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「おまけ」7月に見つけた花 7月に見つけた花

関富士子の閑月忙日 2002年 7月
 7月27日(土) 更新情報 詩の催しもりだくさん 7月に見つけた花その4

<雨の木の下で>詩の催しもりだくさんに 2002年・歴程・夏の詩のセミナー 北園克衛生誕100周年記念関連イヴェント 興味のある方は、"rain tree"をどうぞ。 去年うちの庭のホトトギスを丸坊主にしかけたのは、ルリタテハの幼虫だとわかりました。 今年も葉っぱの裏にたくさん生まれています。 これから七月に見つけた花その4をアップします。


 7月17日(水) 更新情報 7月に見つけた花その3

Botanical Garden に7月に見つけた花その3をアップしました。日曜日に神奈川県の相模川の支流、永池川に釣りに出かけた。去年上流が河川工事をしてから、さっぱり釣れなくなってしまった。いつか戻ってくるかと望みをかけているのだが、いちばん多い人で5・6匹と寂しい。わたしは30分ほどであきらめて、川の上流と下流を歩いて花や虫の写真を撮った。
その3のいちばん最後にある、no.702-z4の蜂に似た昆虫は何か知っている方がいたら教えてください。蜂は女王蜂しかセックスしないと思っていたけど、しっかり交尾している。黒いアメジストのような複眼。けだもののような毛むくじゃらの胴体。うーん、ほれぼれしちゃう。


 7月13日(土) 少年物語、結。

 今日は少年Eの20歳の誕生日だ。久しぶりにパーティの準備。好物のちらし寿司はいくらや海老をふんぱつ。牛の焼肉がメイン。ツルムラサキのお浸し。ブロッコリーやトマトやハムのサラダ。豆腐とゴーヤのチャンプルー。卵スープ。小さなタルトケーキ。飲まないかもしれないけど、ビールも多めに冷やす。
彼が家を出て新聞配達をして自活をはじめて一年になる。わたしの知らないさまざまなことを体験しているだろう。たまに現れるたびに、大人の男に変貌していく。母はあっけにとられるばかり。もう彼は少年ではない。今日はその記念の日だ。寂しいでしょうと言ってくれる方もいるが、ぜーんぜん、寂しくない。嬉しい。ありがたい。そんなわけで、5年にわたるとぎれとぎれの少年物語は今日でおしまいだ。ご愛読のみなさま、ありがとうございました。


 7月10日(水) 更新のお知らせ・「索」の倉田良成さんの短歌

今号は関富士子単独号のつもりでしたが、最後になって中上哲夫さんのリポートを、ご本人の了解を得て掲載します。
<詩を読む>に
〈大国主義〉という名の妖怪――小国に生きるひとびと  構成 中上哲夫
白石かずこ講演会「世界のことば・詩」をきく
をアップしました。これは、『詩人会議』2002.5月号よりの転載です。白石かずこさんが、エストニアの詩人、ヤーン・カプリンスキーや、ユーゴスラビアのベオグラードに住む山崎佳代子さんの詩を紹介してくれている。
時事の現場にいる詩人たちは、いったいどのように表現活動をしているのだろう。わたしはそれを聞き、読むことから始めよう。



引用の山崎佳代子さんの詩や文章は、書肆山田のエキスパンドブックで読めますが、わたしはPCを新しくしてから、エキスパンドブックのブラウザをダウンロードしていなくて、あわててダウンロードした。場所はvoyager

エキスパンドブックは、ウエブでは横組みでしか読めなかった日本語を、縦組みで読めるよう制作するプログラムソフト。このソフトで作った小説や詩集などをたくさん集めているのが「青空文庫」である。
ほかにも詩のサイトでは、渡辺洋さんのF451「すみれ文庫」で佐々木浩、須永紀子、中上哲夫さんなどの詩が読めるし、長尾高弘さんの「Longtail」で書肆山田の詩誌「るしおる」抜粋版が読める。桐田真輔さんのKIKIHOUSE「エキスパンドブックの部屋」でわたしの古い詩集「飼育記」「螺旋の周辺」が読めます。これらはすべて、ボランティアで制作されたものです。

23号の更新は今日で終わります。BBS GardenPartyはいつでも開いていますので、おしゃべりに来てください。
24号は8月7日から始まります。

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6月1日に銀座で倉田良成さん夫妻と会って鳥料理を食べて1か月。きのうようやく、そのときデジカメで撮った写真をプリントして送った。すると、きょう、詩誌「索」が倉田さんから届いた。坂井信夫さん発行の個人誌である。倉田さんは、詩「1900のための覚書」一篇と、短歌「北窓」―入院日記抄を書いている。倉田さんは、6月に会った時に、入院中に短歌を書いたから、これを病後のあいさつとすると言っていた。150首を、息をつめるようにして何度も読んだ。

診断

死と隣る告知をまへに酒を酌みたばこを呑みてあはあはと過ぐ

まへをゆきうしろに従きてわれを守(も)る妻はここだに愛(かな)しかりけり

内視鏡わが肺ふかく入りしかばこの苦を妻はともにさや見き

いくばくもあらぬ地平ははるかにて立つ朔風に生きめやもいざ

(02/1/20)

倉田さんに肺がんが見つかり、入院したのは今年1月、手術は4月、退院したと聞いてぜひ会いたいと思い、駿河昌樹さんといっしょに6月に、退院祝いの会食をしたのである。声は嗄れていたが、元気でよく食べよく飲んだ。奥様の由利さんが彼の代わりに病気や手術の様子を話してくれた。手術後の検査では、転移していたリンパから、ガンが奇跡的に消えていたという。
二人の様子に安心してしまって、そのあと何の連絡もしないでいた。先日、駿河さんから、倉田さんが7月に再入院との知らせを受けたばかり。がんばって欲しい。彼はまだ48歳である。わたしはただ祈ることしかできない。


 7月3日(水) 更新情報 

<詩を読む>に、
「そのために」雲はぎらっと光る  「小岩井農場」冒頭2行を読む
をアップしました。

vol.24は、8月7日から始まります。去年出版された第一詩集『縁速』(あざみ書房刊)が好評の宗清友宏さんをゲストにお迎えします。どうぞお楽しみに。


 7月1日(月) 更新情報 四釜裕子の本作り 詩誌・詩集発行情報








詩の催しもりだくさんに、
秋谷物語2002/金子礼子JEWELRY展 SPEAKING STONES/アイルランド前夜祭 詩と笛の饗宴
を追加しました。

『本とコンピュータ』 第二期 4 2002夏号 で、四釜裕子さんが、「紙とサイトで自分流の本作り」(電脳書斎壱)という文章を書いている。
四釜さんは、"rain tree"の一部(紙版に掲載したもの)を毎号ダウンロードしてきれいに製本してくださっているのだ。先日、16号から20号までを1冊にした本が届いた。これで4冊目だ。四釜さん、いつもありがとうございます。
テキストデータを編集し、印刷、製本、そして装丁までを全部手作業で作るのである。『本とコンピュータ』では、その工程を紹介してくれている。写真もたくさんあって分かり易くおもしろそう。もちろん、彼女のサイトBook Bar 4でも、ほかに、美しくカジュアルで、アイデア満載の製本の紹介などがある。彼女の手仕事の楽しみ方やポリシーに学びたいね。このサイトは、フラッシュで見せる詩、絵、デザイン、写真、文章などなど、四釜裕子の目覚しい才能が全開になっている。断然お薦めだ! ****************************************************************

いつもたくさんの詩誌・批評誌、詩集をご恵送ありがとうございます。遅れがちですが必ず読んでいます。ネットのみなさまにも、どんなものが発行されているのかお知らせします。
詩はいつも読者を求めています。読んでみたいという方は、遠慮なく発行者に注文してください。残部があれば喜んで送ってくれます。住所を知りたい方は関にメールをくださいね。

また、あざみ書房HP(桐田真輔さん管理)個人誌・同人誌情報では、詩誌の写真や発行者、執筆者、作品紹介、購読案内などの詳しい情報があります。メールで注文できるようになっています。詩誌発行者の登録も随時受付中。ネットで詩誌を通販したいけれど、HPを持つ余裕がないという発行者の方も、ぜひのぞいてみてください。

"rain tree"もどうぞよろしく。

 紙版rain tree home no.1-23をご希望の方はメールでお知らせください。(各80円+送料) 
購読のご案内


 寄贈詩誌など 敬称略 2002年6月

C/O 8 金澤一志.・高橋昌八郎.
δ 16 田名部信. δ
EN 54 伊林俊延.
hotel 第2章 no.5 相沢正一郎.・川江一二三.
Lyric Jungle 3 平居謙. 
R 67 エッセイ誌 高垣太刀子.
SPACE 44 ふたば工房.ふたば工房
いちばん寒い場所 39号 八木忠栄.
解纜 117 村永美和子.
結婚式場 16 伊名康子.
しっぽ 12 山本テオ. ビーク
詩と思想 7月号 土曜美術社出版販売
仙人掌 3 若見政弘
多島海 Vol.1 江口節.
断簡風信 174 桐田真輔. KIKIHOUSE

独合点 64 追悼倉尾勉 金井雄二.  独合点
本とコンピュータ 第二期 4 2002夏号 四釜裕子. Book Bar 4
タイトルのないヴィジュアル詩(Pure Poemと呼んでいるようだ)のカード 松井茂. Method Poem Works, etc...


 寄贈詩集など 敬称略 2002年6月
『あいうえお氏ノ徘徊』 小笠原眞. \2000E ふらんす堂
『愛、ゴマフアザラ詩』 佐相憲一 \2000E 土曜美術社販売
『朝の三角形』 高澤靜香 \1800 石の詩会
『ウォーターカラーズ』 小林泰子. \1800E ミッドナイトプレス
『地球の時間』 井下和夫 \1600E 詩学社
『冬白』 萩原健次郎. \2400E 彼方社
『は?』 伊林俊延. EN.POEMS SERIES. 1 値段の記載なし



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