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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピッピ南の島へ (岩波少年文庫)
・アストリッド リンドグレーン
【岩波書店】
発売日: 2000-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
中古価格: 200円〜
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・アストリッド リンドグレーン
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カスタマー平均評価: 5
深い余韻を残すラスト はちゃめちゃに元気なピッピ。でも、よ〜く読むと、ホントは寂しがりやでやさしい繊細な女の子なんだな…って分かります。年をとるごとに、人生って思い通りにいかないと気付かされるけれど、ピッピはみんなの心の中に住んでいる永遠の希望なんですね。 大冒険を繰り広げたあとの、静かなラストシーンに、深く感動しました。
ポジティヴに生きる女の子のお手本! 本書はリンドグレーン作『ピッピ』シリーズ3話完結の最終話。 世界一強い女の子、ピッピのオシャマぶりはますます健在。今回のエピソードでは南の島への大冒険! 女の子版『ピーターパン』とでも言うか、『ピッピ』の物語には大人の存在のない子供たちだけの世界が実に楽しく綴られている。小学生の頃夢中で読んだ『ピッピ』を大人になって読み返しても、とても勇気づけられる。また、子供の自立心を促す数少ない良本。やや大きめ文庫サイズなので、読みやすく気軽に手にできる。
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[ 単行本 ]
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おばけファクトリー (旺文社創作童話)
・みやざき ひろかず
【旺文社】
発売日: 2000-04
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,300 円(税込)
中古価格: 580円〜
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・みやざき ひろかず
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カスタマー平均評価: 5
子どもに大人気です! この本はうちの子供が小さいときに買ってあげました。現在小学校で読み聞かせをボランティアで行っていますが、現在の6年生から1年生までみんなに読んで聞かせた絵本のひとつになりました。みんなとっても喜んで聞いてくれます。
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[ − ]
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おさるのまいにち (どうわがいっぱい)
・いとう ひろし
【講談社】
発売日: 1991-05
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
中古価格: 508円〜
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・いとう ひろし
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カスタマー平均評価: 5
ぼくはおさるです。 ぼくはおさるです。みなみのしまにすんでいます。 から始まる全てのおさるシリーズの第一弾です。 うちの子供(7歳と5歳)は、「ぼくはおさるです。・・・」 とおさるになりきって本を読んでいます。 ちいさな世界を子供の目線で、ほのぼのと書いているこの本は 子供だけでなく大人も楽しめます。
おさるは変わらない おさるの一日はいつも一緒。 いつも同じことを繰り返します。 いつも同じすぎて、うみがめのおじいさんの話も新鮮に聞こえるくらい。おさるは成長しません。 のどかにのどかに暮らします。 成長をうながす絵本が多い中、この本は、 「のんびりいこうよ」 というメッセージがあるように思えます。 普段成長をせかされている子どもはホッとできる本なのでは。
きっかけに・・・。 子供は今3才3ヶ月の女の子です。いつも幼稚園で絵本を借りて、夜、毎日寝る前に読んで聞かせています。この本を見つけたとき、絵と内容のおかしさに子供より私が気に入って借りました。すると、子供も気に入り、返却してもまたすぐ借りて読んでいました。ある日子供がこの絵本を声を出して読み始めたのです。字は読めませんし、完璧ではないのですが、ほぼページと内容が合っていて、驚きました。とても上手に、楽しく読んでいたので誉めると、子供も嬉しく、得意げな顔をしています。昨日はいつもと逆に寝る前、子供に読んでもらいました。子供が読書することを楽しんでくれるのにとてもいいきっかけになった本になったと思います。今度はこの本を借りず、買おうと思いました。
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[ 単行本 ]
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ペンギンたんけんたい (どうわがいっぱい)
・斉藤 洋 ・高畠 純
【講談社】
発売日: 1991-08
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
中古価格: 398円〜
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・斉藤 洋 ・高畠 純
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カスタマー平均評価: 5
エンヤラドッコイが口癖に… おなじフレーズを繰り返し、マイペースで突き進む。まるで、うちの子供達みたい。周りに出てくる動物たちも振り回されっぱなし。でも、それがペンギンシリーズの楽しいところで、子供達も大好きです。最後に必ず、振り回された動物の落ちが付いてますが、それが私は大好きです。
力のぬける幸せ 50匹のペンギンが、カヌーに乗って登場します。 探検に燃えているペンギンたちには、恐ろしい動物もなんのその。 最後に、探検の結果を一枚の看板にして去って行きます。 ペンギンたちのある意味自分勝手な行動や結果の看板に 思わず脱力してしまいます。 子供に読み聞かせしましたが一番ウケていたのは、父でした(笑)
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[ 単行本 ]
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ペンギンたんていだん (どうわがいっぱい)
・斉藤 洋 ・高畠 純
【講談社】
発売日: 2002-10
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
中古価格: 243円〜
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・斉藤 洋 ・高畠 純
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カスタマー平均評価: 4
考えない、考えない。 『ペンギン』シリーズ。最新作。今回は「たんていだん」です。 なぜ「たんていだん」か、なぜ「さばく」に現れるのか? 考えない、考えない。 小さなオチがちゃんと用意されています。
砂漠にペンギン!! 毎度おなじみ50羽のペンギンのシリーズ、第7弾です。いつもはカヌーの50羽が、なんと砂漠に出現。いったいどうやって!? 「たんていだん」ていうことは、砂漠で犯罪が……? ええっ? 読んで楽しい、読んでもらっても楽しい、おとながこっそり読んでもくすくす笑える、そんな一冊です。
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[ 単行本 ]
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メイおばちゃんの庭 (あかね世界の文学シリーズ)
・シンシア ライラント ・中村 悦子
【あかね書房】
発売日: 1993-11
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 1,223 円(税込)
中古価格: 129円〜
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・シンシア ライラント ・中村 悦子
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カスタマー平均評価: 5
やさしいお話 風に吹かれて回る飾りに、風舞という素敵な訳がつけてあります。
すごく短いお話の中に、愛がたーーーーーっぷり詰め込んであります。
子供ができたら、このお話を読んであげたいなぁと思います。
温かく、さわやかに 草原のトレーラーハウスで暮らすサマーとおじさん。大好きだったメイおばさんが亡くなり、悲しい日々を送っています。ある日おじさんが、おばさんの霊があらわれたと言い出し、、と、書いてはもったいないので、是非読んでいただきたい。じぶんの家族を思いたくなるとびきりあたたかいおはなしです。
天使のお話 読者としてこの本について過剰に述べることはできません。「どんな本なのか?」というのは読んでいただければわかると思います。 著者のシンシア・ライラント(Cynthia Rylant)さんは「このお話は天使が私にささやいてくれた」とおっしゃっています。(訳者あとがきより) 純粋で、メイおばちゃんから愛情をいっぱいうけた主人公サマーの愛情いっぱいのお話です。読んでいただければきっと、私の拙い書評にも御理解いただけると思います。 私もこの作品の翻訳をなさった斎藤倫子さんと同じように、この作品のすばらしさがみなさんに伝わるように天使にささやきましょう。
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[ 単行本 ]
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三国志―三国志演義 (子どものための世界文学の森)
・羅 貫中
【集英社】
発売日: 1995-03
参考価格: 893 円(税込)
販売価格: 893 円(税込)
中古価格: 369円〜
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・羅 貫中
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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レ・ミゼラブル〈上〉 (岩波少年文庫)
・ヴィクトル ユーゴー
【岩波書店】
発売日: 2001-01
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
中古価格: 120円〜
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・ヴィクトル ユーゴー
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カスタマー平均評価: 4
人間の心情の奥底を描ききった傑作
この作品を初めて読んだのは30年以上も前の小学生か中学時代で、それも少年少女版であったと思う。当時の自分には社会から虐げられた元犯罪者の悲しい物語という印象しか残らず、それ以来この作品を手に取ることはなかった。しかし、最近ある新聞でこの作品を何度も読み返しているという作家のコメントを読み、興味が沸いてきて再び挑戦することにした。
今度は完全版に近いものを読みたいと思い、思い切ってPenguin Classicsの英語版に挑戦することにした。翻訳者のNorman Dennyによると、これでも原書の一部は省略したそうだが、それでも1,200頁にも及ぶ大作であった。
仕事の行き帰りや休日の合間に読んだため、読み終えるのに1ヶ月以上を要したが、それに見合う素晴らしい作品であった。この作品のすごさは、人間の心の奥底をこれまでするかというほど執拗に描く描写力である。例えば、決して主役とはいえないジャン・ヴァルジャンを最初に救う牧師を描くのに50頁以上を費やしているのはほんの一例で、あらゆる登場人物の性格や心の動きが驚くほど繊細かつ執拗に描かれている。また、当時のフランスやパリの社会情勢や政情に関しても、例えば物語の筋とは殆ど関係のない、ウォータールーの戦闘の様子が始まりから終りまで描写されていたり、ジャン・ヴァルジャンとコセットが逃げ込む修道院に関しても、その歴史や慣習がこれでもかというぐらい執拗に説明されていたりしており、次のストーリー展開を早く知りたい時には正直言っていらいらすることもあったが、19世紀のパリの様子をまさしく目の当たりにしているような気になった。
細かいことを書いてしまったが、物語自体も実に面白くドラマチックな展開が繰り広げられ、最後の1頁まで堪能することができた。日本語版ではどの程度まで翻訳されているかは確認していませんが、とにかくなるべく完全版に近いものを読むことをお勧めします。
ぼったくり! 本の内容はまあどーでもいいんですが、この装丁でこの価格設定はまかり通るんですか?
どう眺め回してもせいぜい2000円弱ぐらいにしか見えないんですけど。
革命と、信仰と、一人の男の信念と、歴史 みなさんが知っている有名なストーリーですが、私はあまり詳しく知らなかったので、物語自体はとても楽しめました。作者の時代に対する、あるいは政治、文化等の考察部分を読み取るのに時間がかかりました。
あらすじはみなさんご存知ですから省略致しますが、かなり重厚な、密度の濃い物語です。
意外だったのはコゼットという少女は私にとってはただの脇役なのでは?という印象が残った事です。コゼットを主役にしての物語としても存在している様ですが、コゼットはあまり重要な人物ではありません。またコゼットの恋人マリウスもまた枝葉の登場人物に感じられました。二人は最終的に幸せになるのですが、それはあまり重要な事柄ではなく、いかに二人の為にジャン・ヴァルジャンが苦悩したか?という事がこの物語の重要な部分と感じました。つまり、ジャン・ヴァルジャンの生きた事による波がどのような作用を周りの人達に影響を与えたか、を詳しく語る為の人物なのです。
服役後も(もちろん服役前の貧しさからくる辛さ、服役中の人として扱われない苦しみも)人々から蔑まれ、差別を受け、その結果全ての事から心を閉ざしてしまったジャン・ヴァルジャンに、偶然知り合う慈悲深い神父ミリエルからの温かい親切と導きを得て、その神父の行動を理解できずになお悩み、そして悩みながらも繰り返して起こしてしまった些細な悪事を振り返った時、その時初めて、ジャン・ヴァルジャンの心に善なる事への強い衝動が起こってきます。この時のジャン・ヴァルジャンの葛藤の描写には素晴らしい説得力がありました。ただ盗んだ銀食器を神父がジャン・ヴァルジャンに与えた、という事だけでは起こりえない葛藤があるのです。あらすじだけでは当たり前ですが物語を楽しめるわけないです。ジャン・ヴァルジャンはここから生まれ変わって善なる人として生きて行く道を自身の手で決め、そして徹底させていきます。最初から上手くいく訳ではなく、この後も更なる葛藤が待っています。しかしその度に非常に厳しい選択を自身で決定する際にも、公正さ、善とはという基準でのみ選び、自己保身へは傾きません。自己保身への欲望は認めつつもジャン・ヴァルジャンは正しき道を必ず選びます。ただ、その葛藤を克明に描写する事によってジャン・ヴァルジャンをヒーローにしない部分が現実味を持たせ、説得力があり、だからこその感動がありました。
正しき事、正論、善は結局のところそのままでは何の意味もありません、それを行うのは人であるし、完全に正しい人は存在しないからです。だからこそ、誰が言っているのか、どのような生き方をしてきた人がその行為を行っているのかが重要なのだと思いました。それによって重みが違います。ある意味この「レ・ミゼラブル」は宗教書と言っても良いと思います。神(それがどんな神様であれ)を信じる人の生き方を指し示しています。
この時代には神様が生きていたのだと思います。神様は私個人は存在しないと思っていますし、また神の存在を認める人がこの世界にいる事も理解できますし、話し合えるとも思っています、理解し合える限界はあるにしろ。しかしもし神が存在しなくても、仮に100人しかいない小さな生活集団(その中でほぼ一生を終える場合)の全員が神の存在を信じて疑わなければ、そこに神は存在するに等しい状態になると思います。そして恐らく18世紀末から19世紀始めのヨーロッパでは神は存在していたに等しい状態であったのではないかと思いました。また、神が必要とされていたからこそ、なのかも知れません。
ジャン・ヴァルジャンに対抗する存在の、警視ジャベル(法の番人、そして信念の男)と、コゼットの育ての親で悪人テナルディエ一家(この中の娘、エポニーヌの悲しい結末、エポニーヌの変節と恋もまた、素晴らしい描写なのです!ここは泣けます!)の存在が物語に厚みを増します。ジャン・ヴァルジャンは彼らを許します、許せるに至る心の軌跡がまた素晴らしかったです。ただの悪人ではなく、人間とは悪に染まりやすい存在だからこその許しが私でなく、ジャン・ヴァルジャンに言われるからこそ、重みを持つのです。
ジャン・ヴァルジャンの生き様、その残した足跡(小説の本当の最後に、ジャン・ヴァルジャンが自身の一生を振る帰りながらの告白はまさに胸に迫ります、美しい文章です!)をたどりながらフランスの革命期の空気を感じられる、そんな小説です。長くて、濃くて、王道です!
面白くてためになるユーゴーの最高傑作 レ・ミゼラブルは、ぼくが読んだ小説でベスト3に入る作品である。
文は短くて、挿絵も美しく分かりやすい。
原書の抜粋版であるが、とてもいい翻訳だと思う。
この本は、19年もの牢獄生活を送った囚人ジャン・バルジャンと途中で彼に助けられた少女コゼットの話である。
彼女は優しいジャン・バルジャンを父のように慕う。
ぼくはつい最近NYでこのミュージカルを鑑賞したがこの本を読んでから観るほうがずっと分かりやすい。
手元に置いておくと嬉しい、何度読み返しても面白い作品である。
すべての人に薦めたい。
初心者のためのレ・ミゼラブル 本書はユーゴー氏のレ・ミゼラブルを「ジャン・バルジャンの物語に絞って」まとめられたものです。
挿絵は19世紀のフランスの木版画を採用していると解説にありました。幼い日のコゼットの挿絵は、現在でもミュージカルのポスターなどに用いられています。その挿絵の影響もあってか、コゼットは巻き毛のロングヘアというイメージが定着しているようです。
少年少女版とあってはぶかれている部分も多いですが、物語の素晴らしさと全体の流れを短期間(集中して読めば2日ほど)で理解できるのでお勧めです。
全訳版は私もまだ手を出していません。でも、いつかはレ・ミゼラブルの世界を何もかも自分の中に取込みたいと思っています。
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[ 単行本 ]
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わが子を勝ち組にする「ラ・フォンテーヌの童話」
・吉村葉子
【講談社】
発売日: 2004-07-26
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
中古価格: 300円〜
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・吉村葉子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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にんきもののひけつ (にんきものの本)
・森 絵都 ・武田 美穂
【童心社】
発売日: 1998-10
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
中古価格: 283円〜
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・森 絵都 ・武田 美穂
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カスタマー平均評価: 5
最高!!! 文章も絵も最高です。 登場人物の存在感もいいかんじ。 大笑いした後になんだか心がぽっと温かくなります。こまつくんのひけつ・・・ まさかそうくるかあ!?と 親子で大笑いしました。 心のビタミン剤にぜひ 一家に一冊・・・・。
いやー、どうして?どうして? クラスの人気者の「こまつくん」 けいたくんの知る限り、特に変わったとこも無く、何で?どーして? ぼくより、うーんと いっぱーい バレンタインのチョコが集まっちゃうの? 「こまつくん」の不思議がいっぱい!笑っちゃたよ。ゲラゲラと。。。 けいたくん!きみもやっぱり男の子なんだね。にんきものになりたいの? 小一の息子と一緒に、小指の≪ぐにゅうー≫に、はまっちゃいました。何度も何度も試したけど・・・ぜんぜん出来なくって、私たち親子もしっかり「こまつくん」のファンになりました。 シリーズの続きが読みたくなる本ですね。≪ぐにゅー≫
かっこよくて、頭がいいだけじゃ、なっとくできない! だから、教えて、こまつくんのにんきもののひけつを、、、、 「けいたくん」君の感性は正しいよ。 そうだよね、人気者になるにはとてもきびしい、審査があるはず。 なんだか、登場人物のまねをして、腕組みして、うんうん、うなずいてしまったりして、おもわず感情移入しまくり! いやあ、このシリーズには親子そろってはまりました。 森絵都さんと、武田美穂さん、どちらも、もう、うまいんだから、、、
にんきものの ひけつ って? クラスで一番の人気者は 「こまつくん」。 バレンタインデーの日には 27個もチョコレートをもらっていた。 たった1個、それも義理チョコしかもらえなかった「けいたくん」が その人気者の秘訣を探るべく 尾行までしてつきとめた「秘密」が あきらかに! 大人が読んでも とっても楽しめる愉快な本。 感情をこめて読み聞かせすると 子供も大笑い。 姉妹本の「にんきもののねがい」も 読みたくなりました。
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