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真・Water Gate Cafe

外法帖放遊記

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第拾七話「情歌」
茶屋でお話の
「物の大切さ」の話から、「付喪神」の話に。
遼次郎の脳裏に、ふと、悲しげな表情の遊女の姿が、なぜだか浮かぶ。
だが、次の話題が出た瞬間、それもきっぱり消え去った。
ついに、彼らの口に、「龍閃組」の話題が!
初めて聞く名前のはずなのに、限りなく懐かしい気持ちが、胸に渦巻く……。

浅草寺の探索任務だという澳継クン
一方、桔梗の方は、吉原に用があるらしい。
「坊や」一人では、何かと危なっかしいので、澳継クンに同行。
――御神槌といい、なんだかこの「陰」編、母親的気遣いが多いよーな自分(笑)。――

浅草寺。
奥山には、いろんな出店がある。
中でも、「人魚」の見世物小屋を見つけた時、遼次郎の心は、
なぜだか懐かしさと、不安と、そしていくばくかの恐怖まで混ざって、かき乱された。
しかし、そんな「相棒」の微妙な状態に気付く理由もない澳継クンは、
さっそくノゾキにいこうと、遼次郎を引きずっていく。

中では、金色の髪の美少女が、じっと目を閉じ、悲しげな歌を切々と唄っていた。
比良坂……)
聞き覚えのないハズの名前が心に浮かび、とまどう遼次郎
その目に涙がにじむのは、両手を鎖で繋がれた、彼女の哀れな姿を見てなのか、
それとも、知らないはずなのに、忘れようのない、「最期の事件」を思い出してなのか……。
と、そのとき――
見世物小屋の店主に見つかりそうになり、あわてて逃げ出すふたり。

ところが途中、吉原へ行かんと浮かれて騒ぐ侍たちとぶつかり、
気の短い澳継クンと横柄な侍たち、
どちらも謝るなどという殊勝な心は持ち合わせておらず、
頼みの遼次郎は、まだ夢見から覚めず(?)。
喧嘩沙汰に――。

侍たちをぶっちめた澳継クン、彼らが吉原云々と言っていたので、
「情報収集」の名目で、ふところから色々かっさらう。
と、しばらく歩いたところで、またしても人とぶつかる。前方不注意なふたり(笑)。

その隻腕の男は、「弥勒万斎」と名乗った。
澳継クン、自分は名乗っておいて、こちらの紹介はいい加減。
なので、当然蹴飛ばす遼次郎(笑)。

その弥勒、このマンザイコンビにウケたのか、
吉原へ行くと聞くや、いきなり同行を申し出るふたりを、
快く(?)了承してくれた。

吉原にて、桔梗とも合流。
自分の「隻腕」を気にしない一行に、好印象らしい弥勒
まあ、そんなもん気にしていたら、「鬼」はやっちゃいられんわな。
ともあれ、用事を果たすべく去る弥勒

と、かわりに現れたのは、岡っ引きの与助と、「八丁堀」こと御厨コンビ。
なにやら殺傷沙汰と、取り調べの同心が「狐に化かされた」ように呆けている、
――という事件が起こったらしい。
桔梗の「用事」と、なにか関わりが――?
ともあれ、報告へと、いったん村に帰る一行。

どうやら、浅草寺に澳継クンをやったのは、
<氣>の流れの異常を探りに行かせたもの――だったらしい。
「ぐるぐる回るような、濃密な氣」
「何かを押し止めるような氣」
と、報告する澳継クン
つまり、「真の鬼門」を抑えるストッパーを捜す試みのようだ。
それを外せば、江戸に「災いの氣」が雪崩れこむ――ということ、なのだろう。

一方、胸を病んだ遊女「お葉」に会った、と報告する桔梗
彼女の、吉原への「復讐の念」を、「使える」かも知れぬと判断、
に、再度の吉原行きを命ずる天戒
だが、その遊女を「知っている」ような気がして、あまり気乗りのしない遼次郎――。

ともあれ、「お葉」さんの働いているはずの「萩原屋」へと来るふたり。
と、お葉さんのものらしき悲鳴が!
駆けつけてみると、斬られたのか、病気がひどくなったのか、
もはや虫の息の遊女――お葉と、
それを気にも留めないどころか、「ゲンが悪い」としか言わずに笑う侍どもが――。
どうやら、浅草寺で澳継クンといっしょにぶっちめた連中のようだ。
怒り心頭の桔梗
と、そこに、侍どもの手を襲って「ノミ」が飛ぶ!
フスマの陰から現れたのは――隻腕の彫り師・弥勒万斎
どうやら彼は、この侍たちと関わりがあるらしい。
特に、その隻腕に関して。
――戦闘へ。

〜侍ども、本日2度め、今度は本気でぶっちめ中〜

かつて、面売りの露店で、彼らに因縁をつけられ、腕を落とされたという弥勒
彫り師である彼にとって、「命」とも言える腕を斬られたことは、
身体の痛み以上に痛恨だったことだろう。
そのため、復讐の機会を狙っていたのだが――、
彼らのあまりの情けなさに、殺す気も失せたという弥勒は、
侍どもを茶屋から放り出す。

そんな彼を、「鬼」として鬼道衆に引っ張り込む桔梗
さらに、これではあまりに無念だろうと、
息を引き取ったお葉の、三味線にこもった<陰の念>を使って、
「復讐」をさせてやる――みたいなことを言う。
その行動に危惧を抱きつつも、お葉の亡き骸を前に、何も言えない遼次郎であった――。


今回は打って変わって短かっ(笑)!
シナリオ自体が短かったんですね、どーも。
そして、ラストは「陽」編でのお葉さんシナリオの「前日談」なんですね。
それにしても弥勒は、「仕事人」してる――(笑)。

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