演歌イベント観戦記2002
嶋三喜夫さんキャンペーン・2002年4月29日
2002年4月29日、私は、嶋三喜夫さんの新曲キャンペーン(東飯能)に行ってまいりました。
以下は、私のその時の様子の記録です。
まず、特設会場の屋上には、私は30分前くらいに着きました。銀座と違って意外に席は埋まっていなかったので、(私にとって一番見やすい位置は中央やや
左方、真ん中くらいの位置)見やすい位置に席を確保できました。ただ、正面から西日を受ける位置関係だったのが少し気になりました。そして、開始10分くらい前からは、
来客の姿も多くなってきました。私と同じくらいの年代のファンを周りに・・・見ることはできませんでした。やはり、年輩のファンが多い、ということなのでしょうか。でも、
この業界で仕事をするにあたって、ファンの多さは非常にありがたいものだと感じます。
さて、本日の嶋さんの衣装は、ブルーグレーのスーツでした。今までの嶋さんのリリースした曲は、望郷的、懐古的な歌が多いので、お父さん的な普段着なのかなぁ、という
予想をしてたのですが、外れましたね。
曲目は、「銀座演歌まつり」の各歌手のキャンペーンのときと同様、まず、2コーラスバージョンの「里がえり」、そして、昭和の名曲をメドレーで5曲歌唱されました
(「お富さん」「誰か故郷を想わざる」など)。さらに、三橋美智也さん(嶋さんの師匠でもある)の「哀愁列車」「古城」、そして、嶋さんのオリジナルの「山里しぐれ」
「見かえり峠」「港のカナちゃん」のメドレー、そして、CWの「別れの港」、最後に、フルバージョンの「里がえり」でした。これだけの内容で、30分くらいでまとまった
ので、実は、「銀座演歌まつり」よりも、内容は非常に濃い、という感じがありました。しかも、嶋さん自身、「レコーディングよりうまく歌えました」という話もされてました
ので、よかったと思います。「哀愁列車」の場合、以前に氷川きよしさんの歌唱をテレビで見たことがあるのですが、やはり、嶋さんの歌唱のほうが、曲のイメージに似合って
いるような気がしました。(もちろん、氷川さんの歌唱もそれだけの技術を感じますが)
前回の銀座を最後に、「港のカナちゃん」用の帽子は、もう使わなくなるそうで、嶋さんもその話を思い出深そうに話していらっしゃいました。「港のカナちゃん」では、
コメディ的な踊りも付いていましたので、一方では「笑っていいとも!」に出演できたそうですが、その一方で、よく笑われた、という話がありました。でも、嶋さんのファンは、
その姿をよく知っているのですね。本日は、前の方に座ったファンが、嶋さんの踊りに合わせて、振り付けを楽しんでいました。ファンの皆さんは、この曲を楽しみに来場する、
という方も多いのではないでしょうか。
本日は、埼玉県でのキャンペーンということもあり、埼玉(近辺)にちなんだ紹介もされました。冒頭で、「東京から歩いてここに。。。来ようとしたのですが、都合で途中、
所沢で乗り換えて・・・飯能に着いたのですが、さらに1駅あったのですね」という調子の話もありました。また、デビューにあたって、嶋さんが大きくお世話になっている、
関口義明先生について、「埼玉の羽生の方」という紹介もありましたし、「歌声が小仏峠まで届くように」、という話もされていました。
最後に、「じっくり唄って 味わって 泣けます!」「好調!里がえり」という横断幕が掲げられていました。私もこのシングル、持っているのですが、本当に、この横断幕通り
のイメージの歌詞を感じています。なんか、「孫」の再来を思わせるようなイメージで、ロングヒットになりそうな歌詞・曲のイメージに似ています。このような曲が、もっと世間
で知られるようになってほしいと思いました。
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