何故、音痴になるのか?

マイクを通せば確かに自分の本当の声は解らないかもしれませんが、カラオケのスピーカーから出る音を聞けば、音感の間違いぐらいは気が付いても良さそうなものなのですが・・・
音痴の人は、自分の声が聞こえていないのでしょうか?
それとも、頭が勝手に上手く歌えているように変えているのでしょうか?
そもそも、音痴の人は最初から自分が音痴だと自覚出来ているわけではありません。音痴は、人に言われて初めて自覚できる症状なのです。
何故、音痴は自覚しにくいのでしょうか?
理由は、「自分の声の聞こえ方」にあります。自分の声は耳で聴こえるのではなく、頭蓋骨を通じて聴こえるものですから、他の人が聴く自分の声と自分が聴く自分の声は同じ声質ではないことがしばしばあります。この声の聞こえ方と音感の違いの相乗効果によって、音痴であることが自覚しにくくなるのです。
それでは、どうして音痴になるのでしょうか?
音痴は、感覚的な特徴もしくは肉体的な特徴が大きな原因となっておこります。つまり、音痴には二通りあり、音の聞き分けをする音感が良くない場合と音程は正しく理解しているものの、それを再現できない場合に大きく分けられるのです。
感覚的な音痴は「ド」の音を「ミ」や「ラ」の音と感じとるなど、音感そのものが未発達または皆無の場合に起こります。この場合、楽器を演奏するなどして、音の聞き分けをする能力を身につければ音痴を改善することも可能です。
ただ、大脳の機能不全や耳の機能の異常が原因で音の聞き分けができないケースもあり、この場合は改善するのは難しいとされています。
一方、肉体的な音痴の場合は、音の高さやリズムは理解できているのにも関わらず、声帯の筋力が弱いため思った通りの歌声が出せないことで起こります。この場合は、ボイストレーニングなどをして発声ができるようになれば音痴は克服できるはずです。と言うよりも、感覚的な音痴と比較すると、こちらの方が音痴を直しやすいかもしれません。
いずれにしても、音痴はトレーニングで改善できることがほとんどですから、音痴だからと諦めないで地道に取り組んでみることです。
音感を鍛えるだけでなく、リズム感や滑舌を良くするようなトレーニングをするのも効果的です。
それらは独学でもできますが、できれば音痴矯正の実績が豊富な先生に習うと、効率よく改善できることでしょう。
口コミで人気の「カラオケマイク」ランキング♪
|
・楽天通販からの口コミを元にした情報になります。
・価格等の変動がある場合がございますのでご了承ください。
・詳細につきましては、必ずリンク先でご確認下さい。
・価格等の変動がある場合がございますのでご了承ください。
・詳細につきましては、必ずリンク先でご確認下さい。