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真・Water Gate Cafe

外法帖放遊記

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第拾四話「因果」
やっと、「陰」ディスクに。

等々力渓谷、九角家屋敷
幕府による包囲、攻撃がなされている。
徹底抗戦を訴える家臣たちに、「生きろ」と命じ、逃がす九角家当主。
<嵐王>に、自分の子――天戒を託し、自らは炎に消える……。

「――ちょいと、お起きよ――」
闇の中、自らを呼ぶ女性の声が聞こえる。
(ひら……さか?)
いや、違う。……そもそも、ソレは、誰の名前だったか……?
「ちょいと、あんた、起きておくれよ」
はっきりと、自分を揺り起こす、姉御肌な女性の声。
はっと目覚めて、見まわしたそこは――見知らぬ山小屋の中。
彼――水箭戸遼次郎を揺り起こしたのは、
桔梗と名乗る、艶っぽい三味線弾きの女性だった。

「よく寝てたねえ、あんた。死んでたのかと思ったくらいだよ」
どうやら、雨宿りに駆け込んだ山小屋で、
暇を持て余して、話し相手になってもらおうとしたものらしい。
「へっへっへ、俺も仲間にいれてくれよ」
なんだか怪しげな態度と声で話に加わってきたのは、
なんだかどこかで見かけた覚えのある男。
どこかで見世物小屋の主人をやっていたような気がするが、
実際にそんな記憶はない(はず。)――「前世」かなんかなんだろうか(笑)。

周りを良く見ると、桔梗のほかにもうひとり、町娘ふうの女性と、
自分よりももっと深く寝倒している坊さんがいた。
みんな、雨宿り仲間らしい。
高イビキで、どう起こしても起きない坊さんを置いて、
残り四人で、囲炉裏を囲んで井戸端(?)会議。

怪しい男は、江戸を騒がす「鬼」の情報を売る、情報屋をやっているらしい。
この山のどこかに、「鬼」の根城があるとみて徘徊していたところ、
雨に見舞われ、ここに逃げ込んだという。
それを聞いて、そう言えばこのあたりには、「鬼」が出るという話がある、
――と言い出す桔梗

と、そこに、ノックの音がした。
自分たちと同じ、雨宿り仲間かと、町娘ふうの女が様子を見に行く。
それを横目で見送ると、「鬼」についての「解説」を始める桔梗
話が一段落しても、「町娘」は帰ってこない。
様子を見に行こう――と、遼次郎を誘って外に出る桔梗
雨は一段と激しさを増しており、しかし「町娘」はどこにも見えない――。

「女ひとりの足で、この雨の中、おかしいと思わないかい?
フフ、なにかに連れ去られたのかもね――<鬼>の話は聞いただろ……?」
いわくありげなことを言う桔梗
が、次の瞬間、轟音とともに、世界が真っ白に光る。
実は、単なる雷だったのだが、
驚きのあまり、思わず遼次郎に抱きつく桔梗
雨に濡れた彼女は、艶っぽさをいっそう増し、なんとも扇情的な雰囲気だ。
しかし、次の彼女のセリフは――
「……あんたに、ウラミはないんだが――ここに迷い込んだのが運の尽きだ。
……死んで、貰うよ――」
言下に、呼び出された<鬼>が彼を取り囲む。
戦闘へ――。

〜〜ぐは。<陰>編、初戦闘は、味方、自分たったひとりぢゃん!
しかし、LVは<陽>ディスクから持ち越し、大楽勝〜〜

<鬼>を斃した遼次郎に、感嘆の声を上げる、若い男の声。
紅蓮の髪の男が、目の前に現れた。
彼は、どうやら桔梗の仲間であるらしい。
「死んで貰おうか――」
剣呑な雰囲気になりかけたところで、
「コイツの腕は惜しい――仲間にしてみちゃどうだい」
という桔梗の申し出。
たった今、「死んで貰おうか」などと言われた相手に、
ノコノコついて行くなど、マトモな神経では考えられないが――。
(仲間を捜しなさい――)
そんな声を、どこかで聞いたような気がする――その思いが彼を動かし、
「我々に、ついてくるか?」
という彼の申し出を受け、山道を行く――。

着いた処は、山奥の山村。
「鬼哭村」という名前だ、という桔梗の説明。
「お天道様の下を歩けぬ、ワケありの者ばかりの村」だという。
その割には、ひなびてはいるが、平和そうな村だ――と、辺りを見ていると、
側の樹上から、着物――道着姿の少年が飛び降りて来た。
風祭澳継と名乗った彼は、
桔梗と仲のよさそうな遼次郎が気に入らないのか、「間抜けそうなヤツ」呼ばわり。
で、思わず蹴飛ばす(笑)遼次郎

ケンカになりかけたところに、紅蓮の髪の男、再登場。
「御屋方様」と呼ぶ彼にたしなめられ、桔梗には「坊や」扱いされ、
「新入り」の遼次郎には蹴飛ばされ(笑)、
さんざんな澳継少年
ともあれ、全員揃って「お屋敷」へ。

その「御屋方様」、そこで初めて、
自分の名前は九角天戒である、と名乗り、
自分たちの正体は、江戸を騒がす「鬼道衆」である、と明かす。

とりあえず、桔梗の報告を聞く天戒
「白い着物を着た女の暗躍」――なぜか、遼次郎の脳裏に、さびれた寺の風景が。
「村の周辺をうろつく者たちの存在」――あの「情報屋」のことか――。
どうやら桔梗は、町に情報収集に出て、その帰りに雨に遭ったものらしい。
人の出会いとは、ひょんなところにあるものだ――。

そして、遼次郎に対し、この村に居てもよいかどうか「性格テスト」を課す天戒
その答が、お気に召したのやらどうやら、
ともあれ、その晩は、「お屋敷」に泊まりこむことになる――。

が、寝つけず目が覚めた夜半、天戒と話し込んでいると、
「敵襲――!」の声が。
どうやら、幕府の兵であるらしい。
幕府に虐げられ、幕府に恨みをもち、幕府に復讐することが目的の、鬼道衆
その根城であるこの村とのことだったので、
幕府軍に狙われるのは、仕方ないことと言える。

しかし、その軍を率いる頭目は、ケチでマヌケで思い込みの激しいお笑い系の小悪党であり、
「御屋方様、コイツ、殺っちゃってもいい?」
などと、澳継少年に思わずツッコまれるほどであった。
が、ある意味ソレが「鬼哭村」には幸いで、
手柄を一人占めにしたいがために、手勢は自分の配下のみ、
他の軍勢との連絡もなく、孤立しているらしい。
そうと知った天戒
「この村を、余人に知られるわけにはいかぬ――皆殺しだ」
と宣言。
「外法ってやつを、見せてやるぜ――」
いよっ、名セリフ!

〜〜アレっ、出陣メンバーに、いきなりいっこ空きが。なんで?
あんだけいがみあってたクセに、なぜか方陣組める遼次郎澳継(笑)。〜〜

「これが、今の幕府の姿よ――」
などと、自分たちの「憤り」に共感を求める天戒
しかしね、相手があまりにマヌケな役人でしたからね……
怒るとか憎むより、あきれ果てるくらいがせいぜいですぜ、アレじゃ。
なので、幕府があんなバカばかりならば「悲」しいことだ、と答えたつもりだったのだが、
いまいちお気に召さなかった模様。

ともあれ、幕府軍を相手に、「鬼道衆」とともに戦ったという既成事実ができた以上、
彼――水箭戸遼次郎は、立派に鬼哭村の一員として、
迎え入れられたようである――。

これでいいんだろう、比良坂――。

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