レイナ川の家
リワイワイ・アルセオ 著(フィリピン)寺見 元恵 訳 (現代アジアの女性作家秀作シリ−ズ)
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マニラ・トンド地区の川べりの土地をめぐって、中産階級一家と高利貸しの老婆の闘いを描くタガログ語文学の傑作。 「この国の人々の悲しみも誇りも、豊かさや貧しさのありようも、土地や金銭や家族についての感覚も、ほとんど肌で感じることが出来る」 日本図書館協会選定 【 著者紹介 】 リワイワイ・アルセオ( Liwayway A.Arceo ) 1924年マニラ生まれ。19歳の時、短編『 渇いた魂 』で文壇にデビュ−。今日まで数多くの作品を発表し、英・露語など海外でも翻訳されている。脚本家としても長年活躍。フィリピンの国語であるタガログ語で半世紀を書き続けている作家である。 |