もっとほんとうのこと
 ― タゴール 寓話と短編 ―
ラビンドラナート・タゴール 著 (インド)
内山眞理子 編訳

( アジアからの贈りものシリ−ズ )
段々社(発行)  星雲社(発売)
本体 1,800円  四六判 184頁
発行日 2002年10月
ISBN 4-7952-6520-8

定価(本体1,800円+税)
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【出版趣旨】

アジア人初のノーベル賞受賞詩人が現代人に宛てた、魂の物語ともいうべき一冊。

孫娘のために書かれた最晩年の遺言的な表題作、樹と対話する「生命(いのち)と心」、世界中で読まれてきた「カブールのひと」など、やさしい語り口のなかに豊かな叡智と癒しをひそませた10編を収録。

インドのビッショ・バロティ(タゴール国際大学)でタゴールの思想を学んだ訳者が、これまで日本で紹介されることのなかった寓話的物語を中心に編み、ベンガル語から訳出した。


【著者紹介】

ラビンドラナート・タゴール (Rabindranath Tagore,1861〜1941)

インド、コルカタ(カルカッタ)生まれ。1913年、詩集『ギーターンジャリ』によって、アジアで最初のノーベル文学賞受賞。神秘的で純粋な詩精神にあふれ、愛と情熱のほとばしる数多くの詩や歌を作り、詩聖と呼ばれる。

さらに小説、戯曲、評論を著し、哲学的思索家であり、教育的信念にもとづく学校を始める。インドとバングラデシュ両国の国歌は、タゴールの作詞作曲である。