プリザーブドフラワーってご存じですか?
最近は、生花と違って、枯れなかったり・好きな色を楽しめるという点で、プリザーブドフラワーは大人気だと聞きます。プリザーブドフラワーは、まだ、日本に入ってきて15年程度のものなのですが、フラワーアレンジメントや生け花よりも人気が高く、通信講座やフラワースクールで大人気のレッスンです。
そんな人気の『プリザーブドフラワーを習得する!』という目的を確実に果たすため、
・何からスタートすればよいのか?
・何に注意を払わなければならないのか?
・アレンジメント上手になるための、ポイントとは何か?
・実際に作っていく方法とは?
といった事を中心にこれから随時書いていきたいと思います。
みなさんにも、ぜひプリザーブドフラワーを楽しく上達していただき、日常生活の中に、ひとときの安らぎをもたらしたり、周囲の人にプレゼントする喜びを感じて欲しいと思っています。
『楽しむこと=アレンジメント上手になるための近道』
ですので、あまり肩肘張らずにスタートしていきましょうね。
まずは、「そもそもプリザーブドフラワーって何?」という事についてお話ししなければいけませんね。
造花でもなく、ドライでもなく、生花そっくりなのに水を必要としない不思議な花。
まさに、”魔法の花”プリザービウドフラワーとは、いったいどうやって作られているのでしょうか?
簡単に作られるまでの過程を説明すれば、まずは専用の加工液を用いて一旦お花の樹液を抜き取ります。このときお花の色素も一度失われますが、そこに、長期保存を促す薬品と好みの色素を吸収させ、完全に乾燥させます。そうすると、プリザーブドフラワーが完成するという仕組みなのです。
ちなみに、プリザーブ=preserve、「保存」するという意味なんですよ。
プリザーブドフラワーの発祥は、意外にも新しく1991年にフランスで、ヴェルモント社が切り花を長寿命化させる製法として発表したのが始まりだとされています。
その後、パリの有名フローリスト達によって様々な作品が発表されました。
日本では1993年の国際貿易展にヴェルモント社がプリザーブドフラワーを出展したことをきっかけに知られるようになりました。
当時はほとんどを輸入していましたが、現在では日本でもプリザーブド加工を行うメーカーが増え、日本の花が持つ独特の個性を世界に知らしめるようになったのです。
以上、簡単にまとめてみますと。
プリザーブドフラワーというのは、
(1)専用の過去液でいったん、樹液を抜きとる
(2)自分の好みの色素を吸わせる
(3)色素が定着したら、自然乾燥して完成
という流れで作られるという事です。
これで、あなたもプリザーブドフラワーの製造方法はお解り頂けたんじゃないでしょうか。
次回は、プリザーブドフラワーの面白さについて、もう少し掘り下げてみたいと思います。
では。
おススメの「プリザーブドフラワー専門店」
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