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「おまけ」12月に見つけた花 12月に見つけた花

関富士子の閑月忙日 2002年 12月

 12月25日(水) "rain tree"更新のお知らせ

メリー・クリスマス021225<詩>に、山本楡美子、
目の贈り物 縦組み横スクロール表示 プリントアウトできません目の贈り物目の贈り物 縦組み縦スクロール表示 プリントアウトできます目の贈り物 横組み縦スクロール表示
魚の類――父へ 縦組み横スクロール表示 プリントアウトできません魚の類――父へ 魚の類――父へ 縦組み縦スクロール表示 プリントアウトできます魚の類――父へ 横組み縦スクロール表示
<雨の木の下で>に、山本楡美子、
デニーズ・レヴァトフ氏の詩を訳して
読書室にて
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vol.25の山本楡美子特集は今日で終わります。山本さん、緊張の2か月だったことと思います。ほんとうにありがとうございました。

"rain tree"においでのみなさま、今年もご愛読ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

 先日、近所の大学のチャペルで40分の小さなクリスマスコンサートがあった。小さなリコーダーオルガンや巨大なパイプオルガンを伴奏に、ボーイソプラノのようなカウンターテナーの独唱である。バッハの「クリスマス オラトリオ」、ヘンデルの「メサイア」などを聞く。せわしい年の瀬の束の間のひととき。なんとなく祈りたい気分になる。

 12月18日(水) "rain tree"更新のお知らせ

昼の月<詩>に、山本楡美子、ある暗さ 縦組み横スクロール表示 プリントアウトできませんある暗さ ある暗さ 縦組み縦スクロール表示 プリントアウトできますある暗さ 横組み縦スクロール表示
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 "rain tree"にお越しのみなさま、現在関のキャパシティがいっぱいいっぱいで、BBS GardenPartyを停止しています。申し訳ありません。山本楡美子さんの「うたつぐみ」抄は25日まで更新します。少しずつでも詩集が編まれていくのがうれしいです。



 12月11日(水) "rain tree"更新のお知らせ

コサギ(小鷺)のランチタイム021124 気ぜわしい歳の瀬ですね。みなさんいかがお過ごしですか。
<詩>に、山本楡美子、真夜中に 縦組み横スクロール表示 プリントアウトできません真夜中に 真夜中に 縦組み縦スクロール表示 プリントアウトできます真夜中に 横組み縦スクロール表示 をアップしました。








 12月9日(月) ストレス解消

 たまに外出すると、世の中は腹立たしいことばかりである。電車の中のケータイ電話から始まって、足を踏まれたり濡れた傘を押しつけられたり。仕事先へ赴けば、理不尽な原稿の書き直し、無理を承知の締め切り短縮に泣かされる。忘年会に呼ばれて飲めば、酔っ払いの失礼千万なセクハラ、などなど・・・。
 利害が絡んだ相手に、感情をそのままぶつけるわけにはいかない。ぐっと我慢をすると、胸のなかに行き場を失った、反発、不快感、怒りが渦を巻く。そんなとき、みんなはどうやってストレスを解消しているのだろう。
 わたしの場合、だれかに話をきいてもらわなければ気が収まらない。しかし、だれかれかまわずというわけにはいかない。相手は気心の知れた女友達がよいが、たいていは家に帰って娘に話す。
 どこそこでこんなやつにこんなことを言われた、あんなことされた、ひどいよねー。悔しい。許せない。あいつにこんな言いがかりつけられた。反論しようとするとしつこいとどなられた。納得いかない。周りの人は知らんぷりだよー。
 興奮醒めやらずに話していると、娘はおもしろそうに笑っている。そうだよねー、そいつらって、馬鹿じゃん、アホじゃん、間抜けじゃん。
 娘がそう言ってくれると、わたしの胸のつかえがすうっと降りるのがわかる。話しているうちに、自分の行動が客観化されクリアーになる。なんでこんなに腹を立てて地団駄踏んでいるんだろう。ばかばかしいことである。他人にとっては笑い話だ。こんなことにこだわっていないで、お風呂に入って寝ようかね、という気になる。聞いてくれる人がいるというのはありがたい。

 12月4日(水) "rain tree"更新のお知らせ

整列するカモメたち <詩>に関富士子
連作 スネーク通りの11月 28-30(縦組み縦スクロール表示) 横組み縦スクロール表示
山本楡美子詩集『うたつぐみ』抄
漁港行 縦組み縦スクロール表示横組み縦スクロール表示 をアップしました。

 吉原幸子さんが亡くなりましたね。報われない恋愛の苦悩や子への愛を激しく表現した、美しく知的な詩人。新しい女性の生き方を身をもって示し、多くの女性詩人たちの憧れだった。80年代に新川和江さんと、女性会員で構成する詩の雑誌『ラ・メール』を主宰し、私財を投げ打って女性詩人の育成に努めた。わたしは90年代になってようやくこの雑誌を知り、2・3度投稿したことがあるが、吉原さんが選んでくださってうれしかった。廃刊になってまもなく、パーキンソン病に罹られたと伝え聞いた。ドーパミンが不足して筋肉が固くなるという原因不明の難病である。闘病10年。むごいことだった。しかし、今、亡き詩人の胸中を忖度するのは差し控えたい。ただ、ご冥福をお祈りします。


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