本陶芸とオーブン陶芸の費用について
どうかな、ここまで読んでみて「ちょっと面白そうだし、陶芸を始めてみようかな・・・」なんて思った方もいるんじゃないのかな?しかし、一方では
「陶芸って、デザインのセンスとかもいるのかな?」
「昔から手先が不器用なので、自信がない・・・」
「以前、トライしてみたが、イマイチやり方が理解できなかった」
なんて方もおられると思うんだ。
つまりは、
やってみたいのだが、気になるところもあるし・・・
で、実際の所どうなんだろう・・・・
ということなんだろうな。
でもさ、そんなことをいつまでもグズグズ言っていても先には進めないよ。私の経験から物申すなら、「正しい方法を知れば、なんら難しくはない」ということなんだ。
実際に陶芸教室なんかでも、20〜80代までの幅広い年代の方が、もともと陶芸を経験されていた方や、全くの初心者で手先もあまり器用ではないと言われる方まで、様々な方が学びに来ているよ。
最初は、まったく出来なかった基本技術も慣れればさ、ささっと出来ているしね。こんなことは、陶芸に限らず何事において同じだと思うんだ。
私が、みなさんに言っておきたい事は、
「まずは、1歩を踏み出して始めてみる!」ということなんだよ。
本屋に行けば、たくさんの陶芸関連の書籍が並んでいる。それらを参考にしても構わないし、あるいはお友達で造り方を知っている人がいるのなら、教わってみるのも構わない。
どちらにしろ、1度チャレンジしてみるという気持ちが大切なんだ。
そうすると、「あんな作品や、こんな作品もやってみたい!」とドンドン意欲が出てくると思うよ。
でね、実際にやる気になったとしても、やはり誰もが気になるところが、"予算"じゃないのかな? 実は、私もそうだったからね。笑
じゃあ、その点についても少し補足しておくが、
以前、オーブン陶芸という手法を紹介したと思うんだが、忘れた人の為に少しおさらいをしておくなら、 オーブン陶芸とは本格的な陶芸の専門技術を使いながら、焼成の部分は専用の窯ではなく、家庭用オーブンで焼くという方法だな。
これまで、陶芸を自宅でするとなると、専用の窯などの設備を整えるために、道具類なども合わせて、初期費用だけでも最低で20万円以上を必要としたんだ。
この大きな出費が、これまでみなさんを陶芸から遠ざける最大の要因だった訳だが、しかし、オーブン陶芸だと自宅にある電子レンジと一体になったオーブンを使うだけだからね。以下の様な必須の小道具に加えて、オーブン陶土を準備すればすぐにスタートできるのさ。
・タタラ板 ・ワイヤー ・かや ・板 ・ポンス ・カンナ ・ハリ ・木ベラ ・かきベラ ・弓
全て揃えたとしても、5000円で十分お釣りがくるぐらいの予算だろうね。
これらの道具だけで、ロクロ成形以外の全ての技法が使えるからね。電動ロクロなどを買うのは、慣れてからで良いってわけさ。
どうだい?
以前なら、とても敷居の高かった陶芸なんだが、これならとっても手軽に始められるだろう?
陶芸にはお金がかかる何て言うのは、一昔前の話なんだぜ。
今じゃ、財布の事を気にすることなく、みなさんの好きな作品をを存分に楽しめる。
そんなことで、私はオーブン陶芸をみなさんにオススメしているんだよ。
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