しなんだなあ、というのが伝わってくる、とても暖かい気持ちになる本です。かがくのともから出ている本なので、だんごむしについて書いてあるだけかと思っていましたが、それだけではないものを子供も感じているようです。
だんご虫の視点で書いてあるので、こんなものを食べるんだよ、だからこんなところに住むのが好きなんだよ、などという内容が主ですが、途中で、ぼくのこと飼ってみない?としゃべりかけてくれるのがとても楽しいです。
こどもがだんごむしのことをとても好きなので買った一冊ですが、読んでいくうちに、だんご虫のほうも子供のことを好きでいてくれているかも、と感じるので、それが子供も嬉しいらしく、なんども読んで欲しいといいます。冬を前にして、仲間のところに帰っていくのですが、その辺の語り口調も心地よく、本が終わると、こどもがあっさりと ”おやすみ”といって寝てくれるので、不思議な一冊だなあと 得田さんのパワーを感じます。
おもしろい!理科的 書いてあることは、かなり理科的ですが、3歳の娘でも楽しく理解できました。読んでいる自分も、枯葉がなくある理由やコンクリートに穴があく理由がわかって、おもしろかったです。
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[ 大型本 ]
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せかいいちうつくしい村へかえる (えほんはともだち)
・小林 豊
【ポプラ社】
発売日: 2003-08
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 1,100円〜
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・小林 豊
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カスタマー平均評価: 5
春がやってきた村 前作でサーカスに入団するため村を離れたミラドー。 サーカスからもどったミラドーを待っていたのはすももの木だけでした。 村は破壊され、誰もいません。 でも、すももの木にはちいさなつぼみがついています。 絶望せずにいたミラドーはやがて友達のヤモと再会するのです。 二人は無人の村に戻ります。 また村が再生しますように・・・。 そんな祈りが静かに伝わってくるおはなしです。 ラストの言葉をぜひかみしめてほしいです。
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[ 大型本 ]
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すてきなひらがな
・五味 太郎
【講談社インターナショナル】
発売日: 2005-07-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
中古価格: 1,297円〜
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・五味 太郎
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カスタマー平均評価: 5
この本は本当にすてき! これから産まれる子供がニュージーランドで育つため、日本語のすばらしさや楽しさを分かるために現在いろんな本を購入しています。
自分が日本語を勉強している時に五味太郎さんの「日本語擬態語辞典」を買い、すごく楽しくて勉強になりましたので、是非子供にもその楽しさを分かってほしいと思い、すてきなひらがなもすてきなカタカナもあわせて買いました。
親にとっても楽しい本で、子供のために役に立ちそうです。
主人公=あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゆよらりるれろわをん 【いいなあ、ほんとにいいなあ。これからひらがなをおぼえようってひとには、こんなすばらしいほんがあるんですから】
見開きの構成は、左に大きなひらがなひともじと、その書き順の紹介。
右はそのひらがなではじまる言葉をイラストと共に紹介。
ローマ字のよみがながついたり、英訳もあったりでサービス満点。
イラストに加えて、ひらがなを物で再現した写真がすべて付いてます。
五味さんならではのシャレた遊びごごろに、おもわずニヤリの連続。
例えば、「め」のコーナーでは、
めがね/megane/glasses/ グラスイズ/めがねをつけた人の絵
というように5種類の表現があるのです。
他に めん・めんどり・め・めだまやき が載ってます。
「め」の形をしためだまやきの写真もあります。
これだけ凝った本なのに、1800円とは安い。
実は最近、仕事でタイに出張しました。現地のデザインテイストを理解しようと
帰ってから、タイ語を書いてみたりしてます。あの独特のクネクネした文字は
手強いですなあ。ひらがなのほうがもっと複雑だろうって?
でも、五味さんのこの本があるからねえ。
大人も楽しめます! 「ひらがな」を扱った絵本は数あれど、この本は1つの音に対して複数の例があり、更にはその英訳までついている!!!娘も私もページをパラパラめくっては写真とイラストに釘付けです。
年齢を選ばず楽しめる ひらがなを覚える頃の小さなお子さんを持つ知り合いが多いので、 ギフトに使うために購入しました。勿論自分用にも。 文字通り、ひらがなを楽しみながら学べる素敵な絵本です。 ひらがなを覚えさせる為のお決まりの本ではなく、 そのひらがなにまつわる単語を、形状や素材まで同時に連想させ、 子供の想像力をより一層引き出してくれるものだと思います。 且つ、英単語も載っているので英才教育にも、あるいは英語圏の お子さんの日本語教育にも使える(?)優れモノだと思います。 また、あまりにも有名ですが五味さんの絵は、とても愛のある絵で 子供のためだけではなく、その個性的な表現方法は大人にとっても 十分楽しめる本だと思いました。
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[ 大型本 ]
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どんなにきみがすきだかあててごらん (児童図書館・絵本の部屋)
・サム マクブラットニィ ・アニタ ジェラーム
【評論社】
発売日: 1995-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
中古価格: 517円〜
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・サム マクブラットニィ ・アニタ ジェラーム
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カスタマー平均評価: 4.5
ほんと 本当に、いろいろな考え方があるんですね。
私はそんなこと あんまり、というか全然考えず、
立ち読みしながら 涙してしまい
「彼にプレゼントしよう!」と思い、
プレゼント用にラッピングしてもらい
喜んでもらいましたよ。
そして、
「男女問わず、好きな人にこの本贈りたいなー」と
思ったのですが。
なお、英語版にも目を通してみることにします。
計り知れない愛で愛されてる安心感 毎日愛おしい子供の寝顔を見てるとこの絵本を思い出します。
私は単純に子供もオトナも無条件に大きい愛情に包まれてる安心感が必要だとオモウから。ムキになって競って答えてるとか自己満足だとは受け取らなかった。やっぱり自分が愛してて欲しいと思う人(自分の両親)なら自分より多く愛してもらっているって思いたいのが子供だと思う。愛情をたくさん受けていると感じて育つ子は幸せで、外で辛いことがあっても帰るトコロがあるのは大切なことに感じます。
いろんな感じ方があるもんだ この本をAmazon.com で検索したら、低い評価をしてる人が多くて驚いた。びっくり。
理由は「愛情の大きさという量りがたいものを親子で競う」、しかも「子供の精一杯の気持ちを、親が一枚上手(うわて)をいくことで常に踏みにじる」ということに対する嫌悪感のよう。「自己満足に陥っている最悪の母親の典型像」という意見まである。
私はこの本、かなり好きですが、それでもこういった意見を読んで「なるほど、わかるわ」と思ってしまいました。そう・・・そういう親に育てられると、子供は苦労しますな。アダルトチルドレンてやつ。
私が思うに(親だとしたら)この親ウサギは、「自分のほうがもっとあなたを好きだ」なんてマジで思って言ってるわけではないんじゃないかしら。(ほんとにマジだったら、確かにヤバイ。子供にとって、親はほとんど「神様」であり「全て」です。そういうことに気づけない親・・・よくいますけどね。)
「どっちのほうがより好きか」なんて、本気で競うような気持ちなんかさらさらなくて、
ただ「お母さんのほうがもーっと好きよ」と言われると、子供は自分が負けて悔しいのと同時に、くすぐったくてうれしいこともよく知ってるから、二人で言葉のふざけっこを楽しんでるだけだと思う・・・私はそう受け取りましたけど。
「あなたも私をいっぱい愛してる。私もあなたをいっぱい愛してる。」という、最高に幸せな気持ちを楽しんでるだけだと思う。
でも、そういう否定的な意見、確かに見逃せないです。
大人は子供に対する時、あらゆることを決めつけがちになってしまうものだし、子供のようにちゃんと「感じる」ということを、決定的に忘れがちなもの。実はこの「感じることの欠落」こそが、今の不穏な社会情勢にさえ繋がっているのだと思います。
子供の声も、自分の「奥」の声も、ごまかさずちゃんと聴くこと。それが絶対に忘れちゃいけないポイントかもね。この本に限らず。
訳が悪い 内容はほろりとさせられ、とてもよい絵本なのですが、 訳が悪すぎます。私は訳を書き直して読み聞かせています。 子どもの本は、「詩」のように言葉を選び丁重に訳してほしいです。
父親の意地?? 将来の自分を見た感じがしました 似たような表現のくり返しに正直うんざりするかと思います。 物語のラストを読むまでは...。 幼児の退屈な言葉遊びです。 親子の単なる会話です。 しかもウサギという何の変哲もない生き物の親子なのです。 イラストも他の絵本に比べ、「下手かも」と思っちゃいました。 本当に普通より少し劣る絵本だと思いました。 物語のラスト3ページまでは...。 ラスト2ページに来たとき、思わず涙が 「ホロリ」と出そうになりました。 ウサギの親子が、自分とゼロ歳の息子に重なって見えたからです。 しかし、ラストには大どんでん返しが待っていました。 そのどんでん返しに思わず「クスリ」とさせられました。 父親の意地というか、大人気なさというか。 何だか将来の自分の姿を見るような気がしてまた泣けてきました。
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