演歌イベント観戦記2002
 
2001年 2003年

9.銀座演歌まつり2002年4月6日編  10.銀座演歌まつり2002年4月13日編  11.銀座演歌まつり2002年4月14日編
12.嶋三喜夫さんキャンペーン2002年4月29日編  13.バップ演歌まつり2002年5月3・4日編  14.銀座演歌コンサート2002年9月8日編
15.川越演歌の宴2002年9月15日編  16.銀座演歌コンサート2002年9月16日編  17.銀座演歌コンサート2002年9月23日編
18.小櫻舞子さんin平塚競輪2002年9月30日編  19.銀座演歌まつり2002年10月10・11日編   20.浅草バップ演歌祭典2002年10月27日編

浅草公会堂バップ演歌の祭典・2002年10月27日 Click Here!

 

2002年10月27日、私は、浅草公会堂へ、「バップ演歌の祭典」に行ってまいりました。
以下は、私のその時の様子の記録です。

 

 本日、私は浅草公会堂へ、2002バップ演歌の祭典イベントに行って参りました。私は、浅草に行くのは初めてだったので、地下鉄の出口では、少々迷いました。意外に、初めて行く にあたっては、公会堂は分かりにくいかもしれません。今回、私は、時間の都合で遅れ気味の到着だったので、公会堂の場所を確認する前に、長蛇の列を発見して、これが演歌の祭典 の観覧客だと気づいて、目的地に到着を果たしたわけです。で、今回は20名の歌手が出演することもあって、それぞれの歌手にファンがいるわけですから、1082名収容のホール なのですが、多くのファンがつめかけました。で、私も(全席自由席なので)、1階席をぎりぎり確保できる順番に並んだかな?と思ったのですが、一時は、1階席が満席になる くらいに埋まったので、いったん2階席に移動して、ぎりぎりまで1階席の様子をうかがって、「キャンセル待ち」の要領で開演ぎりぎりに1階席に移動して、うまく席を確保 しました。
 さて、本日の出演は、順番に、佐伯一郎先生、服部弘子さん、椿あきらさん、三条マチコさん、千葉山貴公さん、藤千寿子さん、葉山香京さん、天竜洋子さん、大和大介さん、 山本亜香里さん、(インターバル)若杉久美子さん、一条健さん、葵恵子さん、高田千絵さん、用心棒の3名様、南愛子さん、にしきこうじさん、中山小百合さん、北野都さん、 川島一成さんでした。と言いましても、サイトに来てくださる方々は、知らない方も多いと思います。いえ、皆様がよく知る歌手の方々以外にも、たくさんの演歌歌手が頑張って いる、という証明でもあるのです。私は、千葉山さん、葉山さんはよく知っているのですが、その他の歌手で、一度でも名前だけでも、という方は、にしきこうじさん(「銀座 演歌まつり」に出演されたことがあります)、椿あきらさん(夏木ゆたかの演歌いちばん、で、今週の演歌に紹介された)、そして、今回は本人の都合で出演できなかったの ですが、パンフレットで紹介された歌手の中で、平方紫穂さんは、小岩トーホー堂のHPで紹介されています。しかし、他の歌手の方々は、私も初めて名前を聞く方です。
 で、今回、大まかな予定は、14時〜17時の3時間枠、実際は17時40分くらいまででした。そして、オープニングや、佐伯一郎先生のオンステージを、「休憩時間」を兼ねて 行われた場面もありましたので、実際の各歌手のステージを時間で合計すると、一人10分前後、曲は2曲ということになります。多くの方は、新曲とそのカップリングを熱唱され ました。で、歌以外の紹介や、あるいは、軽いお芝居、というわけには行かない、というのがあります。聞いた方には、やや単調な感を受けたかもしれません。それだけに、皆様も、 短い時間で、自分を売り込むのに必死だったと思います。どちらかといえば、以前に行ったことのある、巣鴨歌謡劇場の雰囲気もあるのですが、それよりも断然に広く、しかも、 自身の持ち時間も短い(巣鴨は15分ある)、という条件においては、それだけの心構えをしておかないと、自分の印象を強く与えられない、というのがあると思います。確かに、 巣鴨より広い、ということは、それだけ多くのファンが詰め掛けているのですが、席の位置によっては、印象が残らずに、という方もいるのかもしれません(私は花道のすぐ隣だった ので、かなり恵まれました)。
 冒頭の挨拶では、「最近は横文字の歌が流行っているのですが、縦書き、楷書(のイメージ)演歌にも、魂のこもった詩、感動があります」との紹介もありました。私もその言葉は 重く受け止めるべきだと思います。最近は、「日本語」の価値が年々軽くなってきている(特に、メールの顔文字などもそうですね)傾向があるだけに、演歌で使われる言葉、という 意味の重さを特に感じる時代になった、という気がしてなりません。

 

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