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真・Water Gate Cafe

外法帖放遊記

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第拾八話「血契(ちぎり)」
なぜだか、早朝から、天戒といっしょにお山の散歩の遼次郎
途中、迷い出てきた狐をきっかけに、
「化け狐と恐れられたり、一方では稲荷の使いと言われたり」
などと、狐談義。――ナニこれ?

九角屋敷。
改めて、今までの行動の目的を確認する天戒
江戸の霊場を荒らすことで、江戸全域の霊的防御力を弱めるのが、その目的である。
大蛇の小石川しかり、お葉の吉原しかりだ。
そして今回は、「北にうねりあり」という桔梗の占いにより、
北方の小塚原刑場に向かう一行。

刑場への道中、骨董品店に寄る、と言い出す九桐
「ならば、二手に分かれるか――」と考え、同行する遼次郎
と、「罪人の子供から金をダマし取る計画」を話す浪人どもの姿が。
どうやら、翌日の刑場で処刑される男だということらしい。
だが、ソイツらとはすれ違うのみで、遼次郎たちは気がつかない。

到着した如月骨董品店の店内では、
その噂の主らしい、兄と妹らしき子供たちふたりが、刀を売っている。
「銘刀である」として、喜んで買い取る、店主のジイさん
しかし、傍目から見ても、どー見てもタダの刀にしか見えなかった。
なぜ買い取ったのか、と聞くと、子供たちの身の上話を始める店主のジイさん
なにやら、ワケありの父親を助けるために、お金が要るらしい。

その店主の勧めにより、王子稲荷へ寄るふたり。
そこで、店にいた子供たちの、男のコの方に会う。
「父ちゃんと、妹を、助けたい――」
店主の態度といい、どうやら彼らの父親は、単なる罪人というわけではなさそうだ。
子供たちの気持ちに応えるためにも、事実を改めるべく、調査を開始。
――なんだか、鬼道衆らしくない行動かも……とか思いつつも。

子供たちの父が捕まっているであろう番屋に来てみると――、
骨董品店のジイさんと、あのふたりの子供たちが。
どうやら、父親に会わせてくれと、直訴しに来たようだ。
だが、「規則」をタテに断わっている役人は――なんと、あのホモ……いや茂保衛門だ。
こいつが遼次郎の脳裏からデリートされることは、
たとえ七度生まれ変わったとしても、ありえまい(笑)。

それはともかく(笑)、子供たちのあまりのしつこさに、キレそうになる茂保衛門
話がこじれそうになったので、割り込む二人。
茂保衛門、捕り手を呼び、戦闘へ――。

〜勝てるわけねーだろの木っ端捕り手ども〜

彼らを江戸の「鬼」と知り、あわてて逃げ出す茂保衛門
子供たちを父親に会わせてあげると、
どうやらその男は、「役人斬り」の冤罪を、金と引き替えに「負わされた」らしい。
それとて、騙されてのことに違いあるまい。
しかし、ヘタに脱獄して、子供たちにも被害が及ぶといかんと、居残る父親。
だが、どちらにせよ、その子供たちも狙われているのだ――。
その場は引き上げる一行だが――。

鬼哭村にて、作戦会議。
その親子の「ウラミ」を利用せんとする嵐王の作戦は――、
いかに「鬼」にも理解のある遼次郎といえども、さすがに受け入れ難く、怒りの却下。
それは、天戒もまた同意見だ。
鬼道衆ともあろうものが、義賊の真似事はどーか」
とわめく澳継クンを諭して、
「幼子が犠牲になるような世の中を、我々は決して認めたりはせぬ!」
という天戒の断により、父親の救出行、決定。

……昔の天戒なら、「――犠牲にするような幕府の行為は許せん」ということで、
「処刑の妨害」が優先名目だっただろうに。
鬼道衆の理念も、少しく変わってきているようだ。
そこに、遼次郎の加入が、どう影響しているものなのか――。

作戦決行当日。
「気になる点」として、桔梗の吉原での「作戦」失敗の原因となった、
「龍閃組」の話題が。
そして、そのなかのひとり、「美里藍」と、「菩薩眼の娘」の関係も――。
急ぎ、調査を……と言う嵐王と、
連中とは、どうせ何度も会いそうだし、まずは目の前の事件を――
と言う九桐とが、いささか対立気味。
この辺も、鬼道衆の理念が変わりつつあるがゆえの混乱か。

そこで天戒は、まずは時間のない救出行をいつもの実働部隊に命じ、
一方で、対立組織の台頭により、激しくなるであろう戦いに備え、
嵐王には新兵器の研究・開発を急がせる。
さすがは頭目、あわてず騒がず、見事な裁き。

で、まずは子供たちの身を保護するべく、彼らの居そうな王子稲荷へ。
と、かわりに見つけた「龍閃組」
よせばいいのに、九桐が「ご挨拶」に向かう。
遼次郎が苦笑する。
「あのとき」の九桐は、こーいう理由でやってきて、ただ素通りしていったのか……。
だが、その苦笑の意味は、周りはもとより、自分にさえわかりはしない。

ともあれ、肝心の子供たちは見つからず、骨董品店に行ってみる。
すると、子供たちは、先に刑場へ向かったという。
あわてて自分たちも向かう。

刑場にて、子供たち発見。
――と、桔梗の懸念通り、兄ちゃんの方が、「早まった行動」に。
「父ちゃんは悪くないんだ!」
役人に食ってかかる兄。気色ばむ番役。ヤバい――その時!
忍装束の、謎の男――《影》、登場。
突如、刑場に鳴り響く雷鳴。
これは、彼の《力》なのだろうか――?

「君たちの父は、必ず助ける」
《影》は、子供たちに約束し、遠くへと逃がす。
そして、そのどさくさまぎれにと、救出部隊の一行は刑場に潜りこまんとするが、
そこに現れたのは、「服部半蔵」と呼ばれ、役人たちに信頼されている、
――
ちょっと待て。服部半蔵といったら、「半蔵門」にその名を残す、
稀有な働きをした忍びの頭目の名前だろう。
猿はないぞ、猿は。
いちおう、忍び装束を着ているところが、なおさらバカにしとる。
ていうか、こんなの信頼するなや、番役ども。
本物の半蔵が、草葉の影で泣いてるに違いない。
太閤秀吉あたりも、いっしょに怒っているかも。
澳継クンのため息(笑)とともに、力の抜ける戦闘へ……。

〜猿はやっぱり猿。〜

《陰氣》の塊だという「半蔵」は、現世に体を保持できず、消滅。
逃げ出す番役ども。
父親を磔から助け降ろす一行。駆け寄る子供たち
だがその父親は、番屋にすべてを話すという。
「幕府にも、信ずべき者はいるはず――」
彼の信念を尊重し、引き上げる一行――。

と、帰りの山中にて、あの《影》を名乗る忍者に会う。
忍び装束を解いた彼は、水も滴るとはこのことかという、総髪の美青年で――、
しかも、あの如月骨董品店の店主だという。
あのジイさん姿は、変装だというのだ。
思わず桔梗が、「大事件だよ!」と叫ぶほど驚く一行(笑)。
そらそうだ、ギャップが……。
「奈涸(ながれ)」と名乗った彼は、以後、手を貸すことを約束して、消える。


後のインターミッションでの、如月骨董品店
美男子バージョンの「奈涸」が店に出てる――!
う、潤いがーー(笑)!

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