盆栽 育てるテクニック|よく見かける質問から2

1回目のQ&Aは、どうだったかな?
今回は、その内容も盛り込みながら、前回よりも更に踏み込んで盆栽を育てていることを前提とした内容にしたいと思っているよ。
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Q:木の剪定後枯れないように癒合剤を使用するといいと書いてありますが、癒合剤とは何ですか?
A:癒合剤とは、木の切り口が乾燥しないようにしたり、切り口から病原菌や虫が入らないように守るパテです。園芸の専門店等で売られていますが、手に入らないようなら、墨(墨汁)で代用することができます。
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Q:一度使った古い土は、別の盆栽に再利用することは可能でしょうか?
A:古い土は固くなってしまい根の呼吸には不向きです。また、土の栄養分もなくなっていますので、再生できないものと考えてください。自然に返してあげるか、街中であれば、不燃ゴミとして捨ててください。(街中で土を捨てると環境問題になるので、不法投棄はやめてくださいね。)
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Q:盆栽の鑑賞の仕方や、ポイントの様なものがあれば教えてください。
A:盆栽は、基本的に真横から見るものです。人間の目線の高さを目安に盆栽を飾ってあげるとよいでしょう。また盆栽には、前と後ろがあります。基本的には、盆栽の前と後ろを理解して観賞すればよいでしょう。
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Q:盆栽にできない素材ってあるのでしょうか?
A:面白い質問ですね。盆栽は、日本の自然で生育している植物を、小さな器の中で育てるものです。そのため元々和名があるような植物でないと、盆栽と呼ぶのは難しいと考えています。外来の植物は、日本の四季のもとで育ったわけではないので盆栽として、育てる事にふさわしくない物もあります。
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Q:土の表面に苔を付けようと考えているのですが、コツを教えてください。
A:盆栽の土の表面に苔を張る場合、器の外にはみ出さないよう注意すれば、ほかにあまり難しい事はありません。あとは、より土と活着をさせるために、ケト土や荒木田土という粘度の高い土を軽く敷いてあげると良いです。あまり、敷き過ぎると、水が通らなくなるので注意してください。
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いかがかな?
こうしてみていくと、盆栽を育てていると、いろんな疑問が湧いてくるものだな。近くに、盆栽家がいればいいのだが、なかなかそう上手い具合にいないからね。
次回は、『盆栽を大切な人にプレゼント』をお送りしようか。
お楽しみに!
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