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 栄養素・食品データ【ビタミン】 
イノシトール
2013.05.25 (Sat) 23:50
【性質・事実】
水溶性。
ビタミンB複合体のビタミン様物質。
摂取勧告量は規定されていない。
【所要量】
規定無し
一般的な摂取量は250〜500mg
【上限】
規定無し
【働き】
血中コレステロール値を下げる。
髪を健康的にする。
抜け毛を防ぐ。
湿疹を予防する。
体の脂肪を再分配する。
脂肪とコレステロールを代謝する。
コリン同様、脳細胞に栄養を与える役割がある。
神経伝達物質のシグナルを伝える。
鎮静効果を生み出す。
【供給源】
レバー、ビール酵母、白花豆、牛の心臓
カンタループメロン、グレープフルーツ、レーズン、無性精糖蜜
小麦胚芽、レーズン、ピーナッツ、キャベツ
【欠乏症】
湿疹
【毒性・過剰症】
毒性は知られていない
【サプリメント】
殆どのビタミンBコンプレックスのサプリメントには、
コリンとイノシトールが含まれている。
【他の栄養素との関係】
コリンと結合してレシチンを合成する。
コリンとイノシトールの摂取により、ビタミンEの効果を高める。
【注意事項】
水、サルファ剤、エストロゲン、アルコール、コーヒーで失われる。
【備考・補足事項】
コーヒーを大量に飲む習慣があるのなら、サプリメントを摂る必要がある。
血中のリンの量を高めると考えられるので、キレートされたカルシウムを
摂るようにした方が良い。
参考文献
「Earl Mindell's VITAMIN BIBLE -For 21Century」 Earl Mindell著 (小学館)
「健康・栄養 -知っておきたい基礎知識-」 独立行政法人 国立健康・栄養研究所(第一出版)
「ビタミン・ミネラル革命」 山田豊文 著 (総合法令)
「健康・栄誉食品事典(2006−2007 改訂新版)」 奥田拓道 監修(東洋医学舎)
「食品・栄養・食事療法事典」L.Kathleen 他48名 著 /日本語監修:木村修一・香川靖雄(産調出版)
◆ 各種ビタミン
ビタミンA (レチノイド)
ビタミンB1 (チアミン)
ビタミンB2 (リボフラビン)
ビタミンB3 (ナイアシン)
ビタミンB5 (パントテン酸)
ビタミンB6 (ピリドキシン)
ビタミンB8 (イノシトール)
ビタミンB9 (葉酸)
ビタミンB12 (コバラミン)
ビタミンC (アスコルビン酸)
ビタミンD (カルシフェロール)
ビタミンE (トコフェロール)
ビタミンF (不飽和脂肪酸)
ビタミンH (ビオチン)
ビタミンK (フィロキシン)
ビタミンP (フラボノール類)
ビタミンT
ビタミンU
コリン
PABA (パラアミノ安息香酸)