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今夜のおかず 2000年5月

オオジシバリオオジシバリ
「おまけ」4月に見つけた花2000.5.11(12-3月に見つけた花も)へ今年の4月の新しい花その7!

2000年5月31日(水)料理人C

ミルク・じゃがいもスープ
豚スペアリブ焼き
かに玉
ご飯
ヨーグルト


十数名と市役所を訪ねて話を聞いてもらう。気がつくといつのまにか女たちを仕切り、男と喧嘩しているわたし。性格は一匹狼ではなかったか。



2000年5月30日(火)料理人A

ひじきご飯
鶏レバーとピーマンの炒り煮
豚小間とほうれん草の炒め物
千切り大根の味噌汁

仕事を届けた帰りに映画「アメリカン・ビューティ」を見るも超つまんなかった。帰ってみると、1日でマンション住民ほぼ全員の署名が集まっていた。主婦たちのすごい行動力。



2000年5月29日(月)料理人A

豚肉と茸の生姜焼きのサラダ菜添え
きびなごの紫蘇巻き天麩羅大根おろし添え
胡瓜のぬかづけ
葱と豆腐の味噌汁
竹輪とミニトマトとカマンベールチーズのつまみ


ご近所数名で町内の市議会議員を訪ね、役所の担当課に話を仲介してもらう約束を取りつける。嘆願書の署名用紙をパソコンで即席で作って、明日じゅうに手分けして署名を集める。



2000年5月28日(日)料理人D

やきそば(キャベツ・人参・玉葱・豚小間)
トマト


越して来たときはキャベツ畑でモンシロチョウが飛んでいた裏の敷地にマンションが建つ。それはいいのだが、隣接して90台収容の3段式駐車場が出来るというので大騒ぎ。きょう初めての説明会が開かれたが、設計の全面変更を求める。はてどうなることやら。うちは車を持たないが不便を感じたことがない。都会ではバスと電車とマイ・チャリさえあれば十分である。



2000年5月27日(土)天狗料理人X

大根のみそだれサラダ
かつおのたたき
サイコロステーキ
ネギトロ丼
たぬき饂飩
茄子と胡瓜の漬物
ほかいろいろ


引越し手伝い。50年間に積もったごみや埃というのはたいへんなものである。人間も物もガラクタ同然だが、捨てるにはエネルギーが要る。



2000年5月26日(金)料理人A

鮭の焼き魚
浅蜊の味噌汁
ご飯
野沢菜の山葵漬
水餃子
トマト
アイスチョコボール




2000年5月25日(木)料理人C

煮豚
カツ丼
胡瓜とキャベツのサラダ
アイスチョコモナカ

今日はもりもりだくさん。<present for you>に「裸子が岡へ」関富士子、〈詩〉に「女友達」関富士子、「欠点」「旅」豊田俊博、〈詩を読む〉に「体験を内実化するということ 渡辺洋『白日』(書肆山田)を読む」須永紀子、〈雨の木の下で〉に「少年の経歴」関富士子、をアップしました。ゆっくりお楽しみください。紙版no.16できましたが、発送は6月に入ってからになりそうです。しばらくお待ちを。



2000年5月24日(水)料理人A

豚しゃぶサラダ(たまねぎ・ピーマン・ミニトマト・胡麻ドレッシング)
茹でブロッコリー
茸ビーフン(ブロッコリーの茎和え)
真鱈の煮つけ
わかめと卵のコンソメスープ
チョコモナカアイス


スイカズラが満開である。昨日も今日も森へ行った。



2000年5月23日(火)料理人A

鶏ささみのフライのサラダ菜添え
シーフードお好み焼き(キャベツ・帆立・烏賊・海老・卵・小麦粉・鰹節)
蕪の手もみ漬け
筍人参ご飯
ほうれん草のお浸しの鰹節添え
トマト


毎日毎日子どもたちが殺し合う。わたしの子どもが人を殺す。あるいは殺される。監禁されていた少女は「どうしても生きたかった。」と言った。



2000年5月22日(月)料理人A

牛丼(牛小間・白滝・玉葱・生姜・卵)
びんちょう鮪の刺身
筍の土佐煮(わかめ・鰹節)
グリーンボールの漬物
豆腐と油揚げの味噌汁
お魚ソーセージと胡瓜の千切りサラダ




2000年5月21日(日)料理人D

鶏からあげ
そうめん(かに風味蒲鉾・胡瓜・トマト・卵焼き)
中トロの刺身




2000年5月20日(土)料理人B

蕪の茎と油揚げの炒り煮
ご飯
酢だことわかめの酢のもの
トマト
海苔明太子
豆腐とわかめの味噌汁


COLOURの会に3か月ぶりに出席。始まる前に藤富さんとベンチで打ち合わせ。再校を受け取る。残りのイラストを渡し、カバーの紙の質を変更する。山田京一郎さんの担当で、豊田俊博さんの遺稿の残りを読む。50篇近く。ずいぶん集めたものだ。山田さんご苦労様。5月1日だった。早くも一周忌が過ぎたのだ。



2000年5月19日(金)岡埜鮨板前X

握り鮨
つまみいろいろ
アメリカンチェリー
西瓜


詩学合評。宮地智子さんが復帰した。寂しかったよ。張りのある声で大橋さんに断固反論。嬉しくて思わず肩をたたいた。よし、あと半年なんとか頑張れそう。



2000年5月18日(木)料理人C

チーズと卵と玉葱のミルクスープ
卵の味噌汁
トマト
オニオンスライスの鰹節サラダ
チーズと生椎茸のバター焼き
アボガド


<詩>に「深まる秋」(豊田俊博)<雨の木の下で>に「住所録を整理しました」(三井喬子)「天国と極楽展・朗読フェスティバル」感想(関富士子)〈prezent for you〉「記念写真」〔関富士子〕をアップしました。



2000年5月17日(水)料理人A

鶏ひき肉と隠元のいためあんとじ
鯖の押し鮨
卵の味噌汁
トマト
オニオンスライスの鰹節サラダ
チーズと生椎茸のバター焼き
アボガド


次号vol.17に登場の布村浩一さんからテスト原稿が届いた。進歩が早いですね。ワープロ専用機からDOS変換してフロッピィに入れれば、パソコンで開くことができる。パソコンとの互換性ができるので、データを無駄にしなくて済むというわけ。よかったよかった。



2000年5月16日(火)料理人A

豚ヒレカツのキャロットグラッセ添え
びんちょう鮪の刺身の大葉添え
ご飯
目玉焼き
豆腐と小葱の味噌汁
牛蒡の土佐漬け
蕪の手もみ漬け




2000年5月15日(月)料理人A

しゃぶしゃぶサラダ饂飩(レタス・胡瓜・豚肉・饂飩・小葱・山葵・つけ汁
鶏肉のトマト煮
だし巻き卵の大葉添え
大根の葉と油揚げの味噌汁
ヨーグルト
バナナ


六本木で藤富氏と詩集のうち合わせ。初校を渡す。二人であれこれ悩んで紙を決める。カバーのイラストを渡す。いとう企画でイラストやあざみ書房のHPのことなどを話す。



2000年5月14日(日)料理人D

ケンタッキーフライドチキン
肉まん
ご飯
レタスと胡瓜のサラダ
アップルタルト


詩集の初校が出て、あとがきを書く。早いね。どうしよう。いよいよ観念しなければならない。



2000年5月13日(土)料理人B

キャベツと豚小間と生姜の炒め物
春雨とえのきだけと唐辛子のスープ
ご飯
白キムチの白菜漬け
鯖の焼き魚
アイスバー




2000年5月12日(金)料理人A

チンゲン菜とエリンギと鶏肉と大蒜の炒め物
豚のスペアリブの焼肉ブロッコリー添え
茄子とベーコンの炒り煮(料理人C)
葱と油揚げの味噌汁
白菜キムチ入りおむすび
ヨーグルト




2000年5月11日(木)料理人C

チャーハン(韮・ハム・卵)
鶏団子スープ(鶏挽肉・玉葱・コンソメ)
レタスと胡瓜とゆで卵のサラダ(醤油ドレッシング)
バナナ
チーズケーキ


<詩>に「原っぱ」「家族」(豊田俊博)、<詩を読む>に「古内美也子詩集「黄金週間」を読む」(桐田真輔)をアップしました。<おまけ>に4月に見つけた花その7をアップしました。



2000年5月10日(水)料理人A

鮭のムニエルの人参のグラッセ添え
胡瓜と玉葱とお魚ソーセージのサラダ(かに風味サラダベース)
ご飯
卵入りコンソメスープ
白菜と胡瓜と茄子の漬物
蒲鉾の明太子クリーム添え
加賀のあんころ




2000年5月9日(火)料理人A

豚小間と韮の炒め物
ケンミンの焼きビーフン
ご飯
ポテトサラダ(ゆで卵・胡瓜・玉葱・チキン・ワインビネガー・マヨネーズ・ほかスパイスいろいろ)
抹茶アイス
小松菜と豆腐の味噌汁


back number のもくじファイルが重くなっていたので二つに分けました。まだ重いかな。30KBですが小さい画像ファイルがたくさんあります。「軽い」という感じはなんKBぐらいまでなんでしょう。テレビ回線でダウンロードしているとその辺がよくわからない。場所も変わっています。本誌本体のうち、highwayにおいてあったback number vol.1-11はinterqに移動しました。vol.12-16まではniftyでこれは変わりません。ふろくの「関富士子の作品」ファイルもinterqに移しました。6月いっぱいはhighwayにもおいておきますけど。ファイルに直接リンクしている方はお手数ですが変更をお願いします。



2000年5月8日(月)料理人A

牛肉と玉葱の炒め物
卵と小葱のお吸い物
ばってらの混ぜ寿司
胡瓜と鶏ささみと人参の千切りサラダ、胡麻ドレッシング
蒟蒻ゼリー
柏餅


ようやくhighwayからinterqへの引越しが完了した。あちこちリンクの不備が多くてごめんなさい。だいたいOKだとおもいますが、not found のファイルがありましたらお知らせください。



2000年5月7日(日)料理人D

鰆とハムの包み揚げ
焼き餃子(冷凍)
トマト
ご飯
明太子
白菜キムチ





2000年5月6日(土)料理人B

鶏手羽と玉葱と小松菜のミルクスープ
胡瓜と竹輪と鮭しらすふりかけの混ぜ鮨
稲荷寿司
太刀魚のオリーブオイル焼き
ローストビーフ
トマト

<詩を読む>に「ダイアン・ディ・プリマ「1955年感謝祭のためリスト」を読む」(中上哲夫・関富士子)<雨の木の下で>に「天国と極楽展・朗読会フェスティバルの感想」(桐田真輔)をアップしました。



2000年5月5日(金)料理人A

鶏のから揚げ
ローストビーフ
レタスと胡瓜とミニトマトのサラダ
握り鮨(穴子・鯵・鮭・さより・いくら・雲丹)
苺のケーキ
ナタデココとマンゴーのパンチ


桐田真輔さんが、さっそくもみの木画廊の報告を書いてくれました。桐田さん、ありがとう。明日アップします。ほかの方もぜひどうぞ。4月に見つけた花、30ファイルアップしました。



2000年5月4日(木)料理人A

鮭のムニエルのミント添え
トマトとオニオンのサラダ(パセリのみじん切りとホワイトソース)
大根と烏賊の煮物
白キムチの白菜漬け
ご飯
焼き蕎麦
揚げシューアイス
オレンジ


<詩>に「黒い海岸」「渚・なぎさ・ナギサ」(三井喬子)「訪問」(豊田俊博)をアップしました。



2000年5月3日(水)東京自由が丘やるき茶屋料理人X

刺身の盛り合わせ
豚鍋
つくね
その他いろいろ

恒例のもみの木画廊朗読会。2部構成で5時間の長丁場だったが、バラエティに富んでいて楽しみました。2次会でネット関係の詩人たちと話が尽きない。あまり会わないのに、互いのことをよく知っているような気がして親密感がある。不思議な関係である。朗読会の感想などありましたらにお送りください。



2000年5月2日(火)料理人A

ピーマンと豚薄切りの中華風炒め物
ニラ玉汁
子持昆布の佃煮
胡瓜のぬかづけ
焼きさつま揚げの大根おろし添え
フルーツゼリー


メールアドレスが変更になりました。どうぞよろしく。mailraintree@sun.interq.or.jp 関富士子



2000年5月1日(月)料理人A

鶏牛蒡ピラフ(冷凍)
トマトサラダのオニオン添え
カマンベールチーズ
コーンスープ
フルーツゼリー

ナミアゲハ
ベランダで羽化したナミアゲハ




いつもたくさんの詩誌・批評誌、詩集をありがとうございます。ネットのみなさまにも、どんなものが発行されているのかお知らせします。詩はいつも読者を求めています。読んでみたいという方は、遠慮なく発行者に注文してください。残部があれば喜んで送ってくれます。住所はたいてい現代詩手帖の年鑑(12月号)に載っていますが、関にメールをくださればお教えします。
もどうぞよろしく。
購読のご案内
 紙版 no.1-15をご希望の方はメールでお知らせください。(各80円+送料)

 寄贈詩誌など 敬称を省略させていただきました。 2000年4月 

「00」 11 木村るり子
「COAL SACK」36 鈴木比佐雄
「詩学」5月号 篠原憲二
「GANYMEDE」18 村永美和子
「音響家族」 12 小池昌代
「地上」 27 布村浩一・北沢十一
「出来事通信」 11 布村浩一
「ミて」 vol.8 坂輪綾子
「あにまるラヴ」 5 やまもとあつこ
「くり屋」 5 木村恭子
「ガーネット」 30 嵯峨恵子
「索」 21 倉田良成
「立原道造記念館」館報 13号 田中清光
「断簡風信」149 桐田真輔
「ペッパーランド」20 水野るり子
「トビヲ」 20 川口晴美
「gui」59 奥成達
「ポエームTAMA」 73 池田實
「しっぽ」3 山本テオ
「犯」 20 山岡遊
「或る」ギャラリー 中川肇
「PIGEON POST」 7 山谷真名
「結婚式場」 10 伊名康子
「グッフォー」 33 水出みどり
「鰐組」 172 荒川みや子
「のわる通信」 入山幸子
 寄贈詩集・詩論など 敬称を省略させていただきました。 2000年4月 

大聖年』 岩崎直哉 私家版 

伊藤勝行詩集』 伊藤芳博 日本現代詩文庫 土曜美術社
わたしの父と同年生まれの、詩人としても教師としても父親としても、まっとうな人のまっとうな詩である。伊藤芳博さんの解題がある。
「父の詩を読んでいて驚かされるのは、その発想の自在さである。飛躍、連想の妙とでも言おうか、詩の展開におけるこころの移動が時間的にも空間的にも自由になされる。」
親子二代で詩人であるというのはさてどんな気持ちだろう。詩には良き父がいて、解題には理解ある息子がいて、二人の葛藤は微塵も感じられない。父のほうの詩人がその父親を描いた「虚実の斧」に共感するのは、わたしが家という縛りに苦しんだ最後の世代だからか。
そこには子どもの<わたし>がいない
 わたしはどこにいたのだろう
 悲鳴も叫びも発しないで
」(「虚実の斧」より)


ふんふん帽子』 石川清文 そうぶん社

「ふんふん帽子」を小粋に被った詩人はなんと愉快な詩を書くのだろう。わたしは詩集を読みながら何度も声に出して笑わずにはいられなかった。

ジェリー君ゼリーはいかがかね
トムちゃん寝小便はだめです
ゼリーをいただこう
ママごめんなさい
よしこ君二行目から読んで
読めません
ゼリーをいただこう
ママごめんなさい
何を言うか読め
ジェリー君よしこちゃんのお母さんは何という名前だっけ
ゼリーをいただこう
わたしの顔にゼリーをかけるな
 (「ふんふん帽子」部分)

 この行のシャッフルのしかた、どたばたのテンポは案外修練を積んでいそう。ふんふん鼻歌をやりながら、町を散歩している。

あ リス
東京の有栖川公園の一角で
アリスという名の女の子が声を出した
(「おまじない」)

なんて駄洒落を飛ばしている。全体の印象はのんびりおおらかだが、案外皮肉がしのばせてあって、随所にくすっと人をくすぐる芸がある。

私は立派な馬鹿だ。
私はもはや一流だ。
地上波が流れるように詩が湧く。
下手だ下手だ下手な
詩が湧いてきてしょうがない。
(「或る馬鹿について」)

 あなたの詩が下手でもなんでも、わたしを楽しませてくれてありがとう、石川清文くん。


 
犬の劇場』 香川紘子 tubuあざみ書房
生きとし生けるものへの愛がいっぱい。香川さんの健やかな精神に感じ入る。フジトミヤスオ絵の「ぶよぶよの犬」も大好き。

世界苦

病院の前庭の芝生で
ドクトル・パグが
深刻な表情で腕組みをしていらっしゃいます
−−きみ このぼくの顔はだね
  幾世紀にわたって刻まれてきた
  世界苦のプレパラートなのだよ



摩詞のまか』 水根たみ tubuあざみ書房
COLOURの会で10年来ご一緒している水根さんの3冊目?の詩集。でも、こんな折句詩を作っていらっしゃるとは知りませんでした。今度に載せさせてえ。

あ段

朝を洗う断髪の女
傾斜する椅子

いきなり携帯電話のべる
精密な息切れを感じる

海でもなく山でもなく
二つの星の間の昼

鋭利な潮風
帽子を飛ばされる

音を拭く
黄色い海


(藤富保男氏の帯文より)
「詰め詩」という言葉があるとすれば、まさに水根たみの場合に相当する。彼女がさす凝縮の一手は、読む者の裏をかく。その鋭いペンは直喩を使わないことにあるといってもよい。



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