そんな時「これ買って〜」と息子が言ったのがこの本でした。とてもかわいい挿絵に息子の目がとまったようでした。
桃太郎や浦島太郎に一寸法師などポピュラーなお話に「なにそれ〜」っと笑えるお話など26話が入っています。どれも5分以内に読めるお話で読んでやってもこちらが苦になりません。親が「へぇ〜」と思えるカンタンな知識もついてたりします。
日本の昔話って面白いんですよね。今ではすっかり息子のお気に入りの1冊です♪
読み終わった後になって、凄いネーミングセンスだと感じた。キャラクターも一人一人個性があって良かった。
個人的には、ぶるぶる電波のケリーが一押しですね。
序盤の惹き込みが少し弱かったため、星を一つ減らしました。 主人公選択形小説(?)。初めはイラストで買ったのですが内容もかなり楽しめる物だったと思います。
最悪で最高な街に住む立場の違う三人が主人公候補。この本で主人公を決めるのは読者ではないかと私は考えました。
街を守るため自らを犠牲にし続ける純ヒーローか、
幼馴染みを不条理に殺され、悪を弾圧しようとする復讐の人か、
ヒーローに憧れそれだけを考え生き続ける純正のバカか、
選ぶのはこの本を読んだあなたです。
一瞬一瞬を自分の意志で生きていきたい。言葉で言うのは簡単だけど、でもきっと、例え一見、遠回りになったとしても、それでいいんだと思えてきました。
読むうちにいつの間にか物語の中に入り込んでいて、読み終えた今もまだ物語の中にいるみたい。いつもの現実に新しい可能性が見えてきたみたい。
子供も、大人も、たくさんの方に読んで頂きたいです。