プリザーブドフラワーの魅力とアレンジについて
ところで、みなさんは、プリザーブドフラワーのどんな所に興味を持たれているのですか?「お友達の作品を拝見して!」
「青いバラとか、生花にはない色素敵だから!」
「お花屋さんで見たプリザーブドフラワーがとても綺麗だったから!」
そういった声を私もよく伺います。
そこで今日は、プリザーブドフラワーの魅力についてお伝えしたいと思います。
1、水がなくても美しいまま長持ち
やっぱり水やりのお手入れが要らないのに長持ちというのが最大の魅力ですよね。プリザーブドフラワーには、全く水は必要ありません。というより、むしろ湿気は厳禁。
では、どの位長持ちするかというと、湿度の低いヨーロッパでは、3年程度。四季があり、気候の変化が激しい日本でも最低1年程は美しい姿を楽しめます。もちろん、湿気や直射日光を避けて上手く飾ることが出来たのなら2、3年色落ちすることなく保存することができますよ。
違った言い方をすると、保存期間等を考えると非常に経済的にお得な趣味ということになりますね。それが、プリザーブドフラワーの魅力の一つだと言えます。
2、自然界にない色も自由に!
前回お伝えした様に、プリザーブドフラワーとは専用の加工液を用いて一旦お花の樹液を抜き取りそこに、長期保存を促す薬品と好みの色素を吸収させて作ります。
という事は、染めたい色素の液を選ぶことで、もともとのお花の色がどんな色であっても自由に色を付けることができるのです。
ですから、生花では存在しない様な、
・ブルーのバラ
・パープルのカーネーション
といった事も自由にカラーリングすることが出来るのです。
面白いと思いませんか?
3、贈って喜ばれる!
プレゼントとしての魅力が大きいのも、プリザーブドフラワーがみなさまから支持される一つの要因です。
フラワー関係は、女性を中心にギフトとして贈るととっても喜ばれると思いますが、その中でもプリザーブドフラワーが一番感謝されるのではないでしょうか?
最近の人気の高まりで皆さんが、知っているというだけでなく貰った後も、水やりの手間もいらず、ずっと美しいままに保てるという点でも、ギフトとして優れています。生花だと、そうはいきませんからね。
プリザーブドフラワーを習得された方は、お誕生日や、母の日、友達の結婚式といったシーンがあると、自分の作品を贈ることが多いようです。
趣味と実益を兼ねたといいますか、自分だけでなく、周りの人達にもお花に囲まれた生活を提供できる。素敵な趣味だと思いませんか?
いかがでしょうか?
大雑把ですが、こんなところがプリザーブドフラワーの魅力になると思います。
これで少しでも、プリザーブドフラワーの魅了が伝わればいいのですがね。
プリザーブドフラワーの魅力が理解して頂けたのなら、更に良くプリザーブドフラワーの事を知って頂く為に、今度はそのアレンジについてもお伝えしておこうと思います。
最近は、お花屋さんでもプリザーブドフラワーのコーナーが広く取られて、素敵なアレンジがされていますよね。
ところで、プリザーブドフラワーにはどんなアレンジの種類があるのかご存知ですか? 良く知らないとと言う方の為に、代表的なアレンジについて書いていきたいと思います。
・ポット:
最も基本でオーソドックスなアレンジです。陶器やガラスのうつわにお花をアレンジしていく形です。自分のお気に入りの器を自由に使って、お部屋に飾ったり、プレゼントとしても好き嫌いなく喜んでくれると思います。ポットアレンジが出来る様になると、バスケットやボックスタイプのアレンジにも応用が可能ですよ。
・リース:
素敵なクリスマスリースも、プリザーブドフラワーで作ることが可能なのです。緑色の部分はアジサイを使い、真赤なローズを組み合わせれば、完成。装飾は、松ぼっくり等を使えば完璧ですね。
・トピアリー:
トピアリーという装飾的な形はご存知ですが?もし、初めて聞いた方はYahoo等で検索してみてください。まるで、観葉植物の様で、男性へのプレゼントにとっても喜ばれるみたいですよ。
・和風テイスト:
プリザーブドフラワーに和のテイストを盛り込んだ、今人気の作品です。和食器等にデコレーションをすると、床の間や玄関でとっても映えるのです。
・コサージュ:
フォーマルな席にもふさわしい上品なアレンジのコサージュ。これも、方法さえ知れば簡単に作ることができます。
・ブーケ:
結婚式が終わっても、ずっと家で枯れることなく飾ることができるプリザーブドフラワーのブーケが、最近大人気なんです。ご自身のためだけでなく、友人・親戚の方へプレゼントするととっても感動してくれることでしょう。
・ブートニア:
ブーケと同じお花の種類を使って、新郎のためのブートニアも素敵です。
・フレーム:
最近ウェディグ会場の入口に、必ずあると言っても過言ではないウェルカムボード。そのボードを、プリザーブドフラワーでアレンジすることでとっても艶やかになります。同じ方法で、フォトフレーム等にも応用が可能です。
いかがでしょう?
「種類が多くって、大変そうですね」と思われたかもしれませんが、逆に言えば、たくさんのバラエティーに富んだアレンジメントがあるから、それだけプリザーブドフラワーが楽しめるって事です。
ちなみに、これらのアレンジはすべて下記の“魔法の花“プリザーブドフラワー講座で、実演をしており映像を見ながら、誰でも作ることができますよ。興味のある方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
次回は、プリザーブドフラワーに使われるお花の種類についてお伝えしたいと思います。
おススメの「プリザーブドフラワー専門店」
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