戻る
真・Water Gate Cafe

外法帖放遊記

陽……壱話 弐話 参話 四話 伍話 六話 七話 八話 九話 拾話 拾壱話 拾弐話 拾参話

陰……拾四 拾伍 拾六 拾七 拾八 拾九 弐拾 弐拾壱 弐拾弐 弐拾参 弐拾四 弐拾伍 弐拾六

 

邪……弐拾七


第弐拾六話「虚空」

それから三月後――って、またか(笑)!

「刻が満ちる――」

なにやら呟きながら、那智山中を彷徨する比良坂。九角家の墓前へやってきて――

「大丈夫。あなたたちの大切なひとたちは、死にません――」

蜉蝣についての調査を始めんとする鬼道衆ご一行。

(今まで三月もなにしてた!? ――とは、ツッコんじゃいけないのかな、やっぱ)

その一行の耳に、聞き覚えのある、「しわがれた女の声」が――。

外に出てみると、先ほどまで明るかった空が真っ暗で、妖気があたりに満ちている。

そして――予想どおり、蜉蝣登場。

いきなり憎まれ口を叩いたかと思えば、亡者の集う山中にテレポート。

戦闘へ――。

 

〜いまさら、亡者ごときじゃ相手になりませぬ〜

 

自分の術にかなりの自信があったらしい蜉蝣、破られて驚く。

見回せば、元の鬼哭村。幻術の類か。

今度は、直接自分が――と意気込む蜉蝣に、威圧的な口調の男が――。

「ヒトよ――死すべき者よ――」

紅蓮の髪の男――そう、「アイツ」だ!

柳生、宗崇――!)

「前」の出来事は、忘れようとしても忘れられるものではない。

拳に力を込める遼次郎

 

尊大に名乗った宗崇は、いままでの事件の顛末を「解説」する。

いわく、天戒たちが仕掛けてきた「外法」はみなハンパで、

おかげで丁度いい具合に江戸の龍脈を乱すのに役立った――と「礼を言い」、

さらに、真の「外法」――「鬼道」とは、日の本の龍脈を統べる「黄龍の器」を作り出し、

なおかつ自在に操る法なのだと言う。

すべては、自ら「器」になるための、彼の画策した事件だったと言うのだ。

 

そして、鬼道衆さえも、その策の一環に過ぎないということを証し立てるように、

 「嵐王の正体」を、宗崇が明かす。

なんと、嵐王までが、宗崇の部下「是怨(ぜのん)」だったのだ!

おまけに、覆面を脱いだその「素顔」は――、

支奴!?」

思わず叫ぶ遼次郎

 

なんと、仮面の下の素顔は、まごうことなき、あの下町の発明王、支奴だった。

どうりで、BGMが同じだった――って、それどころぢゃありません。

支奴として龍閃組を助け、嵐王として鬼道衆を支援させ、

戦を拡大せんというもくろみだったらしい。

「我ガ名ハ是怨……死ヌガイイ、ニンゲンドモヨ――」

天戒澳継クンの説得にも耳を貸さず、襲い来る是怨。戦闘へ――。

 

〜この時点で、支奴仲間にし損ね、決定ですか?〜

 

勝利した一行。是怨のふところから、白い「珠」がこぼれ落ちる。

すると、彼は「支奴」に戻った。

どうやら彼は、この「陰気の珠」に操られていたものらしい。

他の「珠」持ちのメンバーも、同じクチなのだろう。

だが、事実と手口と対策が知れれば、もはや脅威ではない。

「お前の負けだ、柳生――」

言い放つ天戒

「ふっ……ならば、オレの力を、見せてやろう」

切り返す宗崇

言下に、白く虚ろな塊に――「石化」されてしまう鬼哭村

宗崇が、「気脈」を堰き止め、村の「命」を弱らせた結果――らしい。

だが、なにより大事な、己の護るべき村を「殺されて」もなお。

「ならば、きさまを殺すまでのこと――」

少しも、動ぜぬ――少なくとも、そんな様子は微塵も表に見せぬ――天戒

さすがは首領。弱みをみせず、あくまでも屈せぬ精神力。

しかし。

「ムダだ……お前も死ぬ――」

鬼気を迸らせる宗崇

ああっ、「前」と同じことがっ!?

 と、そのとき!

彼らの間に割り込むように、どこからともなく飛んでくる、団子の串!

「よお、元気だったかい? 鬼道衆――」

 

屋根の上、足元から舐め上げるようなカメラワークで――

龍閃組蓬莱寺京梧、見参!

行進曲ふうにアレンジされた「風詠みて――」のテーマがカッコいい!

 

どうやら、円空上人に、「支奴から目を離すな」と言われていたらしい。

で、尾けて来てみたところ、ここに――と。

なんでも、あの百合センセも、鬼哭村と同じように「石化」されてしまったとのこと。

あの黒蠅翁のしわざとか。

もちろん、たち、他の龍閃組の面々も、やってきた。

今、鬼道衆龍閃組が、共通の「邪敵」を前にして、共闘するのか?

が手を組みし時、恐れるものなどあろうか!

 

「……では、この馬鹿げた問答に、幕を引くとしようか。

それも、たった一撃でな――」

が――あくまでも、圧倒的な自信を失わない宗崇

と、そこに、ウワサの黒蠅翁、現る。

「アノ者――水箭戸遼次郎ノ持ツ≪気≫が気ニカカリマス……」

と、撤退を勧める黒蠅翁

「俺に会いたくば、『崑崙山』を捜すがよい。俺は、そこで待っている。

では、さらばだ――」

黒蠅王の言を容れ、つっかかる澳継クンを電撃であしらって、消える宗崇――。

 

「この村の『呪い』が、そういうこと(気脈云々)なら、簡単には解けな――」

「呪い」の専門家として、心配する桔梗に、

「案ずるな桔梗。奴を殺せば済むことだ。崑崙山を見つけてな」

びくともしない精神力を見せる天戒

「なるほどな、そいつは話が早くていいぜ。俺たちも、そう思っていたところよ」

調子のいいことを言う京梧

「ふ……これも、天命か。宿星の導きとは、不思議なものよ。

――龍閃組、ひとまず勝負は預けるぞ。奴を倒すその日までは、な」

うおおお、天戒京梧の、大画面ツーショットだ!

ここに、龍閃組鬼道衆の最強タッグが、成ったのである!

 

崑崙を捜すのなら、俺の力を貸してやるよ」

そこに、小猿を連れた少年――劉クンが登場。

「子供どうし」ということでか、澳継クンと口ゲンカしたりして、微笑ましい。

そんな中、京梧のキメ台詞。

「……礼は言わねえぜ、鬼の大将。

俺たちは江戸を――お前らは、村を護るため、戦う。

理由なんて、それで充分なんじゃねえか」

京梧らしいシンプルな言葉が、今は胸に染みる。

「ふっ――そうだな」

瞳を閉じる天戒

 

 

「邪」ディスクへと、続く――。

 

 

や、やっと「陽」「陰」の両ディスクが終わったよー!

ラスト、京梧の登場時のテーマがカッコよかったぁ。

サウンドトラック「天之章」では、「血風行」というタイトルが付けられているヤツ。

天戒京梧の大画面ツーショットも感激。

しかし、その天戒京梧ばかりが目立つラストで、

ヒーローとヒロイン……遼次郎の立場は〜?(笑)

わざと、うんと出番を増やした書き方をしてもよかったんですが、

ほら、コレ、ノベルでなくて、プレイ日誌だカラ……。

たぶん、天&京が話を進めている間に、

画面の端っこでラブラブしていたんでせう(笑)。

「また……会えたね」

「うん……会えると……思ってた……」

なんて会話が。

そして、次の章では、ついに陰と陽が一体に!

請うご期待!


陽……壱話 弐話 参話 四話 伍話 六話 七話 八話 九話 拾話 拾壱話 拾弐話 拾参話

陰……拾四 拾伍 拾六 拾七 拾八 拾九 弐拾 弐拾壱 弐拾弐 弐拾参 弐拾四 弐拾伍 弐拾六

邪……弐拾七

戻る
真・Water Gate Cafe