エリサ出発
Nh・ディニ著 (インドネシア)舟知 恵 訳 (現代アジアの女性作家秀作シリ−ズ)
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愛と国籍に揺れる混血のエリサ。オランダ植民地時代の後遺症を残す混沌の社会を背景に、インドネシア女流の第一人者Nh・ディニが描く社会派ロマン。日本翻訳文化賞受賞者の訳出。 「すばらしい文章で女性の真の自立を描く」 ─ 読売新聞 ─ 全国学校図書館協議会選定 【 著者紹介 】 Nh・ディニ( Nh・Dini ) 1936年、中部ジャワのスマラン市生まれ。高校在学中からラジオ・ドラマの脚本を書く。スチュワ-デスを経てフランス人外交官と結婚。離婚後故郷に戻り小説を書き始める。長編、短編ともに母国語であるインドネシア語を使い、女性作家の第一人者と言われている。 |